ハピネッツはB1復帰してから厳しい状況が、ある程度続くのは想定の範囲内ということでシーズン序盤を戦っているのかもしれません。ですがここはプロの世界で結果がすべて!ペップHCの存在がB1、いいえ、日本バスケット界から消え失せるのは計り知れない損失であることを承知しているのかと、これは大げさな問いかけなのでしょうか?
バスケチームにおいて、ヘッドコーチの解任、交代劇は、その成績において日常茶飯事であります。そこは結果がすべてのプロの世界です。B1にハピネッツと同時期に昇格した福岡のヘッドコーチは連敗が続き解任させられました。b2優勝したヘッドコーチでさえそうなのです。今、ハピネッツのB1に置ける立ち位置はどうなんでしょうか?確かにもがき苦しむ状況はあって、打開するために様々な努力が開始されています。
ペップHCの求める戦術は、第一に攻撃的守備があります。B2では結果を出すことが出来ましてわずか1年でb1復帰の原動力になりました。舞台はB1になり、ハピネッツも選手が大幅に入れ替わり、ペップHCの戦術理解に時間を割かれることになりました。
日本人にペップHCの戦術は適合しているのか?
ペップHCはこれまで諸外国において、実績を残してこられました。ですがこの戦術は日本人に合っているのでしょうか?たとえばJ1のサッカーがあります。日本人選手の特徴として、週敏性と勤勉さがあります。サッカーでいうとドリブル突破、パスワーク、コーナーワークでの切り替えの素早さでしょうか?
バスケはというと俊敏性は重要です。そしてまずスピードです。あとはやはり高さでしょうか?ビッグマン。リバウンドで常に優位に立てるからです。ディフェンスも背が低いとミスマッチと叩かれる。ここに体力面で日本人の限界が現れる。相手はシュートに持ち込んでくるし、その時ファールがかさむ悪循環に陥りやすい所が出てくる。それでもここを見極めて、背の高い外国人選手からハピネッツの選手が何度もスチールを成功させている事実があるので、俊敏性からのディフェンスをなんとか完成してほしいと願います。あくまでも私籠球(ろうきゅう)侍の勝手な見解です。
チームで乗り越え発揮する
個人としては限界があるも、チームとして乗り越えることは可能なのか?という問題です。ここが一番ネックです。なぜならチームとして発揮するには時間が必要なのです。チーム一人一人が戦術理解に長け、センスよく動き、対応していくなら、苦労などないのです。この部分は試合を通して深めていくしかないです。まあ、練習試合でもいいのですが。相当量をこなして連携を深め、ぶれないでペップHCの求めるバスケを展開していかないといけないのです。
試合をしながらその「対応力」を磨かないとなりません。けれどその時間は無限ではありません。結果として伴わないとあっさりと無下にされてしまうのです。せっかくのハピネッツに教え込まれた戦術が無くなることは現時点で想像したくありません。ですが結果が出ないと、他の戦術に頼る選択肢が出てきやすいのですね。それだけは絶対に回避したいと思います。ハピネッツが本当にB1で台風の目、唯一無二の存在になるチャンスが到来しています。他のチームにはあり得ません。チームの意地を示す時は今です。
ハピネッツ今こそサムライになれ!
今、確かに苦しいながらもある意味瀬戸際になっているかもしれません。この時期をいかにして耐え、チームとして議論し練習するしかないと思います。ハピネッツはこのスタイルで戦い抜く!ペップHCを信じて残りの試合をあきらめないで戦って頂きたいのです。籠球(ろうきゅう)侍も絶対に見捨てないし、とことん応援することを誓います。
どこまでも、誰よりも、努力し続けた人は、必ずや、前人未到の境地にたどり着く。チームの目標のために、お互いを尊重し、フォローし合うサムライ魂!でハピネッツよ今こそサムライになれ!