これは参った!頼もしい秋田のゴール下の番人が、飛び込むボールをやっつけた

昨シーズンの対戦はともに1勝1敗。地区の下位だったこともあり、連勝を期待するもそれはかなわなかった。「ブザービーター」の因縁の相手ではあるが前節100点ゲームを許した秋田はどこまで修正できたか?今後を占う重要な試合だ。

2020-21 B1第5節10月24日秋田ノーザンハピネッツVS横浜ビー・コルセアーズゲーム1試合結果

秋田|19|13|16|23|=71
横浜|14|13|25|16|=68

お互いに攻め手を欠く、ロースコアな展開。一進一退の時間が続いた。秋田はディフェンスの圧は戻りつつあるが、オフェンスが重い。

なので自分たちの主導権を握ることができなかった。

やはり外角シュート、3Pシュートの精度が悪く「爆発力」は最後までなかった。

それでも古川選手の連続ミドルや、コールビー選手のフォローダンク、デイビス選手のリバウンドで横浜をかろうじて抑えた感じだった。

相手の外国籍選手のファールトラブルにも助けられたわずか3点差の勝利だった。

それでも勝ちは勝ち!結果オーライである。細かいところはゲームを重ねて積み上げていくしかないのだろう。

例えば他チームでは、、今日信州が川崎相手に万全の試合運びをした。外国籍選手の質が取り出されている。いわゆる掘り出し物、アジャストできる能力。個の力でいかんなくチームにエナジーを与えていく解説者の絶叫やニュースを聞くにつけ、正直うらやましかったりする。

今シーズンの秋田は移籍した選手も少なく、昨シーズンからの選手が多くそれなりのアドバンテージがあるとは思う。ディフェンスもしかり、オフェンスにも光明が見えたかに思った。

しかし、それとて一瞬でくずれるもろさもわかった。

シーズンの序盤にそれがわかったことは大きい気がした。新しい外国籍選手デイビス選手も調子を上げてきたし、ブロックショットの威力には度肝を抜いた。負けじとコールビー選手も躍動した。秋田のゴール下の番人もなんと心強いのだろうか。

こうした秋田の持つエナジーでいろんなことがかみ合い、チームが成長するのを楽しみに待つしかない。

チーム一丸という言葉がふさわしいのだろう。

いつの日か、秋田のシステムが花開き、当たりの外国籍選手が集うチームをなぎ倒すゲームを見たいものだ。んでねー!

→中村和雄氏緊急アドバイス!横浜敗戦で見えた激しいディフェンスだけではいけない理由