秋田は5連勝中で大阪は連敗中。大阪外国籍選手のカロイアロ選手、多嶋選手が不在。しかし秋田は慢心しないで、やるべきことをやり、連勝を狙う。
試合結果・速報
2023-24 B1第12節12月16日秋田ノーザンハピネッツVS大阪エヴェッサゲーム1
秋田|21|19|20|18|=78
大阪|14|17|19|15|=65
秋田は慌てないゲーム運びで、テンポよく内、外と得点を重ねた。大阪はもっとロング選手のインサイドを仕掛けてくると思ったが、やや、外よりのポジション。変わって日本人選手がインサイドへアタックしてきた。
秋田の中山選手は完全に復調。キレのある動きで2スチール!果敢にアタックをしファールをもらいフリースローで加点。中山選手のアシストで田口選手もドライブを決めた。
2クォータで、初めてロング選手の個人技でインサイドアタックを決め、大阪の攻め方が変わったかに見えた。しかしライスナー選手がしつこくリバウンドを奪取。ファストブレイクにつなげた。
ライスナー選手はディフェンス意識も高く、パスをカットすると、熊谷選手より先に走り、ゴール下を決め39-29とした。前半最後のプレーで保岡選手がボール運びのミスで終了。この部分が少し、今の秋田の流れを悪くするプレーにならないかと不安になった。
後半は大阪がディフェンスの意識を高めてきた。赤穂選手のドライブを大阪の橋本選手がブロック!そして自らコーナー3Pシュートを決めた。秋田も熊谷選手から赤穂選手へのバックカットパスで51-38で13点差。
大阪は秋田のファールに乗じてコツコツとフリースローで点差を縮めてきた。大阪はボール回しも良く、秋田はファールが多くなった。ひたひたと大阪が忍び寄ってきた。
その苦しいときに田口選手が3Pシュートを2本決めて、60-50。しかし古川選手がターンオーバー、ロング選手がステップバックからのジャンパーを決めて秋田はタイムアウト!
大阪はゾーンを敷くが、熊谷選手がドライブ、ザック選手がフォロー。大阪はファール4のハマー選手が我慢してドライブやゴール下の連続得点で迫る。しかし秋田は赤穂選手がバックドアのゴール下を効率よく決めてればライスナー選手がアタックで74-63。
残り2分、大阪の攻撃を秋田は跳ね返す、赤穂選手の3P で78-65。逃げ切った。赤穂選手はキャリアハイ、タイの16得点!
ハイライト動画
秋田ビッグプレー動画
ケンゾーHCコメント
最後に
秋田は勝つには勝ったが、突き放せないもどかしさが残るゲームだった。と感じるのはぜいたくなのだろうか?大阪が迫ってくる時に例えば田口選手、カーター選手の3Pやライスナー選手のリバウンドと、チーム力を発揮できたのは評価できる。
しかし、目に余るのはターンオーバー。その質である。古川選手や保岡選手。一体どうしたのだろう?古川選手は得点でやり返したが、保岡選手は少し頂けない。少しのミスが、後悔の元になるプレーは控えてもらいたいし、得点能力は安定しない。もっとアグレッシブにインサイドを攻めてほしいと思った。
だから今日はたまたま、調子のいい選手がいたので、勝たせてもらったという謙虚さが合う試合だったと思う。
連勝という響きはいいが、足元をすくわれないようにお願いしますね。