島根に連勝逃したメンタルの弱さにNGを突き付けハピネッツブースターがとったまさかの行動

昨日の試合では近年まれにみる攻守が噛み合ったハピネッツで、最初から最後まで安心してみることが出来た。対する島根はロスターの選手二人がインフルエンザになってしまう緊急事態になってしまった。

しかしハピネッツとしても今日は昨日みたいな一方的な試合展開には、まずならないだろう。島根の底力を垣間見ることになるかもしれません。だって三河を下した力は偶然ではないはずだから。

2019-20 B1第9節11月17日秋田ノーザンハピネッツVS島根スサノオマジックゲーム2

1Q秋田22-15島根

島根山下選手の3Pシュートで始まった。すぐにハピネッツはハビエルカーター選手が3Pお返し。しかし今日の島根はリバウンドも頑張っている。ディフェンスも固い。

ハピネッツはダブルチームでクウェリ選手を止めて中山選手がボールをむしり取った。すぐに細谷選手へファーストブレイク成功!12-5で島根がタイムアウト!その後も中山選手が中へ切り込むと見せかけて、ミドルを決めた。

島根のロバートカーター選手がコーナー3Pを決めれば保岡選手がお返しの3P.ハピネッツはセットディフェンスを頑張り24秒バイブレーションを誘発。リズムがいい。カーター選手がこの日3本目の3Pを決め手試合の主導権を握った。

2Q秋田15-25島根(37-40)

開始早々クウェリ選手へのパスが通り連続で決められる。秋田はたまらずタイムアウト。島根は今日はぴったり追従している。それなのに秋田はパスミスのターンオーバー。しばらくお互いミスで得点が入らない時間があったが、流れを引き寄せる3Pを決めたのは島根のロバートカーター選手。この時に、ニカ選手がテクニカルファールを取られた。

ハピネッツのカーター選手はインサイドでごり押しのフックシュートを決めた。しかし島根の連続3Pを決められ秋田はオフェンスが重い。島根のボール回しが今日は早いし3Pが高確率で入る。カーター選手はクウェリ選手のインサイドをシュートブロック!最古は白濱選手がレイアップで締めた。

3Q秋田19-19島根(56-59)

さあ三点差をどうするか?いきなり秋田は24秒バイブレーションを犯して島根の勝ち。ここから両チームのディフェンスが
へ良く点数が伸びない。お互いが我慢の時間。そんな中、秋田は中山選手を投入!連続でスチールからのブレイクで41-44。クウェリ選手のインサイドをダブルチームでターンオーバー。キーナン選手がゴール下で45-45の同点。さらにトップからの3Pを決め手島根がタイムアウト。

島根のロバートカーター選手の3Pに対して今日は細谷選手の3Pは不発!それでもニカ選手がねじ婚dえバスケットカウントワンスロー!中山選手からのハビエルカーター選手への合わせで、待ってましたインサイドダンク。3点差は変わらず最終クオータ
へ!

4Q秋田16-22島根(72-81)

秋田はキーナン選手の3Pやハビエルカーター選手のシュートブロック、中山選手のレイアップも勝負所で島根のカーター選手からのクウェリ選手へのホットラインを攻略できなかった。それはそのままリバウンドにも影響した。時々秋田の攻撃も発揮するのですがオフェンスリバウンドで続かない。ファールゲームを試みても点差が縮まることはなかった。

島根はどうやって秋田の長所を消したのか

立ち上がりは秋田のペース。ジャスティン・キーナンの圧力に押され、ハビエル・カーターに3本の3ポイントシュートを決められて先行
くを許すも、前日と違ったのは秋田のハードプレスへの対応だ。煽られてターンオーバーを連発、そこから速攻を浴びた前日の反省から対応を強化。セットオフェンスで無理にテンポを上げず、そのまま相手の攻めに持ち込まれるライブターンオーバーを減らして重い展開に持ち込む。「プレスブレイクを用意してターンオーバーを減らせた」と鈴木裕紀ヘッドコーチが試合後に語った対策が、見事に機能した。

島根は得点力のあるチームではなく、本来であれば走ってチャンスを作りたいところだが、打ち合いでは秋田に分があると見て、セットオフェンスでじっくり攻めた。得点源のブライアン・クウェリとロバート・カーターが警戒されるのは承知の上。クウェリはゴール下で待つだけでなくスクリーンを掛けては新たなポジションを取り直す動きを繰り返し、日本人選手もパスだけでなく隙あらばアタックする姿勢を見せて、激しい当たりを徹底する秋田ディフェンスを誘った。

こうしてクウェリへの合わせが何度か決まると、これを意識した秋田ディフェンスはストレッチ4のカーターまで捕まえられなくなる。そのカーターは第2クォーターに3ポイントシュート6本中5本成功と、ロースコアの展開の中で貴重な得点を重ねた。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191117-00000005-basket-spo

ケンゾーHCのコメント

昨日の勝利から今日も沢山のブースターの皆さんが駆けつけてくれた中で、また、島根さんもベストな状態ではなかった中で、勝ちきれなかった甘さ、勝たせられなかった自分の力不足を感じた試合でした。長いシーズン、シュートが入らないから負けるではなく、自分たちがやるべきディフェンスをしっかりやらないと勝てません。今日で言えば、島根さんのアジャストに対してどうにかして早く止めないといけませんでした。自分たちの弱さが出た結果です。
また、島根さんは秋田と一緒で降格を味わって再び昇格したチーム。その中で地方クラブとして秋田・島根がB1でどうやって生き残っていくか、戦っていくのか、というところがこのリーグを盛り上げると思っています。僕自身、非常にリスペクトしている球団ですし、今日のゲームは素晴らしかったと思います。
バイウィークを挟んで天皇杯と続きますが、まずは選手たちにしっかり体を休めてもらって、これからの練習でチームとして精度を上げます。成長していくしかないので、しっかり準備をしていきます。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=14722

最後に

今日のハピネッツは外角シュートの確率が2クオータ以降、最後まで上がらず苦しんだ。どうだろう?好不調の波を解消しないと先が苦しいと思うのですが?まんべんなくすべての選手が決めれるとは思いませんが、流れを断ち切る3Pを決めれないとしょうがない!それは恐らく1クオーターよりも後半でしょう!3Pは水物であって分からない?という段階は今の時代通用しない。昨日と京都では全然違うということであればプロとしてどうなのか?

と、、少し厳しいかもしれませんが、恐らくハピネッツブースターも同じだということ。というのは4クオーター試合が大方決まった空気でブースターは最後まで見届けることなくスラスラと席を立ち歩き始めたのだ。

これ、、、はい、懐かしい風景であります。b1の1年目であまりにも結果が出ないで、負けたゲームの途中で応援を辞め、帰り始める姿。これを見ることになろうとは。だってペップ時代には無かったこと。それゆえ選手の「戦う気持ち」が伝わらない展開だったろう。

逆に相手の島根の方が、昨日の惨敗からディフェンスをきっちり固めて、修正をしてきたのは見事だった。何しろプライド!気持ち!が窮地を救った!リバウンドでも優勢に立ち、鈴木HCのゆっくりしたハーフコートディフェンスがハマった。会心のゲーム運びだと思う。

ハピネッツとしてもクウェリ選手のインサイドを止められなかった反省を次に生かしてほしい。今日はひょっとして負けてよかったのかもしれない。チームとしても考えなければならない。この両チームは11月30日の天皇杯でも顔を合わせることになる。さあどうなることやら???