三遠は現在5勝18敗で西地区9位。昨シーズンは5勝36敗。コロナがなければもしかしたら降格していたかもしれないチーム。当時高校生NO1プレーヤーの河村勇輝選手が所属し、話題になりました。
今シーズンも外国籍選手の合流が遅れ、なかなか調子の波に乗れていない状態で秋田としては今年最後の試合を2連勝といきたい。
2020-21 B1第10節12月26日秋田ノーザンハピネッツVS三遠ネオフェニックスゲーム1
秋田|30|21|17|21|=89
三遠|18|19|24|18|=79
最初からバチバチやりあう展開は、とても気合が入った試合の入りだった。いきなり秋田のお株を奪う、スチールからのレイアップ。三遠注目のフィリピン人ラベナ選手がタフショットを決める。
それでも秋田はデイビス選手の3pシュートで、離されない。
コールビー選手はそのラベナ選手のシュートをブロックすると、デイビス選手のパスを受けてのアリウープもバランスを崩しながらシュートを決めた。
保岡選手も今日は3pシュートが入らないとみれば、外れても積極的にレイアップでリングにアタックしているので、ハートは大丈夫。
加えて細谷選手が入ると、ここぞとばかりの仕事をする。いきなり3pシュートを決めるとスチールからの速攻を決めた。隙を見ると3pシュートで22-16。素晴らしいシューターを実感させた。
多田選手もピンポイントでコーナー3pシュートを決めれば、コントはタフショットで3pシュートを決めた。彼は、プレータイムが短いけれど、決め切る術はやはり潜在能力は高い。もっともっと自信をつけてくれば、秋田の得点も伸びていくに違いない。
後半に入ると三遠が巻き返しに出る。カイルハント選手が連続得点し、流れをつかみかけている。最大15点差がついていたが、2点ずつ我慢しながら得点をしている。
秋田の外国籍選手のファールトラブルを野本選手が献身的な守りで支えた。それがあって大きく崩れることはなかったが、少し得点が止まる時間があった。
ここは三遠のディフェンスが良くなり、秋田はオフェンスのテンポが悪くなった。カイルハント選手の個人技が光り、5点差まで詰め寄ってきたとき、さすがだなーと思った。打開する外国籍選手の躍動もまた、魅力的だ。
オフィシャルタイムアウト後、秋田はディフェンスの圧をも一度強めた。するとノーマクでデイビス選手がダンク!三遠の球出しで4秒バイブレーションを誘発。
古川選手が突き放す3pシュートを決めるとデイビス選手も続いた。ここでフライアゲインのパフォーマンス!
勝負所で、がっちり攻守がかみ合い、三遠の戦意を喪失させた。
秋田は外角シュートが好調で、選手全員がまんべんなく決めた。その中で連続で決め切る選手あり、ディフェンスの圧を強める選手ありと、各人がチームのために仕事をしている感触が今日はあった。
チームの熟成は進んでいると思う。これを後は如何に安定させるか?大きく崩れないように持っていけるか?秋田の成長は続くし楽しみの中にある。
三遠のフィリピン選手、ラベナ選手の髪がピンクなのが、逆に秋田に合っていた(笑)