それって外国籍選手の円満移籍?横取り?努力して新規獲得調査をするのが筋では?

いわゆる交渉解禁日からの自由交渉選手リストに掲載された選手以外の話ですが、外国籍選手がシーズンを通して、特に目立ち、活躍した選手を、金銭で獲得しチームの補強にする手段があるのかなと思う。それはやはりチーム事情としての、方針であるしプロ選手ならば、ある意味「宿命」なのかもしれない。

誰もが高評価をつけてくれれば、選手冥利に尽きるわけだし、それが好条件につながる。自分を今のチームよりも高く評価をしてくれるチームがあれば、心は動くし、移籍も考えよう。

外国籍選手は成績が悪いと途中解雇もあり得るからだ。実力不足から戦力外となる。

それでもバスケの場合、なんか露骨に見えるから不思議だ。成績が思わしくないと、他チームからいとも簡単に呼んで補強をする。驚くのはB2青森にいた選手が開幕早々にB1の京都に移籍した。ああ、そんなこともできるんだ。トレードではないから青森にしてみれば外国籍選手は足りない状況に陥ることになる。

確かにアーリーカップでの彼の活躍は素晴らしかった。常にオフェンスの中心で、オーラがあった。

(※12月12日(日)名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦において負傷し、右アキレス腱断裂全治約6ヶ月。京都ハンナリーズは23日、マイケル・クレイグと双方合意のうえ契約を解除したと発表した。とても残念な結果になってしまいました。結果論ですがB2青森で実績を積んでから移籍したらよかったのでは?と思います。)

他方では、パフォーマンスや実績を確認した上で、補強をし王座奪還を目指しているようなチームもあったりする。

秋田ではその昔、レオライオンズ選手がシーズン途中からきて、B2降格の危機にあった。残念ながら降格になり、来季の契約を結んだかに思えたが、都合で「引退宣言」。彼のパフォーマンスは素晴らしく本当に惜しまれたが、彼の将来を祝福した。

しかし、翌シーズンB1の千葉にいた。これはどんな裏技なのか?知るよしもないが、なにかすっきりしない気持ちだけが残った。

最近ではキーナン選手が群馬に移籍した。B1昇格の原動力として実力を発揮した。(※12月15日(水)の川崎ブレイブサンダース戦で左脛骨骨挫傷で全治1ヶ月程度)

好条件ならば、毎年チームを渡り歩くというのもプロとしての生き方なんだろうとは思う。しかしそのチームのアジャストに時間がかかり本来のパフォマンスが発揮できる保証はない。ましてケガのリスクもある。

まるで円満離婚?しない、できない選手の末路はどうなっているか?わかりませんが。

外国籍選手の個性がチームやブースターに愛され、シーズンをこなして記憶に残る選手でいた方がひょっとしたらベストなのかもしれないと思う。

その候補たる選手が、わずか1年やそこらで引引き抜かれていく現状。

チームの台所事情は一概に言えないが、せめて新規で外国籍選手をリサーチして獲得したらどうだろうか?そのチームが努力し交渉した選手を引き抜くのはどうかと?まあ手っ取り早いとは思いますがロマンがないですよね?

「助っ人としてどんなパフォマンスかわからない」不安もあるが、そこはその選手の努力次第の部分もあると思う。

武士道精神を持つ外国籍選手はいないの?

義理とか人情とかに縛られる必要なないけれど、武士道精神に憧れる外国籍選手も存在すると思う。

チーム愛に燃え、期待に応える外国籍選手待望論は、けっして青臭い夢ではないと思うのだが。現時点ではコールビー選手が当てはまると感じている。

今季は今までにない大型センタのアイバーソン選手が秋田に来てくれた。この選手を探してくれたフロントに感謝したい。

期待通りの活躍を示し、タレント軍団東京に2連勝の原動力になった。彼とのチームとの一体感の幸福感に酔いしれもした。出来ればこの幸福がさらに飛翔した形で、長く栄えることを望みたい。