秋田はザック選手の代わりにチョル選手が加わり、特別指定選手として元田大陽選手が入団した。川崎とすれば前節仙台に連敗し秋田は長崎に連勝した。チームの勢いに差があるが、試合巧者の川崎のゲームプランに注目だ。秋田はセンター不在をどうオフェンスやリバウンドで優位に立てるのか?こちらも課題克服に活路を見出したい。
試合結果・速報
2023-24 B1第19節1月26日秋田ノーザンハピネッツVS川崎ブレイブサンダースゲーム1
秋田|20|20|19|13|=69
川崎|32|23|21|17|=87
川崎は藤井選手のアウトサイドシュートが高確率で決まり、インサイドではヒース選手の合わせが決まり点差を広げていく。秋田も田口選手の3Pで食い下がるも、連敗を止めたい川崎のエナジーを感じた。
チョル選手、元田選手もコートに立った。いきなりドライブアタックを決めるとチョル選手はダンクで挨拶をした。
川崎のディフェンスも圧が高く、カーター選手がインサイドを押す場面でターンオーバー。早いボール回しから篠山選手がフロータを決めた32-51。
元田選手はスクリーナーからインサイドへ進むとボールをもらいアタック!秋田らしい攻撃を見せた。ライスナー選手もインサイドでファールをもらいフリースローを確実に決め、最後デザインされたプレーでインサイド、フローターを決め40-55と後半へつないだ。
川崎は相変わらず篠山選手が3Pを決めると田口選手がジャンパーで返す。川崎はチームファール5、残り6分以上ある。しかし秋田はそのボーナスタイムを生かせない!インサイドを攻めあぐんだ。逆にヒース選手に3Pを決められリードを許した。
元田選手も積極的に3pを決めるとチョル選手へのゴール下をアシストした。
最終クォーター秋田は明日につなげるハードワークを繰り広げる。カーター選手がゴール下のダンク、田口選手が3pを決めた。それでも秋田は攻めてはいるがゴール下が入らないもどかしい時間。
ヒース選手にWチームを仕掛けると、秋田ボールになった。ライスナー選手のリバウンド、カータ選手のアタックエンドワン、チョル選手のブロックから、熊谷選手のアタックで67-84。ここから連続得点はいずれもヒース選手がいない間の得点だった。
ハイライト動画
秋田ビッグプレー動画
ケンゾーHCコメント
広島、長崎線といい、出入りの激しいバスケをしているし、ディフェンスの強度が強豪に通じないのはなぜでしょう?仙台さんは2連勝していますが、動画みて対策しなかったのですか?特にオフェンスでは縦への侵入ができないのは、改善が必要だと思います。なんにしてもチームの「ガリっと」さが感じないし、HCはもっと激しく選手の心に迫ってもいいのでは?
熊谷航選手コメント
最後に
今日は秋田は川崎にインサイドを封じ込められた。ヒース選手、アレン選手のインサイドの守りが強く、ペイント内アタックも確率は悪かった。その中で元田選手が躍動し、実に秋田の戦術にマッチしているか、そのプレーにも顕著だった。
チョル選手も躍動感ある、ダンクや、ブロックも見せてくれた。さならるアジャストが楽しみだ。
とりわけ古川選手も体調不良で保岡選手も出られない中、田口選手が気合の入ったプレーを見せた。インサイトがかみ合えば、もう少し競った試合になると思うが、広島、千葉戦同様、前半に得点を与えすぎた。
このディフェンスは修正しなくてはいけないし、同じ東地区の仙台は川崎相手に2連勝しているのだ。