ハピネッツ古川孝敏選手の移籍は大正解!琉球は異次元のダブルチームでオフェンスも混乱

実に興味深い試合だ!琉球に移籍した元秋田ノーザンハピネッツの小野寺選手と秋田に移籍した古川選手との対決。両選手も「意識していない」はずもなく、ガチガチの展開必死!小野寺選手には誰がマッチアップするのか?古川選手はどうやってディフェンスをかいくぐりシュートを決めハピネッツにエナジーを与えるのか?

2019-20 B1第4節10月19日秋田ノーザンハピネッツVS琉球ゴールデンキングス

秋田|20|14|24|29|=87
琉球|16|19|12|22|=69

1クオーターからハピネッツの古川選手、細谷選手、キーナン選手の長距離である3Pが冴えた!リズムよく得点をしていくのはこう、ケンゾーHCの策の一つがハマりつつある。

沖縄もハピネッツのディフェンスに負けじと、トップの位置から繰り広げ、秋田のオフェンスを仕留めにかかるエネルギッシュさな動きで前半は逆転に成功する。

しかし後半、ハピネッツは落ち着きを取り戻す。激しいディフェンスというけれど、焼き付け刃では決してない、こっちはどっこいペップ流のディフェンスの確かな遺伝子が存在する。

例えば元ハピネッツの小野寺選手も知っているが、そんな彼には中山選手や白濱選手があいさつ代わりにマッチアップした。ダブルチームでは野本選手もディフェンスに参加した。

ファールを受けた小野寺選手も今のハピネッツのディフェンスはペップのそれと進化した部分を体感したに違いない。

それでも沖縄は10点差まで追い詰めてきたので大したものである。

勝負の4クオーターではいきなり中山選手は宮里選手からスチールでレイアップ。躍動している。ニカ選手のリバウンドからのバスケットカウントワンスロー!野本選手も鋭いドライブを決める。

後半も抜け目なく得点を重ねる。途中キーナン選手が小野寺選手のユニフォームを引っ張ってアンスポーツマンライクファールを与えて、沖縄へ流れが行きそうな場面だとしてもー。ハピネッツの選手は慌てずに求められているパフォーマンスを遂行した。


激しいディフェンスからのオフェンスが機能している。スクリーンプレーの後ボールを運べている。沖縄を翻弄している。

沖縄のディフェンスはただ前からくるだけで、ペイントエリア内では統一性がない。秋田はそこをうまくついている。

時間を重ねていくと、明らかに戦意喪失していた。

これはハピネッツのチーム力が沖縄よりも熟成されている証拠であります。昨シーズンでは沖縄にホームで開幕戦2連敗したので、出来れば明日も勝っていただきたい!んでねー?

明日こそ出番があれば、ハビエルカーター選手、爆発せよ!!!

【動画】古川選手が躍動し、ハピネッツの鬼ディフェンス炸裂



元ハピネッツの小野寺選手が古巣へのメッセージを見たか?琉球で躍動し三河にリベンジの主役に!