強豪秋田へ!アイバーソン選手が獅子奮迅!山のように守り重戦車ごとく走り6連勝

2021-22 B1第11節12月12日秋田ノーザンハピネッツVSアルバルク東京ゲーム2

秋田|20|16|22|17|=75
東京|12|23|16|17|=68

ケンゾーHCコメント

選手たちが素晴らしい集中力で40分間しっかり戦ってくれました。
クラブとしても、B1で6連勝というのは初めてのことなので素晴らしいことだと思いますし、チームとしても正しい方向に向かって行っていると思います。
次の宇都宮戦・群馬戦と今節A東京戦を合わせての5連戦が非常に重要だと思っている中で、今回連勝できました。
引き続き、チームとして成長できるように次に向けてしっかりと準備したいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=16375

ゲームハイライト

大事なゲームの入りは秋田は昨日と同じペースで得点を重ねる。加えてディフェンスの圧を上げて東京のパスミスを誘った。これが東京?という感じで、選手はまだチームの戦術にアジャストしていない感があった。それでも個々の能力はさすがで、ペイントエリア内のシュート確率を上げて追い上げる。

12-4の得点差を、東京のビッグマンカーク選手の強さが光りだす。リバウンドからのゴール下や、ファールをもらうと確実にフリースローを決めた。

注目のアイバーソン選手もカーク選手とのビッグマン対決を制した。リバウンド争いや、カーク選手のインサイドアタックに体を張って止めた。

2クオータでは古川選手のレイアップを後方から走りこみ、ダンクでフォローして会場を沸かせた。

前半は東京も確実に2スローを決めてきた。秋田のチェンジングディフェンスのミスマッチを突き、外のシュートが決まりだす。試合直後ロシター選手が3pシュートを決め切り、36-35で折り返した。

秋田はまだ3pシュートの爆発がなく東京が確実にペイントエリアからのシュートを決めてくる。しかし後半開始早々にグリン選手が3pシュートを決めた。

ここで長谷川選手とロシター選手が接触プレーでロシター選手がラフプレーでアンスポーツマンライクファールに。イージーバスケットになるのを阻止しようとして、最初に体を張ったのが長谷川選手だったがそれをロシター選手が押したのだった。

フリースローを決めて41-35。古川選手がミドルを沈めて43-35。

アイバーソン選手はロシター選手とのリバウンド争いにも勝ち、セカンドチャンスを幾度も防いだ。

しかし、秋田はミスが続き、ターンオーバーを東京はしたたかに連続得点で点差を詰めてくる。さすがだ。

ここで忘れてはいけないデイビス選手が、俊敏性を生かしてゴール下で気を吐く。カーク選手に負けないでパスフェイクを入れながらバスケットカウントをもぎ取って58-51。良くも悪くも彼の俊敏性は魅力だ。

悪い方に働くとファールがかさむが、これをコントロールしてくれると、そのアジャストは未知数となる。

勝負の最終クオーター。7点差は決して安全ではない。秋田は勝負所で何度も逆転を許してきた事実がある。ミスから自滅して前回の東京にも34点を献上している。

しかし今日はセンターにアイバーソン選手が君臨した。その安心感で秋田は大崩れしなかった。それどころかあの男のショータイムで点差を広げることに成功した。

ロシター選手のダンク、サイズ選手のフローターで61-55の東京の連続得点。残り6分36秒保岡選手のステップバックからの3pシュートが決まり、66-55、それを連続で決め69-56とした。

ロシター選手のシュートをまたしてもアイバーソン選手がブロック!保岡選手は3pシュートエリアからボールを持つと、東京は3pシュートを警戒し中にスペースができた。そこへアイバーソン選手へバウンドパスが通りダンクシュート、ワンスローで得点を広げることに成功した。

たまらず東京はタイムアウト!残り4分32秒、チームファールは5である。東京は絶体絶命だ。安藤選手の3本目の3pシュートを決められるが、グリン選手がインサイドを攻めてファールをもらい2スローで残り2分55秒で74-59で勝負あり。

最後までアイバーソン選手がリバウンドに絡みカーク選手からファールをもらい2スロー、テイラー選手が3pシュートを決めるも75-68で秋田は6連勝を初めて飾った。

終ってみれば選手全員で強く守ったし、競った時間を我慢して、ゲームプランを遂行して勝利した。東京は堅実なバスケットを展開するし、タレントも多く、個の力で打開するので昨日みたいに、きっかけがあれば10点差はあっという間に追いつき逆転する能力を有している。

しかし秋田はこの環境で勝負をし、連勝しないと上には行けないカテゴリーにいる。これはきついが幸いなことなんだろうと思う。

さて次は宇都宮、群馬戦が控える。いよいよ秋田の新しい歴史が始まる。

うーん、だめですよ!お金に物言わせて、来季以降アイバーソンを狙っている人がいたら!!!チーム愛を破壊しないでほしい!秋田が独自でリサーチをし、発掘した選手を、しれーっと軽々しく盗まないでください。しらけますよ。

秋田というチームでこそ、B1優勝、制覇を成し遂げるというロマンこそ選手冥利に尽きると思うし、歴史に名を遺す選手として語り継がれる選手だと思いますよ。んでねー?

コルトンアンバーソン選手コメント

「リズムをつかむのが難しい中で負傷をしてしまい、タフなスタートになりました。チームとして成長は続けていますが、まだ自分たちのパフォーマンスに満足しているわけではありません。私自身、目指しているパフォーマンスレベルに到達できるよう、さらに努力しています」
「妻が居心地良く感じているので満足しています。好きなレストランや散歩コースもできたので、秋田で良い暮らしができています」と、ここでも笑顔。家族と言えば、両親は同じ大学でプレーをしていたバスケファミリーで育ち、父はNBAでのプレー歴もある名プレーヤー。尊敬する父からの教えは、「相手より先に諦めてはいけない。ギブアップせず、タフにプレーすること」だという。その言葉を胸に秘め、秋田をさらに上へと引っ張って行くはずだ。

引用https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/202112110017-spnaviow