秋田はいよいよ正念場を迎える!今日はアウエーで東京戦。週末がホームで川崎2連戦。チャンピオンシップ出場のために今後、星勘定からすれば強豪との闘いは一つでも勝つことが重要になる。
秋田はチームディフェンスの厳しさを取り戻したかに見えた先の横浜戦ではあるが、本日の東京戦は直近では2連勝を飾った。なので東京にしてみれば同じ誤りをするわけにいかない!
試合結果・速報
2021-22 B1第24節3月16日秋田ノーザンハピネッツVSアルバルク東京
秋田|24|15|20|23|=69
東京|29|16|11|10|=79
秋田は東京に競い負けはしたものの、ほぼ互角の戦いを演じて、勝敗を分けたのはおそらく「気持ち」の部分ではなかったろうか?もちろん、秋田も負けてはいなかったが、東京にしてみれは秋田には2連敗中。しかもロシター選手がケガで、出られないなら当然なのかなと。
その東京の負け方があまりにも悪かったので、相当に戦術を練ってきたと思う。秋田はその東京のピック&ロールを攻略して勝ったので、少しだけ慢心があったかと思う。東京はシンプルにインサイド、アウトサイドバランスよく攻めた。ここぞというところのリバウンドもサイズ選手が支配した。
選手の好不調だけを見れば、いまサイズ選手は絶好調なのかもしれない。スペイン時代チームメイトのアイバーソン選手、、。もう少しインサイドでの存在感を示していたらと思うのだけど、リバウンドの立ち位置やゴール下の制圧が不足していた。自由にさせない、そこも東京が対策をしてきたということ。
加えてシュート精度も上がっていては、戦い方は相当にタフだったに違いない。それが強豪との闘いということ。
1クォーターでさすがに29点は取られすぎた。いきなり6-0のランで秋田は後手に回った。ここからグリン選手の3Pシュートで14-14に追いつくが、点の取り合い、打ち合いになったしまった。
2クォータに入ると一転、守りあいになった、いわゆる我慢比べ。東京は秋田のパスに対して激しくプレッシャーをかけた。そんな時はビッグマンが仕事をする。サイズ選手VSアイバーソン選手の対決が見られた。
アイバーソン選手がフリースローを決めて37-36の逆転に成功した。
ここから本来ならば、秋田の長距離砲がさく裂し、引き離しにかかるのだが、古川選手が不調。逆に大貴選手の3Pシュートやサイズ選手のミドルで、45-39の再逆転される展開になった。
後半は最大で10点差グリン選手、中山選手の3Pシュートで47-49の回復力には驚かされた。
いつものずるずる引き離され、オフェンスが停滞していく、負けパターンは克服したとは思う。秋田はボールがよく動いて、田口選手がデイビス選手へアリウープパスを出し、ダンク!59-56としたときには、本当にわくわくした。
最終クォーター、秋田はターンオーバーを繰り返し、そのすきにカーク選手がインサイドを決め59-62.東京はインサイドアタックに活路を見出しカーク、テイラー、バランスキー選手がレイアップを決めて61-70。秋田もダブルチームを仕掛けるのだが、最後は東京のビッグマンが仕事をし、万事休す。
サイズ選手は一人で26リバウンド。勝負強さが光った。
ハイライト動画
ケンゾーHCコメント
チームとしても非常に大事な一戦で、素晴らしいチャレンジの機会だと思っていたのですが、1Qの失点が多くなり、リバウンドのところですごく苦労し、4Qではオフェンスのところで苦しんだ部分がありました。
チームとしてはよく戦えた部分と、あともう少しという部分があり、いいところも悪いところも出た試合だと思います。
選手たちはよく戦ってくれたと思います。ここから終盤戦に入り、次は川崎戦ですが、今日の試合は自信を失う試合ではなかったと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=16575
秋田はあと少し、シュート精度があれば、よかったのだが、こればかりは打ち続けるしかないので。それよりもインサイトの攻守。この意識がもう少しあってもいいのかなと感じた。特にアイバーソン選手が封じ込まれた。そしてたびたび、ゲームの入りのディフェンスが緩くなる傾向にある。週末の川崎戦にまで修正をしてもらいたい。
秋田は中山選手が前の広島戦で鼻骨骨折の全治2週間前後、デイビス選手が腹痛の体調不良で、選手がいない中、どんな試合をアウエーで東京と戦うのか、興味は尽きない。 2020-21 B1第12節12月9日秋田ノーザンハピネッツV …