年末最後の2連戦はFE名古屋。元秋田の川嶋勇人選手、秋田市出身の杉本天昇選手がいる。外国籍選手もインサイドアタックをどんどん仕掛けてくる。秋田は持ち前のディフェンス強度が重要。川嶋選手もそこは百も承知。チームに助言をし、準備をしてくるだろう。
試合結果・速報
2023-24 B1第15節12月22日秋田ノーザンハピネッツVSファイティングイーグル名古屋ゲーム1
秋田|13|20|20|18|=71
F名古屋|17|20|12|12|=61
FE名古屋はヘンリー選手不在でオマラ選手が奮闘!ゴール下で存在感を発揮して9得点をたたき出した。秋田はアウトサイドシュートの精度は低く、ターンオーバーが多い。チーム編成で有利なはずが、FE名古屋のディフェンスの圧で得点が止まっている。
2クォータでやっと田口選手の両チーム通じての3Pが決まった。ライスナー選手の3Pも決まり、ジョーンズ選手のゴール下を守るとトラジションから、連続で3Pを決めた。
FE名古屋はペイントエリアを固めて秋田のリバウンド対策をしている。名古屋は11-0のランに成功。秋田のお株を奪うディフェンスからの流れるような得点。秋田は保岡選手が3Pを外すとライスナー選手のリバウンド、中山選手のパスから3Pを決め33-37で折り返した。
後半秋田はいきなり古川選手のミドル、3Pとライスナー選手の3pがエアーとなりアウトサイドシュートが決まらない。FE名古屋はここぞとばかり川嶋選手がジャンパーを決めた。
しかしここで保岡選手が3Pを沈めて40-39とすると、熊谷選手も続き、秋田のオフェンスにエンジンがかかる。田口選手の3Pは決まらずとも、保岡選手がトラジションアタック!ライスナー選手からのパスを受け、カーター選手がエンドワン。
長谷川選手のパスでカーター選手がダンク!長谷川選手が3Pと53-49と前に出た。名古屋は3クォータ、3Pはなかった。
FE名古屋はそれでも圧を強め、秋田はターンオーバーを犯す。笹山選手も3Pで追撃開始をした。しかし秋田はその隙間を突いて得点を重ね、ライスナー選手がジョーンズ選手のアタックをシュートブロックに成功すると秋田のペースとなった。
リバウンドでも優位に立ち、2次3次攻撃も仕掛けれるようになり、マインドの変化も感じ取れた。
FE名古屋は秋田のショットブロックバイオレーションを誘発させたが逆に24秒かけたので、時間が削られていく。逆に秋田もやり返し、攻撃が秋田に移った。最後リバウンドからの得点をオマラ選手にさんざんやられたプレーを、熊谷選手のリングアタックでザック戦手がやり返した。
最後スローインに4秒バイオレーションを誘発させ秋田が試合をコントロールした。
ハイライト動画
秋田ビッグプレー動画
ケンゾーHCコメント
熊谷航選手コメント
ポイントガードとしてもそうですし、チームとしても、こうなんか分かりやすいというか、あのストロングポイントがあるので、こうやりやすいなという風に思います。ここさえちゃんとしておけばいいっていうところが、やっとつめて今来てるっていう感じですかね。あのなんか僕の考えなんですけど、こう1人ずつの役割が明確になってきているのでで、その中で基盤となるのがディフェンスなので、あのそれをやりつつ、オフェンスではこう各選手の役割をこなしていく。それをベンチに入ってる人が全員こなすことでこういう展開になってるかなという思います。
最後に
スチール王経験者は中山選手、川嶋選手、ジョーンズ選手の3人がコートに立つ異様な風景!
秋田に久しぶりに来た川嶋選手にホームの秋田ブースターは暖かく出迎えた。田口選手、古川選手、ザック選手とも話をしていた。しかし試合内容は登録メンバーが少ないFE名古屋に手を焼いた。確かに今シーズン初顔合わせで難しいとこともあるが、外国籍選手、帰化選手がいない試合で、なぜか秋田はもたつく場面が多すぎるのはどうしてだろうか?最後修正して、自分たちの強みを出せたのは良かったが、上位チームは一気に持っていく力があるので、ターンオーバーは本当にもったいなく思う。
前半のもたつきが4点差で済んだことが幸いだった。
ディフェンスもオマラ選手のリバウンドやインサイドで工夫があまりなかったし、明日はジョーンズ選手のアジャストに苦しめられるかもしれない。保岡選手や長谷川選手以外の田口選手、古川選手のシューター陣もうまく得点に絡んでほしい。その時に異次元のチーム力が発揮されると思う。
秋田はこれで12月は10勝1敗!