昨日は「秋田は試合内容では負けた」が勝負には勝った、複雑な気持ちだろう。今日も気持ちの戦いになる。

試合結果・速報

2024-25 B1第28節3月230日秋田ノーザンハピネッツVS仙台89ナイナーズゲーム2

秋田|25|20|23|11|=79
仙台|18|17|25|20|=80

ゲーム序盤から、お互いディフェンスの強度を強めながら、やり合った。チェンジングディフェンスをやり合い、ミスマッチからの攻撃を繰り出すようなオフェンスで、3Pの精度がいい秋田はリズムよく加点した。

仙台はペイントアタックで荒谷、キッドが得点していくが、今日の秋田は3Pが入る。1クォータの最後も残り3秒から熊谷がブザービーター3Pを決めた。

その7点差を仙台は、青木、ブースのミドル、キッドの3Pで追いついた。どれも秋田のターンオーバーからの失点だ。押せ押せの仙台は攻撃のリズムよく星野の3P、荒谷のペイントアタックで35-29でタイムアウト。

秋田はすかさず田口が3P、熊谷が3Pと見せかけてライスナーへパス、キックアウトからガディアガも3Pを決めた。秋田はリバウンドから連続でファストブレイクでライスナー、田口が3Pを決め、熊谷がドライブで締め、45-35で後半へ。

後半仙台はブースに当たりが戻り、ミドル、フリースロー、3Pを決めて我慢をしながら繋げていく。秋田も赤穂がスティールからのドライブ、3Pの連続得点でケガからの復帰をアピールした。

68-60で迎えた4クォーター、仙台の気合、ディフェンスの強さが増した。田口が流れるようなミドルを決めた後、体調不良からベンチに引っ込むと、攻撃のリズムが悪くなった。仙台が押し返し、ライスナーのインサイドが決まらず、ガディアガはシュートブロックがアンスポに取られた。

キッド選手がインサイドの得点を加えながら、じりじりと迫っていく。74-70と射程圏内に入ると秋田は得点が停滞。

熊谷の4本目の3Pで、79-77とするが、荒谷のフリースロー、Wクラッチで79-80と逆転で仙台が競い勝った。

ハイライト動画

ケンゾーHCコメント

最後に

仙台の執念、魂のプレーは素晴らしかった。新体制になり希望の光が灯った瞬間だ。心から祝福申し上げたい。

秋田は逆にメンバーがそろいながら、後半、勝負所で連携が出来ず、自爆した。チームとしてのプレイが出来ず、単調な攻めのオンパレード。モランは頭が熱くなり、冷静な判断ができない。ブースへのヘルプで手に引っかけたが、マイボールにできない、弱さがあった。

策にこだわり、単純にペイントアタックが出来ず、逆に仙台の荒谷、キッドはスルスルと秋田のディフェンスをかいくぐっていく。そんな気持ちの強さが素晴らしく。今日は仙台の日だった。

仙台のキッド、ブースはプレイタイムが30分以上だったが、自分に求められている役割を遂行した。秋田がもし逆の立場でモラン、メコウルが出来ただろうか?大いに疑問だ。スタッツにムラがあり、何をしたいのかわからない。勝負所で、ストロングポイントで貢献できていないのは将来、禍根を残すのみだ。

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