仙台の時間に爪痕を残したジャオ!シュートで光を見せた秋田、東北カップのリベンジならず

ハピネッツ試合結果

東北カップ決勝で仙台89ERSに敗れた秋田ノーザンハピネッツが、再びゼビオアリーナ仙台へ乗り込みました。

今度こそ、前回とは違う秋田を見せてほしい。そんな思いで見始めた9月26日の一戦でしたが、終わってみれば55-81。スコアだけを見ても、かなり厳しい敗戦です。

しかも苦しかったのは、単純なシュートミスだけではありません。仙台の攻撃には次々と違う手が出てくるのに対し、秋田はドライブ、パス、3P、トランジションといった攻撃がなかなかつながらない。東北カップ決勝から何が変わったのかを問われるような40分になりました。

ただ、今日の秋田に良かった部分がなかったわけではありません。

合流して間もないリード・トラビスは10得点、ヤニー・ウェッツェルは13得点。さらにジャオ・バイチンは18分19秒の出場で8得点、フィールドゴール3/5、3P2/3。シュートタッチの良さだけなら、今日の秋田でひときわ目を引きました。

だからこそ、もっと見たかった。

好調な選手をどこまで長く使うのか。トラビスとジャオ、ウェッツェルをどう組み合わせるのか。スミスや岩屋をどう生かすのか。そして、秋田が今シーズンどんなバスケットを目指しているのか。

今日は悔しいです。でも、開幕戦だからこそ見えた課題もあります。ここから秋田がどう変わっていくのか、ブースター目線で追っていきたいと思います。

今日の試合の注目点

  • 東北カップ決勝で敗れた仙台との再戦。秋田がどこまで修正できたのか
  • 加入したばかりのリード・トラビスがインサイドの要として機能するか
  • ジャオ・バイチンのシュートとリバウンドへの対応力を、もっと生かせるか
  • スミス、岩屋を中心に攻撃のテンポを作れるか
  • 秋田が目指している早い攻撃とトランジションが出るか

ここで気になったのは、東北カップ決勝からの変化です。

もちろん、開幕直後ですから、まだ完成していないのは当然です。新加入選手もいますし、欠場者もいました。それでも同じ仙台を相手に、似たような苦しさが繰り返された以上、そこは見過ごせません。

試合結果・速報

9/26(土)B.LEAGUE 2026-27シーズン vs.仙台89ERS@ゼビオアリーナ仙台

Q 秋田 仙台
1Q 16 25
2Q 13 17
3Q 9 23
4Q 17 16
FINAL 55 81

チームスタッツ 秋田 仙台
2P 20/32(62.5%) 17/40(42.5%)
3P 3/27(11.1%) 13/35(37.1%)
FT 6/8(75.0%) 8/8(100.0%)
リバウンド 34(OR8/DR26) 46(OR19/DR27)
スティール 4 5
ターンオーバー 11 8
ポイントフロムターンオーバー 6 16
ペイント内得点 38 34
セカンドチャンスポイント 13 19
ファストブレイク 4 12
ベンチポイント 18 13

数字を見ると、意外な部分もあります。

秋田は2Pを62.5%で決めています。ペイント内得点も仙台の34点を上回る38点でした。つまり、ゴール近辺まで入っていけなかったわけではありません。

それなのに55点しか取れていない。

その理由として最も大きいのが、やはり外です。3Pは27本撃って、入ったのは3本。成功率11.1%では、いくら中で頑張っても相手の守備を広げられません。

そしてリバウンド34-46、ターンオーバー11-8、ポイントフロムターンオーバー6-16という数字も見逃せません。

シュートが入らない日に必要なのは、リバウンドで追加攻撃を作ること。あるいは守備からボールを奪って速い攻撃につなげることです。しかし今日は、そこでも仙台に差をつけられました。

試合内容・ゲームの流れ

1Q 仙台の3Pとカルバーの勢いに押され、16-25でスタート

試合開始直後、仙台のカルバーがいきなり3Pを決めました。

秋田も岩屋がすぐに3Pを返して3-3。ここまでは悪くありません。ところが、仙台のシュートタッチが良い。さらにエルダービッチが秋田の守備を抜き、そこからカルバーへ走るパスが通ります。

タッチダウンパスからエンドワン。

こういうプレーがホームアリーナで決まると、会場の空気は一気に仙台へ傾きます。

秋田はまだ身体が温まり切っていないように見えました。それでも仙台は、東北カップ決勝の勢いが続いているような動きでした。

それでもマーク・スミスがアタックしてゴール下へ入り、6-13。さらにトラビスがパワープレーからミドルをねじ込みます。

トラビスは合流して間もない選手ですが、こういう場面では身体の強さが目立ちます。無理に外へ逃げず、相手に身体を当ててシュートまで持っていく。秋田が欲しかったインサイドの選択肢が一つ増えた感覚はありました。

しかし、カルバーを止めようとしたトロイが3Pへのファウルを取られ、3本すべてを決められます。8-21。ここで点差が一気に重くなりました。

秋田はジャオがリバウンドに絡み、そこからトラビスのゴール下へつなげて食らいつきます。カルバーが返して10-23となった後、ジャオのミドル、田口のフリースロー、スミスのドライブで何とか16点まで戻しました。

ただ、最初の10分で感じたのは、秋田が攻撃を作っているというより、仙台の攻撃を受けながら個人技で返している時間が長いということでした。

2Q ジャオの3Pで4点差まで迫るも、仙台の波を止められず

2Qに入ると、秋田にも少しずつ良い守備が出ます。

赤穂がエルダービッチの3Pを防ぎ、トラビスがゴール下を決める。すると仙台はエルダービッチのダンクで応戦。ここでも、仙台は一本決まった後の次の攻撃が速い。

そして、この時間帯で今日のジャオが光りました。

スミスからノールックパスが飛び、ジャオが3Pを沈めます。25-29。4点差まで戻した場面です。

あの一本は大きかったですね。

相手の守備が少し縮んだところで外から決める。しかも、ただ立って待っているのではなく、ボールを受けてすぐ打てる準備ができている。シュートタッチだけでなく、攻撃の流れに入る姿勢も良かったと思います。

秋田がようやく自分たちの時間を作った。

そう感じた直後でした。

カルバーのドライブ、レイマンの3Pで25-36。仙台が再びギアを上げます。

さらに栗原のパスをレイマンにスティールされ、そのままダンク。27-40。ここはかなり痛かったです。

ミスそのものも痛いのですが、それ以上に、秋田が攻撃の形を作ろうとしている途中でボールを失い、そのまま仙台の得点に変わってしまったことが重い。

秋田はタイムアウト。

前半終了時点で29-42。13点差です。

まだ13点。そう考えられなくもありません。しかし、仙台の攻撃には次々と違う選択肢が出てくるのに対し、秋田は攻撃のリズムが安定しませんでした。

3Q 仙台のバックカットとドライブに守備が後手、9-23で勝負が遠のく

3Qの入りは、今日の試合の中でも特に厳しい時間でした。

カルバーが3Pを決める一方、秋田の赤穂の3Pは入らない。ウェッツェルがノーマークを探してパスを出してもつながらない。

そして仙台は、エルダービッチがバックカット。カルバーがドライブ。

秋田の守備が一歩遅れています。

この守備の遅れは、かなり気になりました。

ドライブを止めようとして中へ寄れば、外が空く。外を警戒すれば、今度はカルバーやエルダービッチがリングへ向かう。しかも仙台はボールを持っていない選手まで動くので、守備側は一瞬たりとも気を抜けません。

秋田はレイマンにファウル3つを付けながらも、そこからフリースローを決め切れない場面がありました。

攻撃でも田口がキャッチしてドライブへ行くのが精いっぱいという時間が続きます。32-52。

20点差。

ここまで来ると、見ている側も少しずつ言葉が減ります。

それでもトロイが意地を見せました。ドライブで得点を返し、何とか食らいつこうとする。しかし仙台は攻撃のバリエーションを次々に出してくる。

最終的に3Qは9-23。38-65で4Qへ向かいました。

この3Qこそ、今日の試合で仙台との差を最も感じた時間だったと思います。

4Q ゾーンも試した秋田、それでも仙台の勢いは止まらず55-81

4Qに入ると、秋田はついにオンザコート1へ。

栗原もアタックしますが決まらず、レイマンには3Pを決められる。ルーズボールを岡島に拾われ、そのままドライブまで許してしまいます。

秋田はゾーンを敷きました。

何とか流れを変えたいという意図は伝わってきます。ただ、仙台も簡単には崩れません。

ウェッツェルがパワープレーで押し込み、トラビスがリバウンドで身体を張る。それでも42-70。

大差がついても、秋田は最後までプレーを止めませんでした。

元田がドライブを仕掛けると杉浦がブロック。岡島には3Pを決められ、岩屋のキックアウトからジャオが3Pを返します。

49-76。

この3Pは今日のジャオを象徴する一本だったと思います。

大差がついた後でも、ボールを受ければ迷わず打つ。そしてしっかり決める。今日の秋田で3Pが2/3だったのはジャオです。

ウェッツェルがドライブを決めれば、岡島がステップを踏んで応戦。最後には片岡にもバンクショットの3Pが生まれました。

最終スコアは55-81。

勝負としては完敗です。

ただ、4Qの最後まで秋田の選手がコートの上で何とか形を探していたことは、次の試合につなげたい部分でした。

スタッツで見る仙台との差 3Pだけでは説明できない

前半の数字でも触れたように、今日の秋田は3P、リバウンド、ファストブレイクで仙台に差をつけられました。

ただ、3Pが入らなかったから負けた、とだけ考えると本質を見失います。

秋田は2Pを20/32、62.5%で決めています。ペイント内得点も38点。ゴールへ向かうこと自体はできていたんです。

問題は、そこへ至るまでの過程と、外が入らないことで生まれた守備側の余裕です。

項目 秋田 仙台 見えてくること
3P 3/27(11.1%) 13/35(37.1%) 外の差が非常に大きい
リバウンド 34 46 追加攻撃で仙台が優位
ターンオーバー 11 8 秋田が3つ多い
TOからの得点 6 16 ミスがそのまま点差につながった
ファストブレイク 4 12 秋田の速い攻撃が出なかった

特に気になるのが、リバウンドとファストブレイクです。

秋田が今季やりたいバスケットを考えるなら、守備で止める、リバウンドを取る、そこから一気に走る。この流れをもっと出したいところです。

ところがファストブレイクは秋田4点に対して仙台12点。

これでは、秋田が狙う早い展開が相手に利用されてしまいます。

さらにリバウンドは34-46。オフェンスリバウンドも秋田8本に対して仙台19本です。

シュートが入らないなら、なおさらリバウンドが欲しい。

ここはチーム全体で、もっと身体をぶつけてほしい部分でした。

一方で、秋田の2P成功率62.5%は悪くありません。だからこそ、今日の敗戦は「攻撃が何もできなかった」と単純化しないほうがいいでしょう。

中へ入る力はある。問題は、そこへ至るまでのボールの動かし方と、外のシュート、そしてセカンドチャンスを作る部分です。

次の試合では、ここに変化が出るかを見たいです。

今日のスポットライト ジャオのシュートをもっと生かしたい

今日、個人的にもっと見たかったのがジャオです。

18分19秒の出場で8得点、フィールドゴール3/5、3P2/3。特に外角のシュートは、秋田の中でも目を引きました。

何より、仙台が勢いを持っている時間でも、ジャオのシュートには迷いが少なかった。

2Qにはスミスのノールックパスを受けて3P。4Qにも岩屋のキックアウトから3P。こういう選手がいるなら、もっと攻撃の中で使ってみたくなります。

もちろん、シュートが入ったから長く使えばいいという単純な話ではありません。

ディフェンス、フィジカル、リバウンド、ファウルトラブル、相手とのマッチアップ。HCにはいろいろな判断があります。

それでも、今日のように外が3/27だった試合で、ジャオが3Pを2/3で決めているなら、もう少しプレータイムを与えて攻撃の幅を広げる考え方はあっていいと思います。

好調な選手を見つけたら、試合の中でその火を消さないことも大切です。

これはジャオだけではありません。

トラビスも10得点、5/8のフィールドゴールで62.5%。合流間もないことを考えれば、インサイドで存在感を出した場面はありました。

ウェッツェルは13得点、6/10で60.0%。7リバウンドも記録しています。

つまり、インサイドには使える選手がいるんです。

トラビス、ウェッツェル、ジャオをどう組み合わせるのか。ここは今後の秋田を考えるうえで、かなり面白いポイントになります。

トラビスは合流間もない中で奮闘

トラビスについては、今日は厳しく評価しすぎなくてもいいと思います。

チームに合流して間もない状態で、いきなり仙台との公式戦。周囲との距離感やスクリーンのタイミング、守備での声かけなど、すべてが完全に噛み合うほうが難しいでしょう。

それでもゴール下で身体を張り、ミドルも決めました。

秋田にとっては、今後このサイズとフィジカルをどうチームの武器に変えるかが重要になります。

個人で頑張るだけではなく、トラビスがいることでスミスのドライブが生きる、ウェッツェルが外へ開ける、ジャオがコーナーで待てる。そんな連鎖が欲しいですね。

スミスと岩屋には、もっとゲームを動かしてほしい

マーク・スミスは8得点、4/13。5アシストは残しましたが、得点面では不完全燃焼でした。

スミスに求めたいのは、ただ点を取ることだけではありません。

苦しい時間にボールを預けたとき、相手の守備を一歩動かして、味方のシュートまでつなげる。今日もノールックパスでジャオの3Pを演出したように、そういうプレーはできます。

ただ、仙台の守備に対して、もっと嫌がられるアタックが欲しかった。

岩屋も同じです。

1Qには3Pを決めましたが、最終的には3得点、FG1/5。試合の流れを動かすという部分では苦しみました。

中山拓哉が欠場しているからこそ、岩屋にはより大きな役割が求められます。ポイントガードが試合の空気を変えられるかどうかは、こういう苦しいゲームでこそ見えてきます。

日本人シューター陣は、ここから奮起してほしい

田口、堀田、元田には、やはりもっとシュートを決めてほしいです。

厳しい言い方になりますが、日本人シューターが外を決められないと、相手はインサイドをさらに厚くできます。

そうなると、スミスのドライブもトラビスのポストプレーも難しくなる。

シュートが入らない日はあります。プロでも毎試合100%決めることはできません。

だからこそ、外れた後に何をするかが大事です。

次の一本へ切り替える。リバウンドへ飛び込む。守備で相手のシューターを苦しめる。

今日のような試合では、シュートが入らない選手ほど、別の場所で存在感を見せてほしいと思います。

仙台との差は「個人能力」だけではない チームで本音を出せるか

今日一番考えさせられたのは、仙台とのチームケミストリーの差です。

これは選手個々の能力を否定する話ではありません。

むしろ、秋田にも魅力的な選手は揃っています。

スミスの得点力、ウェッツェルのサイズ、トラビスのフィジカル、ジャオのシュート、岩屋のゲームメイク、赤穂やトロイの守備力。

選手それぞれの良さはあるんです。

ただ、それがまだ一つのチームとしてかみ合っていないように感じました。

仙台はボールを持った選手が止まったとき、次の選手が動く。ドライブが入れば、逆サイドが動く。守備が寄れば外へ出す。外を警戒すれば中へ入る。

一つのプレーが終わった瞬間、次のプレーが始まっています。

対して秋田は、ドライブが止まってから次の選択を探す時間が長く見えました。

もちろん開幕直後です。ここからチームが変わっていく時間もあります。

ただ、変わるためには選手同士が遠慮せずに話すことも必要でしょう。

誰が走るのか。

誰がボールを持つのか。

誰がスクリーンをかけるのか。

誰がリバウンドへ飛び込むのか。

そして、秋田の強みは何なのか。

ここをチーム全員で整理してほしいです。

個人的には、トロイ、ジャオ、ウェッツェル、トラビス、スミスという組み合わせも、もっと試してほしいと思っています。

もちろんスターティング5を決めるのはHCですし、相手とのマッチアップによって組み合わせも変わります。

それでも、今日のように明確に外のシュートとサイズ、リバウンドで課題が出たなら、好調な選手を積極的に組み合わせる意味はあります。

同じ仙台に続けて大差で敗れた以上、「まだ始まったばかり」で片付けず、何を変えるのかをチームとして示してほしいところです。

ミック・ダウナーHCと田口成浩選手の試合後コメント

ハイライト動画

ミック・ダウナーHCコメント

<試合の総括>
まず長いシーズンの最初の1試合目なので、過剰なリアクションはしたくないですが、現時点では今日のパフォーマンスに対して非常に悔しく思っています。
ゲームプランを遂行できなかったという以上に、チームのマインドセットとして試合の入りから十分アグレッシブになれませんでした。
本来ならテンポを上げてトランジションからアタックしていきたかったのですが、それができず、ディフェンス面でもボールプレッシャーが足りませんでした。
カルバー選手は非常に優れたスコアラーであり、彼やレイマン選手のようなプレーヤーに対して、もっとディフェンスで混乱させなければなりませんでした。
今日は彼を気持ちよくプレーさせすぎてしまい、イージーに得点を許してしまいました。
この点は映像を見返して、明日の試合に向けて修正します。

田口成浩選手コメント

出だしからディフェンスでストップをかけることができず、相手のエースに得点を許し、リバウンドもとれず、試合の流れを掴むことができませんでした。前半を13点差で終え、後半もそのまま相手のペースで押し切られてしまいました。

アウェーの仙台まで足を運んでくださり、たくさんの声援を届けてくださったブースターの皆さんに、心から感謝しています。バスケットLIVEやテレビを通じて秋田から応援してくださっている方も多くいる中で、このような不甲斐ない試合をしてしまったことは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですし、悔しい気持ちしかありません。

ブースターの皆さんの存在によって、自分たちは本当に大きなパワーをもらっています。辛い場面で送られる歓声は、苦しい時間を乗り越えるための原動力になっています。ブースターの皆さんは6人目、7人目の選手と言える大切な存在です。その熱い思いや後押しを受け取り、コートに立っている5人がそれをしっかり結果やプレーで表現し、気持ちを全面的に見せられるような試合にしていかなければいけないと強く感じています。

※ミック・ダウナーHC、田口成浩選手のコメントは、秋田ノーザンハピネッツ公式発表をもとに掲載しています。

最後に

東北カップ決勝で仙台に敗れ、そして今回も55-81。

正直、悔しいです。

同じ相手に続けて大きく離されれば、ブースターとして「何を準備してきたんだろう」と思ってしまうのも無理はありません。

ただ、ここでシーズンを悲観するつもりもありません。

開幕直後で、トラビスは合流したばかり。中山拓哉と小松亮太も欠場しています。まだチームとして完成していない部分があるのは当然です。

だからこそ、次に見たいのは変化です。

今日の敗戦を映像で振り返り、カルバーのドライブをどう止めるのか。レイマンの3Pをどう苦しめるのか。リバウンドでどう身体を張るのか。ターンオーバーをどう減らすのか。

そして何より、秋田が目指している早い攻撃をどうコートに出すのか。

個人的には、ジャオのシュートタッチをもっと生かしてほしいです。

今日の3P2/3は、単なる数字ではありません。3Pが3/27しか入らなかった秋田にとって、これだけ外から決められる選手は貴重です。

トラビスも10得点。ウェッツェルも13得点、7リバウンド。

この3人をどう組み合わせるのか。

スミスをどう生かすのか。

岩屋にどこまでゲームを託すのか。

赤穂やトロイの守備力をどう攻撃につなげるのか。

次の試合につなげるヒントは、今日の試合にたくさんありました。

負けた試合をただ忘れるのではなく、次の勝利へつなげられるか。ここから秋田の反撃が始まるのかを見届けたいです。

昨シーズンのように、気がついたら苦しい状況になっていたという展開だけは避けたい。

まだ開幕戦です。だからこそ、今なら間に合います。

好調な選手にはチャンスを与える。噛み合っていない選手には、もう一段ギアを上げてもらう。チームの中でもっと本音をぶつけ合う。

そしてコートに立った5人には、秋田ノーザンハピネッツが何を目指しているのかを、プレーで見せてほしい。

仙台で刻まれた悔しさを、次の試合で少しでも形に変えてください。

ブースターは、まだここから応援します。

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