秋田ノーザンハピネッツは昨日の名古屋戦では秋田がやりたかった展開を逆にやられてしまった感がある。5人が厳しいディフェンスで連動してミスを誘って、オフェンスでは内外からバランスよく良く得点する。そんな戦いを理想として取り組んできたはずです。
控え選手の役割
名古屋との戦いは常に劣勢だったのだが、控え選手に活気がないのはどうしてだろうか?ペップの求める水準に達していないというのなら、それを、練習で生かしているのだろうか?コミュニケーションをしっかり取って、試合のないときに率先して体を動かしているのだろうか?
フロントも然り、相手チームの分析をチーム内で協議し、対策を練っているのだろうか?やっているとしたら圧倒的に足りていません。
そもそも、ペップHCの求めるディフェンスを体現できる選手を獲得したのではなかったのか?練習が出来ていないなら、契約早々に、7月から、合宿やキャンプをして備え、不安を解消するべきではなかったのではないだろうか?イベント出演よりも練習時間にあてたほうが、ファンは真に喜ぶはずです。8月の中旬からでは遅すぎると思いました。それはB2とは雲泥の差のB1の舞台だからです。
危機意識を奮起に変えよ
さらにここにきて、中山拓哉選手のケガの状態が気になります。中山拓哉はシーズン開幕から出場時間が圧倒的に長く、このままの状態だと、まさかのケガに状況に追い込まれてもおかしくないと感じていました。勝利に賭ける彼の意気込みは素晴らしく、チームに活気を与えてくれるものです。なので控え選手も「控えに甘んじることなく」ギラギラと「やってやる感」をだしてなんでも取り組む必要があります。それなくして危機感の脱出意識はないでしょう。ペップHCも選手の努力をこそ、求め信じています。
なのにフロントが、外部から新たに期限付きで選手を獲得でもしたらどうでしょう?チームの雰囲気はどうなりますか?そんなことは避けなければならないと思いますし、「自分達がやってやる!」といつも思わないといけないのですね。11月攻勢に向けて下を向いている暇などありません。自分に足りていない部分は自分で努力してやり切るしかないですし、他の人の助言を素直に受け入れる勇気も必要です。せっかくのチームメイトですから、乗り越えると信じて努力してもらいたいです。
野本健吾からの一言
「だいぶシステムに慣れてきている。失点もあったので自分のプレーでいい形を作れるようにしたい。」フォワードの野本健吾選手は相手外国人へのディフェンスが光りました。
18-19 B1第7節11月4日vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ試合結果
84対68で名古屋の勝利。昨日の試合からハピネッツは修正しましたが、名古屋のチーム力に屈しました。第1クオーターで、カミングスがファール退場で、秋田有利の展開になるはずでした。名古屋は外国人選手が一人いない、オンザコート1で試合をすすめることしかできない状態です。秋田にしてはゲームプランでしてやったりで、どう名古屋を料理するかにかかっていました。今日のハピネッツの外国人選手の目の色が違っていました。キーナン選手、コールビー選手も躍動していました。最大で11点リードしましたし、今日は「やってくれる」と期待感マックス!
秋田 |23|11|23|11|=68
名古屋D|17|34|18|15|=84
ですが名古屋の日本人選手はオンザコートゼロ同志でも力強いプレーをしていました。ハピネッツにしてみればオンザコート2で有利に試合を運べる目論見があったずっですが、その後のオフェンスがB2レベルで、制度に欠きました。せっかく相手は外国人選手が一人の状態であったのに、「何をやっているんだ?」ということです。相手の嫌がるプレーに徹して第2クオーターは最後まで両外国人選手を使い、突き放しにかかっても良かったのではないのか感がありました。
中山拓哉選手はやはり出られませんでしたね!どう立て直すか?喫緊の課題です。名古屋のベンチで気持ち悪かったのですが、にやけた、笑ったいる状態でしたね。秋田を馬鹿にしているかのようです。これはいやな感じでですよね。「ニヤニヤ」していましたよ。これでいいのハピネッツ!?
初めてみた超悪質なファール
第1クオーター早々に白濱選手の顔、あご?にカミングスの肘が当たったので、最初はアンスポーツマンライクファールかと思っていたらビデオ判定で、さらに悪質さが判明!ディスクォリファイングファウルの一発退場となって、ハピネッツには願ってもないチャンスかと思った。逆にこれが名古屋の奮起を促して、ディフェンスリバウンドを奪って速攻に持ち込み、ゴール下ではハピネッツのファールを誘い次々とバスケットカウントを奪った。うーん大人の試合展開です。
成田正弘選手の声
「自分が打ったのは5本全部ノーマーク1本でも決めていれば試合展開も変わった。本当に悔しい」
白濱僚祐選手の声
「1対1で守れていない。もう一度原点に返って全員で戦いやり返したい。」
ペップHCの注目発言
今日は第2クォーターでみなさんを失望させてしまったと思っています。第1クォーターは入りからよくできていて、後半も第3Qは得点差だけみれば悪くなく、最終Qも相手と競ることができていたと思いますが、第2Qだけで後半(3Q+4Q)の33点と変わらない得点(34点)を失うという結果になってしまったからです。信じてもらえないかもしれませんが、今日の試合前に映像をみながら選手たちと確認をし、必要なファウルは仕方ないけれども不必要なファウルはしないようにと具体的にプレーを示して話をしました。しかし同じことが今日も何度も起きてしまいました。昨日の試合後、外国籍選手のファウルを減らし、プレータイムを増やしたいとお話しましたが、今日は相手の外国籍選手が1人の時間帯が増えた状況で、集中力を欠いたのか自分たちの外国籍選手が不要なファウルを重ね、出場時間が限られてしまい、数的優位な状況を活かせませんでした。これはチームとしての負けです。https://northern-happinets.com/news/detail/id=12837
今日の試合、ハピネッツの外国人選手の目の色が変わっていました。コールビー選手、キーナン選手。気合いが相当入っていました。うーん、今日は勝たせてやりたかった!でもこれがB1の舞台です。名古屋に学べ!