試合結果・速報

昨日は三遠のメイテン選手に29得点を許した。そこをどう止めるか?ディフェンスの強度を求められる。もちろんチームディフェンスだ。何を許し、何を防ぐか?オフェンスではリングアタックする選手への追従、フォローが求められる。そしてフリーから繰り出される3Pシュートを打つ勇気!カンター選手不在をどんなゲームプランにするか?注目される。

2022-23 B1第6節11月20日秋田ノーザンハピネッツVS三遠ネオフェニックスgame2

秋田|19|23|18|21|9|=90
三遠|25|12|22|22|12|=93

今日の秋田のユニフォームは田沢湖ブルーに身をつつんだ。いつもと違う気合が感じられた。しかしゲームの入りは昨日よ同じように、いやもっと悪く14-0のランを作られた。なぜか秋田のディフェンスをするするとかわしてゴール下、3Pが入る。リバウンドが取れないで2次攻撃を仕掛けられる。

ディフェンスの強度からすれば同じかもしれないが三遠は絶妙な狙いをしているよう。最悪なことにキッド選手はドリブルをスチールされるとたまらず手が出でアンスポ判定!自身もファール2でベンチに下がった。不用意な気の抜けたドリブルは三遠の餌食になった。

この最悪の状態から秋田は保岡選手のアタック、古川選手の3P、田口からザックの合わせで今度は7-0のランに成功した。

バイウィーク中に練習したであろう中のザック選手への合わせのバリエーションがいくつも見えたし、日本人選手はペイントアタックを繰り返しファールをもらった。

2クォーターでは、秋田はディフェンスのギアを上げた。ザック選手は長い手を伸ばしスチールからダンク!三遠はパスミスを繰り返した。焦る三遠はインサイドへアタックするも古川選手のうまいオフェンスファールを誘った。

ディフェンスの一体感で29-27の逆転に成功し三遠のベンチにテクニカルファールが吹かれ、一気に流れは秋田に傾いた。3Pシュートを減らして早い展開や、ペイントアタックでの2得点を狙っている。

しかしフリーができると川嶋選手、田口選手が3Pシュートを決めた。田口選手はフローターも決め連続得点、ザック選手もフォローで得点を重ねた。

後半は面白い展開が見えた。三遠の外国籍選手がファールトラブルに陥った。メイテン選手が4つ。それはリングアタックに活路を見出した結果だった。ヒックス選手も4つ。なので秋田はここでもっとファールトラブルを突きたい!

ここで長身のザック選手もいるし、この有利さを生かしたい秋田。この結末で4クォーターの運命が決まると思う。
しかしキッド選手は、昨日の疲れからか、パフォーマンスが今一つ。60-59で三遠がうまく着いていっている。ここは大野HCの普段の日本人選手への指導が効いている。秋田はこれまで通りインサイドをついて、点差を付けられなかったつけが回るとは思いもしなかった。

ここではラベナ選手がインサイドアタックで気を吐き、躍動した。凄かった!秋田有利を個人で打開した!これ秋田の日本人選手できないのかなー?

最終クオーターでは田口選手は圧巻のパフォーマンスを発揮した。キャリアハイを積み重ねた。この回だけで18得点。インサイドやミドル、3P シュートの勇気にほれぼれした。出し切って足をつった。メイテン選手がファールアウト!俄然秋田有利の状況になった。残り34秒田口選手の3Pで81-81の延長戦に突入した。

ラベナ選手もいない中、秋田有利と思ったが、古川選手の3P、ワン選手のゴール下の得点があったが三遠の細川選手のワイドオープン3Pで勝負あり。ホームでの初勝利はお預けになった。

ハイライト動画

ケビンHC代行コメント

第1Qは昨日とは違って、しっかりエナジーを出してプレーし始めることができました。
結果として点差はつきましたが、前半最後の15分はしっかりディフェンスができたと思いますし、そこから自分たちのリズムを作ることができたと思います。
ただ、後半に入ってからは、ディフェンスのエナジーが少なくなってしまい、自分たちのミスも重なり、延長戦までもつれ込んでしまいました。

ここまで戦ってきた11試合の中で、キーポイントとされる大事な場面でオフェンスリバウンドを取られてしまうということがあり、今日の延長戦でもそのような場面が見られる試合でした。
今まで負けた試合の中で3、4、6点差で負ける試合が多く、追いつくところまでいっても、そこから自分たちのミスで点差が開いてしまうということが多いです。
試合中の波をどう無くすか、そして自分たちのパフォーマンスを40分間どうやり続けるかが課題です。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17192

最後に

三遠の外国籍選手がファールトラブルになった時、ザック選手がいるうちに、その有利さを生かしたオフェンスをしつこくできなかったのは悔いが残る。他のチームはそう
やってやり切るだろうに、、。秋田はまだまだやることが多いし、こんなんではCSは厳しい。

しかしそれを簡単にさせない三遠の選手を褒めるしかない。秋田の選手以上のパフォーマンスをした結果だからだ。佐々木選手のインサイドアタックを止めれないし、細川選手のとどめのコーナー3Pにやられたしまった事実。

カンター選手の扱い、、これ思い切ってインジュアリーリストに登録して新しい外国籍選手獲得に動いたほうがいいのかな?とも感じた。だって明らかにキッド選手の体力が削られて本来のパフォーマンスが生かせなかった。これでもしもケガしたらどうするのでしょう?

そこをひっくりめて考えてもらい、秋田の日本人選手の積み重ねでもってしても、三遠にこれだけの要因で負けるならば、考えないといけないでしょう?そのタイムリミットは11月中だと思います。んでねー?