冷静にして大胆!ファール4の川嶋選手が残り2分でFE名古屋にとどめを刺したキックアウトとは?

昨日は名古屋は3Pシュートゼロで終えたが、今日は意外と逆に爆発するかもしれない。これは秋田もキッド選手には同じことかもしれない。秋田は打ち合いに付き合わず、ハードなディフェンスから入り、多彩なオフェンスを発揮できるのか?チーム力が試される。

試合結果・速報

2022-23 B1第21節2月5日秋田ノーザンハピネッツVSファイティングイーグルス名古屋ゲーム2

秋田|23|10|23|21|=77
名古屋|17|12|21|22|=72

やはり昨日とは打って変わって3Pシュートが入る展開になった。秋田はハードディフェンスは変わらないのだが2クォーターでオフェンスが重くなった。それでも33-29の4点差で後半を迎えた。

秋田は昨日の反省点を修正できたのか?

後半の入りは秋田は7-0のランに成功した。中山選手が川嶋選手からのキックアウトパスからコーナー3P を決めれば、守備では相手の死角から手を伸ばしスチール成功、ボールがキッド選手へ渡り、中山選手がパスを受けドライブを決め40-29。相手の嫌がるディフェンスを常に心がけている。

そのまま自分が作った流れのまま、一気にレイアップを仕掛けるとファールをもらう。続けてスクリーンからのパスでザック選手がダイブでもファールを勝ち取り2スロー。名古屋も中村選手が3Pシュートを決めれば、お返しで川嶋選手が決める。間合いを取ってから冷静に決めた。

名古屋は細かいターンオーバーがあるにせよ、バウンズパスからのジョーンズ選手がゴール下を決め、ワンスロー。ルーク選手も3P を決めて47-40に追い上げた。ここで名古屋はパス回しを早くして、中村選手、ジョーンズ選手の3Pシュートをが飛び出して49-46。

しかし秋田は保岡選手のジャンパーやキッド選手がアタックを繰り返し2スローをもらい、点差を広げる。

この6点7点が実にきわどく、目が離せない展開になった。

名古屋は今日一度も前に出ていない。秋田も川嶋選手、キッド選手がファールを4つ計上した。まして最終クォーターでチームファールも5の状態。名古屋のインサイドの仕掛けは時間の問題だった。

名古屋のウイリアムズ選手がアタックして68-64で秋田がタイムアウト。残り2分13秒。川島選手がペイントアタックからのキックアウトパスで古川選手が値千金のコーナー3P を決め71-64。これはしびれた。

名古屋の野崎選手が3Pシュートで追い上げたが、ザック選手がパスの出だしがないまま、しかたなく?ワンオンワンを仕掛けタフショットを決めて75-67。名古屋はファールゲームで野崎選手が連続で3Pを決め底力を見せたものの、秋田の2スローが決まりゲームセット。4連勝を飾った。


引用https://basketball.mb.softbank.jp/lives/500424

ハイライト動画

ケビンHC代行コメント

FE名古屋さんは連敗中で、必ずホームで勝ちたいという気持ちを出してくると思っていました。
昨日自分たちは勝っているので、今日の試合も絶対に勝とうという気持ちで臨みました。
相手は最初からフィジカルにやってくるというのはわかっていたのですが、それでも苦しい試合でした。
後半は特にお互いにタフシュートを決め続けるというところで競った試合になったと思いますし、自分たちは後半にリバウンドがとれなくなり、FE名古屋のウィリアムズ選手には一人でオフェンスリバウンド9本を取られ、彼に苦しめられたところもありました。
集中を切らさずに最後まで戦って勝ち切れたことはすごく良かったと思っています。
今日は選手に決めてほしいところで決め切ってくれたのが勝利に繋がったと思います。

シーズンの前半戦で自分たちは勝ちきれない試合がありましたが、その試合でどこを修正しなければならないかということを学べたことが実ってこういう試合に勝てたと思っています。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17367

最後に

秋田はきわどい勝利を勝ち取った。少し前では競った試合を落としていたので、名古屋の気持ちも十分に理解はできる。勝負は時の運で、今日の秋田は勝負所でのオフェンスが決まったのは評価できる。流れを一気に持っていかれないほどの得点を積み上げた部分。チームとしてのステップアップが感じ取れていた試合だった。

名古屋もフリースローの確率がもう少し上がっていたのなら、十分に逆転できていた気もする。

しかしクオーターでオフェンスが重くなる時間があるのは、修正する必要がある。次回はホームで仙台2連戦。今日の課題を克服し、来る上位チームとの決戦に備えを万全にしてほしい。んでねー?