昨日のゲーム1では、20点差を怒涛の攻撃で逆転した新潟のオフェンスは古川選手のブザービーター3Pシュートで跳ね返された。秋田もオフェンスが停滞し、ガス欠でディフェンスの足が止まり、逆転を許した反省を今日はどう修正するのか?楽しみだ。
2020-21 B1第34節4月18日秋田ノーザンハピネッツVS新潟アルビレックスBBゲーム2
秋田|20|27|30|14|=91
新潟|19|8|17|15|=59
1クオーターはカーター選手のミドル、トップの位置からの3Pシュートも決まりまずまずの滑り出し。新潟もウオッシュバーンの3Pシュートで5-5の締まった入りだ。特に秋田はインサイドデイビス選手のインサイドを多用している。
ディフェンスではwチームを仕掛けるが、パス回しを早くし、3Pシュートが決まり、7-12の5点差に。それでも秋田は持ち前の激しいディフェンスからの速攻が決まり、野本選手のドライブ、大浦選手からタッチダウンパス、デイビス選手がダンク。
保岡選手の3Pシュートも飛び出して互角の展開になった。
2クオーターで秋田はタイムシェアを繰り返すと、ディフェンスのギアを上げた。パスカット、スチールと新潟は最後までシュートができない時間が続いた。
大浦選手、デイビス選手の合わせが素晴らしく、見る見るうちに8点差がついた。
なんといってもトラジションバスケ、スピードが素晴らしい。シュートクローザーとしてデイビス選手の跳躍力で圧倒、得点を重ねて、チームのモチベーションアップ!流れは完全に秋田が握った。
さらにカーター選手の連続3Pシュートが飛び出し、長谷川選手がタフショットブザービーターを決め47-27の20点差をつけた。
さあ後半、昨日と同じ20点差からの攻防の再現なるか?新潟はアレン選手、後半だけで18点をたたき出しているから不気味だ。
しかしその不安はなくなった。出だしから古川選手のバウンドパスからのデイビス選手がダンク。大浦選手の3Pシュート。カーター選手のインサイドアタック、大浦選手、デイビス選手がダンク。このホットラインは確立されたといっていい。
流れるような秋田の選手とボール。
残り6分でチームファール5で当然新潟のフリースローが多くなったが、秋田は外のシュートの精度が最後まで落ちない。気が付けば得点差は30点まで開いた。
終盤は若い選手に経験を積ませた。アジア枠のワン選手も躍動しリバウンドで存在感を発揮、10得点を上げて、MIP賞に輝いた。
けがのために戦列を離れていた多田選手もフローターシュートやクイックからのディープミドルシュートを決めてくれたし、来季がとても楽しみだ。
秋田は昨日の時点でチャンピオンシップ出場の夢は絶たれた難しい試合となった。しかし残り7試合で秋田のバスケットを貫いて、来季のチーム構想を確立してほしい。
来季も降格はないリーグになるが、課題や修正はある。コールビー選手がまさかの長期離脱もあったが、大差で負けこむ試合もあり、物足りなさ感はある。
出来れば千葉戦は総力戦で勝利を収めてほしい。次回はアウエー宇都宮戦。