ハピネッツ成田も追従!ディフェンスが国民に感動を与え、日本バスケの概念を変えるから目が離せない!

18-19 B1第9節11月11日vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ試合結果

昨日のハピネッツは素晴らしいディフェンスで名古屋の攻撃を思い通りにさせませんでした。今日も秋田は頑張ったのですが、オフェンスに上手くつなげることができませんでした。逆に名古屋は秋田のやりたいゲームをしていたように思います。成田選手は名古屋出身ですのでファンの声援もあったと思いますが、この日は思うようなシュートパフォーマンスを披露することは出来ませんでした。でもくらいつくディフェンスはハピネッツの顔になっていていますよね。
秋田|10|12|19|13|=54
名古屋|22|19|21|17|=79

前半に開いた得点差を、詰めることが出来ませんでした。名古屋は昨日の敗戦でかなり激論を交わして、冷静に修正してきました。昨日不在だったカミングスの存在が光りました。随所で賢いプレーを発揮していましたし、その他の選手も気迫を前面に出してプレーをしていました。

秋田のディフェンスの使命

ハピネッツのディフェンスでもしかしたら相手チームも本気になるというか、いいところを引き出していると思います。B1に復帰したハピネッツに対しては、大人げないくらい、モチベーションをあげてつぶしにかかってきます。これは明らかに違うと思います。ある意味ハピネッツに学んでいますよね。

ですがハピネッツもこのままでは終われません!控え選手、とりわけ選手層が薄いのは致命的なのです。(解説者も指摘していました)ここを早急に修正しないといけませんね。相手外国人選手はなかなかオンザコートゼロにしたくない。そんな中ハピネッツはどうしてもミスマッチ状態が続きます。身長差を競った部分で突かれると点差に即座に影響します。ここが現在物足りません。明らかに他のチームとハンディが生じている状況にあります。

ハンディというのは語弊があると思いますが、不利な局面を打開するときに苦労します。オフェンスの引き出しが制限されます。これをチーム力で打開するには選手間の連携が問われるのです。追い付けそうで、追い付けない。ディフェンスで頑張っているけど、得点できないで逆に流れを相手に渡してしまう。

ましてや相手チームが経験豊富だと即座に対応されます。厳しい時間を我慢しつつでも秋田はメンタルやフィジカルにおいて40分間遂行能力を問われているわけなのですね。

ハピネッツのディフェンスは見る人をに感動を与えています。その献身的でアグレッシブなプレーは他のチームではありえない特徴なのです。そのギアをもっと効率的に出し入れしてもいいと思うのですが、40分間選手のタイムシェアをしながら継続させるスタイルは「無理だろ!」と思うのですがB2では最高勝率で証明しましたし、B1での戦いにアジャストを挑んでいる最中なのですね。

コールビー選手の秘策

この日は早々に秋田のブースターとハイタッチを交わすと先頭で引き上げていきました。やっぱり悔しさが充満していましたね。彼は現役のバーレーンプレミアの選手でした。まして国の代表選手。その献身的なプレーには頭が下がります。ゴール下のオフェンス、リバウンド、B1トップのブロックショットは改めてコールビー選手のあり難い存在感を確信します。でもねまだ出していないプレーがあります。

それはレイアップシュート、ドライブシュートです。これで彼は鬼に金棒です。真の相手チームの脅威になるのですね。B2でもほとんど見せていません。これをやりだしたらファールをもらえるのはもちろん、嫌な流れを食い止める戦術になるのは確実です。いつゴーサインがペップHCから出るのか注目です。

ハピネッツ侍

コールビー選手の爆発力ときたらこんなものではありませんよ。「コールビーダンク10本両軍最多28得点!」なんて、こんな見出しはもうすぐですぜ!