FE名古屋天皇杯後がっつりリベンジ!ザックの連続ダンクとディフェンスは異次元のアトラクション

昨年の天皇杯バスケで秋田はゲームプランが崩れ、ファールがかさみフリースローを献上し僅差で敗れた。今シーズンは同じく18勝16敗同士での対戦を迎えるのも何かの縁を感じる。

試合結果・速報

2022-23 B1第21節2月4日秋田ノーザンハピネッツVSファイティングイーグルス名古屋ゲーム1

秋田|20|27|12|15|=74
名古屋|12|10|19|14|=55

確かに名古屋からすればB1昇格後秋田に勝っているのでイメージ的にはそんなに、苦手意識はないとは思う。がしかし、あれからお互いにチーム力は上がってきている。秋田ににてみれば田口選手がケガのために不在ではあるが、周りの選手がステップアップを重ねている。

秋田はいきなり、あいさつ代わりのダイブからのダンクを決めた。普通にいつものディフェンスを仕掛けた。すると名古屋はターンオーバーを重ねる展開に。名古屋はアウトサイドシュートが決まれば一気にリズムを取り戻す。

しかしなかなか決まらない。秋田もペイントエリアの得点を積み重ねて主導権を握った。ただ秋田もリングに嫌われたりしてい互い、スピード感のあるオフェンシブな展開になった。

それでも古川選手からのザック選手がリングにダイブ!ダンクで喝を入れた。オフェンスリバウンドでもダンクでエナジーを出し引っ張った。

ベンチメンバーの大浦選手も躍動した。一気にドリブルを決めると、ペイントエリアからのミドルと精度よく決めた。彼はもう、自信をもってプレーしているのがわかる。

ディフェンスでは長谷川選手が見せる。ボール運びを遅らせ、ボール奪取の試みに会場が沸いた。

カンター選手も体の強さを発揮、リングアタックで26-13、ゴール下からくぐって28-13とジワジワと調子が上がってきた。ファストブレイクからのアタックもリバウンドで制し、タップしてゴールを決めた。リバウンドも好調で前半だけで11も奪取している。これは地味ながら凄いと思う。

保岡選手がチーム初めての3Pシュートを決めた。33-15。名古屋のジョーンズ選手も3Pシュートを打つのだが精度が悪くなかなか決まらない。

古川選手も3Pを決め、ザック選手からのバックカットパスを受け、内外からシュートを決め、名古屋のディフェンスをかく乱し続けた。47-22。

後半秋田は少し気が緩んだ。名古屋はハーフタイムで修正をし、ハードワークが蘇った。秋田はターンをーばーが多くなった。攻撃も中山選手からのザック選手がダイブするもリングに嫌われ、リズムが悪い。

古川選手のジャンパー、長谷川選手のゴール下で53-34。まだ点差では慌てなくてもいいのだが、秋田はヘッドコーチチャレンジのビデオ判定の時間を得た。これが幸いして流れを再び引き寄せることができるのか?秋田ボールで再開した。

すると秋田はハードディフェンスが復活する。カンター選手がルーズボールに飛び込みつないだ。大浦選手がパスフェイクからのフローター59-36。

最終クォーター、名古屋がペイントアタックに活路を見出す。石川選手が連続のレイアップを決めて65-47の14点差にしたところで秋田のタイムアウト。残り5分の終わらせ方を秋田は手を緩めることなく、古川選手のコーナー3P、中山選手がスチール、キッド選手がファストブレイクに持ち込んだ。最後はワン選手、多田選手、名古屋もベンチメンバーを出して、試合終了。名古屋の55得点は今季最小となった。



引用:https://basketball.mb.softbank.jp/lives/500423

ハイライト動画

ケビンHC代行コメント

最初の20分間はオフェンスでもディフェンスでも、これ以上はないという本当に最高のバスケができましたが、後半になって気を緩めてしまい、点差を詰められてしまったのが反省点です。
明日はFE名古屋さんも今日の映像を見て修正するところは修正して、何よりもインテンシティをあげてエナジーを出してやってくると思うので、自分たちも前半のようなバスケを40分間できるように修正して臨みたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17363

最後に

秋田は後半の入り、失速したのは反省しないといけない。しかし20得点以上のリードは選手のメンタルに危険な副作用を与えてしまう。でも上位チームのそれは厳しい心で手を緩めず仕留めにかかる。

20点のリードを溶かしてしまうチームもたまにある。「慢心」は怖い。

また今日名古屋は3Pがゼロとは信じられないが、明日は爆発する可能性だってある。秋田も心して戦わないといけないし、足元をすくわれないようにお願いしたい。

今日の試合解説者は秋田をB2に落とした川村選手。シューター目線の開設は経験上のユーモアもあり、楽しかった。古川選手のインタビューでは笑わせてくれた。