昨日の東京サンロッカーズ戦は、正直かなり苦しかったです。90-63の大敗。特に後半に東京SRの勢いを止められず、今日のGAME2も同じような展開になるのではないかと心配したブースターも多かったと思います。
しかも今日は栗原翼、中山拓哉、小松亮太を欠く状況。そんな中でスタメンに入ったのがトロイ・マーフィージュニアでした。身体能力を生かした守備と走力で、昨日とは違う秋田を見せてほしい。そんな期待を持って始まったGAME2です。
そして実際、コートに出てきた秋田は昨日とは違いました。東京SRの個の力に正面から付き合うのではなく、守備では粘り、攻撃では急ぎすぎず、相手のテンポをじわじわ落としていきます。気がつけば37-35と逆転し、3Qには45-37、さらに59-51までリードを広げていました。
昨日の大敗から一転、秋田は東京SRの得意なリズムを奪い、チーム全体で強敵に食らいつきました。それだけに、4Qの17-32が悔しい。最後は76-86。勝利には届きませんでしたが、ただ負けたという一言では片づけたくない試合でした。
今日の試合の注目点
- テキスト
- アルキンズを中心とする東京SRのインサイドをどう抑えるか
- スミスが攻撃の中心として本来の怖さを取り戻せるか
- ガード陣が東京SRのテンポに付き合わず、秋田のペースを作れるか
- スタメン起用のトロイ・マーフィージュニアが守備と走力で流れを変えられるか
同じ相手との2連戦も今日で最後です。昨日は東京SRに90点を奪われました。特にアルキンズには26得点を許し、秋田としては相手の個の力をどう抑えるかが大きな宿題として残りました。
ただ、GAME2で同じことを繰り返していたら何も変わりません。そこで秋田が選んだのが、相手のスピードに自分たちから合わせない戦い方でした。急いで攻めるのではなく、守って、ボールを動かして、東京SRの攻撃回数と勢いを削っていく。これが今日はかなり効きました。
もちろん、最後まで続かなければ勝利にはなりません。それでも、昨日の90-63から、わずか一日でここまで試合の形を変えたことは見逃せません。
試合結果・速報
2026-27 B.PREMIER 10/4(日)第2節 GAME2 VS東京サンロッカーズ@TOYOTA ARENA TOKYO
| Q | 秋田 | 東京SR |
|---|---|---|
| 1Q | 19 | 22 |
| 2Q | 18 | 13 |
| 3Q | 22 | 19 |
| 4Q | 17 | 32 |
| FINAL | 76 | 86 |
| チームスタッツ | 秋田 | 東京SR |
|---|---|---|
| 2P | 21/39(53.8%) | 24/43(55.8%) |
| 3P | 9/34(26.5%) | 5/19(26.3%) |
| FT | 7/10(70.0%) | 23/32(71.9%) |
| リバウンド | 34(OR13/DR21) | 43(OR13/DR30) |
| スティール | 7 | 4 |
| ターンオーバー | 9 | 10 |
| ポイントフロムTO | 17 | 12 |
| ペイント内得点 | 38 | 46 |
| セカンドチャンス | 12 | 13 |
| ファストブレイク | 18 | 18 |
| ベンチポイント | 20 | 23 |
数字だけを見ると、東京SRが86点、秋田が76点。10点差です。ただ、試合を見ていた感覚としては、もっと一方的なゲームになってもおかしくなかった昨日から、かなり景色が変わりました。
秋田はターンオーバー9個に抑え、スティールは7個。東京SRからボールを奪って17点を生み出しています。3P成功率は26.5%と決して良くありませんが、2Pは53.8%。外が当たらないから何もできなかった試合ではありません。
問題は4Qです。ここで東京SRが32点。秋田は17点にとどまりました。3Q終了時点では59-54で秋田が5点リード。そこから最後の10分だけで15点差をつけられたことが、この試合の流れをはっきり示しています。
試合内容・ゲームの流れ
1Q 昨日とは違う秋田、東京SRのテンポを落として追い上げる(19-22)
立ち上がりから、トロイ・マーフィージュニアがいきなり仕掛けました。ドライブでゴールへ向かいますが、そこに待っていたのがアルキンズ。シュートブロックで止められます。続いてハーパー・ジュニアが3Pを決め、先制は東京SRでした。
秋田もトラビスのゴール下、スミスのドライブで応戦します。しかし、どちらも簡単には入らない。アルキンズがフリースローを2本決め、東京SRが5-0と先に走ります。昨日の嫌な記憶が頭をよぎるような入りでした。
それでも、今日は秋田が慌てません。田口のハイローからトラビスがゴール下で初得点。野崎の3Pで2-8とされても、ウェッツェルがゴール下で決め、赤穂からウェッツェルへ繋いで4-12。ここから少しずつ東京SRの守備の内側へ入れるようになりました。
ウェッツェルがパワープレーで押し込み、トラビスが3P。9-14まで戻します。さらにトラビスがスティールからそのままダンク。赤穂も田中の侵入を身体を張って防ぎ、秋田のベンチとコートに少しずつ熱が戻ってきました。
岩屋からトラビスへの合わせで13-14。東京SRのベンドラメにはバックカットを決められますが、ホーキンソンの3Pをウェッツェルがリバウンドで拾い、赤穂がドライブからワンスロー。16-18まで詰めます。
そしてウェッツェルがまたリバウンドを確保し、スミスが速攻へ。18-18。ここで、昨日とは明らかに違う秋田の姿が見えました。
秋田はゾーンも使いながら、東京SRに気持ちよく攻めさせません。相手が速く走りたいところで、一度ボールを落ち着かせる。東京SRの得意なテンポを、秋田が少しずつ冷ましていきました。
ここで大事だったのは、昨日の大敗を引きずって焦らなかったことです。ミスを連発して相手の速攻を呼ぶのではなく、自分たちのバスケットを続ける。1Q終了時点では19-22と3点ビハインドですが、試合の空気は昨日とはまったく違いました。
2Q 秋田マジック発動!東京SRの攻撃をスローダウンさせ、37-35と逆転(18-13)
2Qに入ってもスミスの3Pはまだ来ません。それでも、スミスは外だけを待っていませんでした。ハーパー・ジュニアにドライブを決められて19-24とされますが、スミスがタフショットをねじ込みます。
ただ、その直後にグランダムに一気に走られ、ゴールを許しました。これは嫌なプレーでした。秋田が時間をかけて守った直後に、簡単に走られてしまう。ここはやられてはいけない。すぐにタイムアウトを取ったのも納得です。
サンロッカーズは、自分たちのペースへ戻そうと隙を狙っています。秋田としては、そこに付き合ってはいけません。ジャオがゴール下でホーキンソンにファールし、2本のフリースローを与えますが、ここはホーキンソンが2本とも外しました。
そしてスミス。スルスルとドライブで中へ入り、2本のフリースローを獲得。22-26。外が入らないなら、足で相手の守備を動かせばいい。スミスの攻撃が少しずつ形になってきました。
さらにスミス、ウェッツェルとボールを動かし、田口が3P。25-26。今度は東京SRがタイムアウトです。
ここが今日の秋田を象徴する場面の一つでした。昨日は相手に主導権を握られ続けましたが、今日は東京SR側が流れを止めるためにタイムアウトを使っている。試合の主導権が少しずつ秋田へ動いています。
野崎に3Pを返され、25-29。トラビスのミドルで27-29としますが、スミスのボールを奪われてターンオーバー。ここはもったいない。ただ、秋田は守備で取り返します。
元田の3Pは決まりませんでしたが、ジャオがリバウンドを確保。その後もしばらく秋田ボールの時間が続き、ジャオがゴール下で31-33。東京SRにはショットクロックバイオレーションも起こりました。
秋田が相手の攻撃を急がせていたからこそ、時計との勝負に持ち込めた場面です。
スミスがミドルを決め、赤穂がベンドラメからボールを奪う。そしてそのままドライブしてワンスロー。37-35。
秋田マジックという言葉を使いたくなるような、スローダウン戦法がハマった時間帯でした。相手の速さに速さで対抗するのではなく、相手が嫌がるテンポに持っていく。これができたことで、東京SRの攻撃は少しずつ重たくなっていきました。
前半終了。秋田が37-35と逆転です。昨日の前半とはまるで違う。ここでブースターの胸に、もしかしたら今日は行けるかもしれないという感覚が生まれたのではないでしょうか。
3Q 田口の3P、マーフィーのスチール!秋田が8点差まで走った(22-19)
2点リードで迎えた3Q。ここで先に秋田が動きます。アルキンズのパスミスからターンオーバー。昨日の東京SRなら、ここから一気に走られてしまうところですが、今日は秋田が逆に走りました。
田口、スミスが3Pを決め、さらにマーフィーがスティールからドライブ。42-35。東京SRがたまらずタイムアウトを取ります。
この瞬間は気持ちよかったですね。昨日90点を奪った東京SRを、今日は秋田が苦しめている。しかも、守備からボールを奪って、そのまま攻撃へ繋げています。
田口もキャッチ&シュートで3P。45-37。最大8点差まで広げました。
東京SRも山崎の3Pで45-40と食らいつきます。しかし、秋田はここで崩れません。ジャオが3Pを決め、スミスが一気にドライブしてファウルを受け、2本のフリースロー。52-45。
さらに岩屋がスティール。秋田ボールを作り、ジャオの3P。攻撃の流れがとても良い。岩屋がボールを奪い、ジャオが外から仕留める。この一連のプレーには、今日の秋田が東京SRに対して何をしていたのかが詰まっていました。
トラビスの3Pを赤穂がリバウンドで拾い、59-51。ここまで来ました。
ところが、ここから痛い連続ターンオーバーが出ます。自分たちで作った流れを、自分たちのミスで少しずつ手放してしまいました。
これは4Qを考えると、かなり重要な場面です。バスケットボールは流れのスポーツと言われますが、流れは魔法ではありません。良い守備をして、良い判断をして、ボールを大事にすることで作ったもの。だからこそ、勝負どころの不用意なミスは、その積み重ねを一瞬で崩してしまいます。
4Q ファールトラブルで歯車が狂った、東京SRの個の力に押し切られる(17-32)
4Qの入り、スミスがトップから3Pを決めました。62-54。ここまでは秋田が良い。東京SRも簡単には追いつけません。
しかし、ここから相手がスミスへブリッツを仕掛けてきます。スミスに複数の守備を寄せ、ボールを持たせたところで一気に圧をかける。そしてスミスがオフェンスファール。
ここから秋田の足が少しずつ重くなりました。
さらにファールが重なり、秋田は本来の守備強度を保ちにくくなります。守備で身体を当てたいのに、ファールが頭をよぎる。スミスもジャオもファウル4つ。ここでディフェンスの圧が一段落ちると、東京SRのような個の力を持ったチームは見逃してくれません。
東京SRは勝負どころと見てオンザコート4へ。アルキンズを中心にペイントへ何度もアタックしてきました。
秋田もウェッツェルがゴール下で応戦し、マーフィーからウェッツェルへの合わせでダンク。66-60。まだ6点差です。
しかし東京SRの田中が3P。スミスも返しますが、ドライブを決められて69-68。ここまで来ると、もう一つのシュート、一つの守備、一つの判断が試合を決めます。
秋田には田口のフリーの3Pがありました。ここが入れば大きかった。でも、リングには嫌われました。
そして田中がフリースローを決め、69-70。逆転です。
ここから東京SRは完全に押せ押せの空気。アルキンズがインサイドで加点し、秋田は守備で強く当たりにいきたいところでもファールが怖い。ホーキンソンにもフローターを決められ、73-78。
秋田はファールゲームを選択します。スミスが3Pを決めて意地を見せましたが、最後は76-86。
一番悔しいのは、4Qだけで32点を許してしまったことです。3Qまで秋田が積み上げてきた守備、テンポ、判断。それが最後の10分で崩れてしまいました。
ただし、ここを単純に気持ちの問題で片づけるのも違います。ファールトラブルによって守り方の選択肢が狭くなり、東京SRはそこを徹底的に突いてきた。さらに秋田自身の攻撃も4Qで苦しくなり、相手にもう一度攻める機会を与えてしまった。複数の小さなズレが積み重なって、最後の15点差になった試合です。
東京SRの個の力を、秋田はチームで止められた
今日の最大の収穫はここでしょう。
東京SRはアルキンズ、ホーキンソンら、個の力で局面をひっくり返せる選手が揃っています。昨日はそこに真正面から押し切られました。
ところが今日は違った。秋田は一人で何とかしようとせず、5人で守り、相手の攻撃を遅らせ、東京SRが気持ちよくプレーする時間を減らしました。
数字にもその形が出ています。東京SRは2Pが24/43で55.8%。確かに高い数字ですが、秋田も21/39で53.8%。3Pに至っては東京SRが5/19で26.3%、秋田も9/34で26.5%でした。
つまり、外のシュートが当たったから秋田が戦えたわけではありません。むしろ3Pは両チームとも苦戦しています。
それでも秋田が前半から食らいつけたのは、守備から流れを作ったからです。スティールは東京SRの4に対して秋田が7。ターンオーバーも秋田9、東京SR10。そこから秋田は17点を生み出しています。
これは大きいですよ。外が入らない日に、守備でボールを奪って走る。速攻で18点を取っているのも、その象徴です。
ただし、リバウンドでは東京SRが43本、秋田が34本。ペイント内も46-38で東京SRが上回りました。
ここは、今後さらに強くなるためには見逃せません。スローダウン戦法が機能したからこそ、最後まで守り切るには中での一つの身体の当て方、一つのボックスアウトが重要になります。
相手の3Pが入らないから勝てる、ではなく、相手の3Pが入っても勝負できる守備を作る。そのためには、リバウンドとペイントの攻防をもう一段引き上げたいところです。
8点リードを勝利に変えるには、4Qの遂行力をもう一段上げたい
45-37。そして59-51。
この2つの数字は、今日の秋田がどれだけ良い試合をしていたかを示しています。それだけに、ここから勝ち切れなかったことは悔しい。
特に3Q終盤の連続ターンオーバー。あれは4Qの流れにも繋がりました。秋田が自分たちのテンポで試合を進めているときは、東京SRも焦っているように見えました。ところがボールを失えば、相手に攻撃のチャンスを渡してしまう。
さらに4Qはスミスへのブリッツで東京SRが守備を変えてきました。ここに対して、秋田が次の一手をどれだけ早く出せるか。スミスに2人が寄るなら、空いた選手をどう使うのか。ここは今後の大きなテーマになりそうです。
田口のフリーの3Pも、入っていれば試合はまた変わっていました。ただ、外れたシュートだけを責めるのは違います。むしろ、あそこまでフリーの状態を作ったことは評価できます。
問題は、その後に東京SRへどう守り返すかです。
今日のような試合を勝利へ変えるには、何が足りなかったのか。ここをチーム全員で突き詰めてほしいです。
HCも試合後、第3Qまでは良かった一方、第4Qでは東京SRのパフォーマンスが上回り、ディフェンスのブレイクダウンやオフェンスの遂行力が勝敗を分けたと振り返っています。公式の試合結果でも、実際に4Qは秋田17点に対して東京SR32点。今日の悔しさは、かなりはっきりした数字になっています。
24得点のスミスが戻ってきた!相手に守備を変えさせた意味は大きい
そして今日、タイトルにも入れたかったのがマーク・スミスです。
24得点。フィールドゴールは9/20、3Pは3/8。昨日の苦しい試合から、しっかりと得点源として戻ってきました。
ただ、個人的に一番評価したいのは、得点数だけではありません。
4Qに東京SRがスミスへブリッツを仕掛けてきたことです。
これは相手から見ても、スミスを自由にさせてはいけないという判断だったということです。昨日のように東京SRが秋田の攻撃を怖がらずに守れる状況から、今日は守り方を変えさせるところまで持っていったわけです。
もちろん、スミスにも厳しく言いたい場面はありました。ブリッツを受けた場面でのオフェンスファールは痛かった。勝負どころでは、相手がそこを狙ってくることまで含めて、もう一段冷静になってほしい。
でも、だからこそ次が楽しみです。
スミスが点を取る。相手が警戒する。守備が寄る。そこから味方を生かす。この循環まで作れるようになれば、秋田の攻撃はもっと怖くなります。
トロイ・マーフィージュニア、数字以上に感じたスタメン起用の意味
今日スタメンに入ったトロイ・マーフィージュニアは、16分06秒の出場で2得点。数字だけを見れば、派手なデビューとは言えません。
でも、試合を見れば得点だけで評価する選手ではないことが分かります。
1Qからドライブを仕掛け、3Qにはスティールから自ら走って得点。身体能力を使って相手へ圧力をかける場面もありました。
昨日の大敗を受けて、今日はスタメンから東京SRへ違うものを見せたかった。その中でマーフィーが最初からコートに立った意味は大きかったと思います。
しかも試合後のマーフィー自身が、昨日とは変わって良い試合ができた部分があり、後半の入りも良かったと振り返っています。そして、最終盤に東京SRのレイアップなどを許して勝利を逃したことにも触れています。
この言葉は今日の試合そのものですね。
良い戦いはできた。でも勝てなかった。
この差を埋めるために、マーフィーにはさらに身体能力を前面に出してほしいです。特に秋田のホーム開幕戦では、今日のような走力に加えて、豪快なプレーでアリーナの空気を一気に変える瞬間を期待しています。
ジャオ、ウェッツェル、トラビスもインサイドで踏ん張った
東京SRの強力なインサイドを相手に、秋田のビッグマンもよく戦いました。
ジャオは11得点。2Pを2/4、3Pを2/4と、内外から得点しています。しかも今日はリバウンドで何度も粘り、ホーキンソンとのゴール下でも身体を張りました。
ウェッツェルは10リバウンド。得点は10点でしたが、今日の秋田にとってこのリバウンド数は大きい。相手にボールを渡さないことは、それだけで東京SRの攻撃回数を減らします。
トラビスも11得点。ゴール下だけではなく、3Pやミドルも使って攻撃の幅を作りました。
ただし、ここも満足して終わりにはできません。東京SRには43本のリバウンドを許しています。個々が頑張ったことと、チームとしてリバウンドを取り切れなかったことは別問題です。
頑張っているからこそ、あと一歩。ルーズボールへ飛び込む、相手をボックスアウトする、味方のシュートが外れた瞬間に誰がリング下へ入るのか。こうした地味な一つ一つが、最後の4Qで効いてきます。
ハイライト動画
ミック・ダウナーHCコメント
<試合の総括>
残念な結果となりました。バスケットボールは4クォーター制ですので、第3クォーターまでは良かったのですが、第4クォーターで東京SRのパフォーマンスの方が上回っていました。ディフェンスのブレイクダウンなど様々な要因があり、相手の方が確実にシュートを決めていましたし、私たちは第4クォーターのオフェンスの遂行力が高くありませんでした。昨日の試合よりは内容も良く、タフにプレーはできていたのですが、第4クォーターをまとめきれなかったことが勝敗を分けたと思っています。
トロイ・マーフィージュニア選手コメント
昨日とは変わって、しっかりと自分たちの良い試合ができた部分もあったと思います。ですが、最終盤のところで相手にレイアップなどを決められてしまい、勝利を逃してしまいました。それでも、試合の出だしや特に後半の入りがすごく良かったので、そうした良い部分をこれから積み重ねていくことが大切だと思っています
サンロッカーズにはたくさんの友達がいますし、色々と良い思い出や経験もありましたが、コートに入れば絶対に勝ちたいという強い気持ちを持って臨みました。勝利は掴めませんでしたが、ファンの皆さんの前でプレーできて本当に嬉しかったです。
良い戦いはできていると思っています。全員が勝ちたいという強い気持ちを持って次のホーム開幕・川崎戦に挑みます。僕自身も秋田のホーム会場でプレーするのを本当に楽しみにしています。豪快なダンクでファンの皆さんを盛り上げたいと思っていますので、ファンの皆さんもぜひ会場へ足をお運びいただき、楽しみに応援してください。
出典:秋田ノーザンハピネッツ公式サイト 試合結果・試合後コメント
最後に
悔しいですね。これは本当に悔しい。
昨日90-63で負けた相手に、今日は45-37まで持っていき、59-51までリードしました。3Q終了時点で5点リード。ここまで来たら、やっぱり勝ちたかった。
それでも、今日の秋田を昨日と同じチームだと思う必要はありません。東京SRのテンポに付き合わず、守備から流れを作り、スミスが24点を取って、ジャオが外からも決め、ウェッツェルが10リバウンド。マーフィーもスタメンとして身体を張りました。
今日の76-86は、ただの10点差ではありません。8点リードを作れるところまで戻したからこそ、勝ち切るために何が足りないのかが見えた10点差です。
ここは甘くしないでおきましょう。
4Qの32失点。ファールトラブル。連続ターンオーバー。勝負どころのオープン3P。そして東京SRのインサイドアタック。
どれも一つだけなら、試合を落とす決定打にはならなかったかもしれません。でも、それが4Qに重なった。強いチームは、そこを見逃してくれません。
だからこそ、今日の悔しさは次に持っていきたい。家でテレビや配信を見ながら、あと一本入ってくれ、あと一回止めてくれと祈るような時間が続きましたが、次はその一本、その一守備を自分たちの手で引き寄せてほしいです。
そして次はいよいよホーム開幕。10月8日、CNAアリーナ☆あきたで川崎ブレイブサンダースを迎えます。秋田ノーザンハピネッツの公式日程でもホーム開幕戦として案内されています。
マーフィーには、今日見せた走力を今度は秋田のアリーナで爆発させてほしい。スミスには、今日の24点を一発の復活で終わらせず、相手が嫌がる存在になってほしい。ジャオ、ウェッツェル、トラビスには、強いインサイドを相手にもう一段身体を張ってほしい。そして田口、赤穂、岩屋を含めた日本人選手には、勝負どころで一歩も引かない判断を期待します。
昨日の大敗から、今日はここまで戻した。
だったら次は、あと一歩です。
良い試合だったね、では終わらせない。惜しかったね、でも終わらせない。今日の59-51という景色を、次は最後のブザーまで守り切る。
それができたとき、秋田は本当に一段上へ進めると思います。
さあ、次はホーム開幕。アリーナをピンクに染めて、今度こそ勝利を取りにいきましょう。秋田ブースターの声で、選手たちの背中を思い切り押したいですね。
