さあ2023年最初のゲームはアウエー滋賀との闘いだ。滋賀といえば、B2降格の危機を直前に補強を決行し、何度も危機を乗り越えた実績を持つチーム。
昨日の滋賀戦での悪夢から、再び立ち直ることが出来たのか?もはや万策尽きたのか?ハピネッツの意地を見せろ! バスケットの神様が見たら今のハピネッツはどう思うのか?チームの強い気持ちと冷静な判断、今までの敗戦から学んだ智慧。 …
試合結果・速報
2022-23 B1第16節1月7日秋田ノーザンハピネッツVS滋賀レイクスゲーム1
秋田|21|11|32|20|=84
滋賀|17|20|20|20|=77
滋賀は秋田みたいにどんどん3Pシュート打ってきた。それを高確率で決めた。秋田は確実にペイント内のシュートでついていく。ディフェンスの圧を強めながら流れを引き戻した。川嶋からザック選手へのあわせでワンスロー10-9と逆転に成功した。キッドからザック選手のワンハンドダンクで16-11、長谷川選手のスチールレイアップ18-11。滋賀は1クォータ5本の3Pシュートを決めた。
しかし2クォーター早々、川真田選手がゴール下ザック選手を飛ばしてワンスロー、ザック選手は2ファールを犯しベンチに戻った。それでも2メートル超の外国籍選手を生かせない。得点が重くなり流れは滋賀に傾いた。
デーブス海選手のアタック、ラベナ選手のレイアップとダイナミックに得点を重ね始めた。大浦選手は確かにプレータイムが伸びてはいるが、連携のパスミスが多く、ターンオーバーが多くなった。
滋賀は時々タッチダウンパスを披露しチームを鼓舞した。デーブス海選手がスチール、イージバスケットを見せるも、中山選手からカンタ選手あわせで32-35で折り返した。
後半は高校生の湧川颯斗選手がコーナー3Pシュートを決めた。
しかし秋田は明らかにディフェンスの圧を強めた。3連続の3Pシュートが決まらなくれもオフェンスリバウンドをもぎ取り流れを引き戻した。滋賀の41歳のドブラス選手もザック相手からゴール下を連続で決め、元気なところをアピールした。
秋田のアウトサイドシュートも決まりだし中山選手、大浦選手の連続3Pシュートで56-55と逆転に成功した。動きのいい大浦選手はペイントエリア内に侵入するとジャンパーと決め連続得点。
中山選手の相手のボールだしを狙いボールカットするとそのボールが保岡選手にわたりゴール下2スローを獲得した。保岡選手は本来の動きを取り戻しスチール成功レイアップと躍動した。大浦選手は3クォーターだけで7得点と勝負所で得点した。
7点リードで迎えた最終クオーター。保岡選手のレイアップと持ち味を出し続けた。今年に入り積極性が出てきたのは好材料だ。カンター選手のハイロープレイも決まりオフェンスの停滞は無くなった。
滋賀もラベナ選手がアタックからのハミルトン選手のフォローで76-64の2点差まで詰め寄った。ここから秋田の真価が問われようか?
また競った試合を落とすのか?
ここで普段の強みを発揮する。川嶋選手からのあわせでザック選手がアタック78-74。中山選手のゴール下で80-74。ハミルトン選手がこの日20得点目の3Pシュート。すかさずキッド選手の3Pシュートで83-77。さすがだ!
最後デーブス選手へのアタックに中山選手がボールへ手を出し秋田ボール!危なげなく84-77で秋田が3連勝した。
ハイライト動画
試合後のケビン・ブラスウェルHC代行コメント
タフな試合になると予想していましたし、準備をしていましたが、やはりタフな試合になってしまったと思います。
滋賀さんは良いチームで、残念ながらケガで抜けている選手たちがいて、本来やりたいローテーションやロスターを組むことがなかなかできない状況だと思いますが、テーブス選手にはディフェンスでプレッシャーをかけられましたし、ハミルトン選手には他のチーム同様苦しめられました。ですので今日は最初から最後まで苦しめられた試合でした。
チームとしては持ち味であるディフェンスを常にソリッドにやろう、特に最近は、ディフェンスでとめることができたらそれを自分たちの得点に結び付けようということを心掛けていて、それが実ったのが第3クォーターだったと思います。また若い選手たちがステップアップしていて、勝ちに貢献してくれているというのもプラス要素になっていると感じています。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17310
最後に
滋賀という湖どころには、やっぱり龍が反応し、活躍するのでしょうか?保岡選手の積極性は田口選手が不在の中、確実にチームにエナジーを与えた。彼は相性的には東京戦で目覚ましい活躍をしてきましたが、新年早々の出来は素晴らしかったと思います。
秋田は相手チームに合わせる悪い癖があり、スロースターターで入り、様子見をしたりします。
しかしもうシーズンは中盤から後半に入ります。幸いカンター選手の伸びしろで、リバウンドにはザック選手がいない時間帯に発揮すると思います。明日の戦いでは秋田の可能性を感じさせる試合になればいいと思います。んでねー?