京都がゲーム2での逆襲の中、ベイカー選手がパスカットからの怒りのダンク!の意味は?

昨日は1点差の薄氷の勝利の秋田。昨日の反省点をホームで活かせるか?大事な意味を持つ試合。京都はまだ開幕から勝利がないので是が非でも勝利をつかみに来る。

試合結果・速報

2023-24 B1第3節10月22日秋田ノーザンハピネッツVS京都ハンナリーズゲーム2

秋田|21|11|19|19|=70
京都|27|19|24|18|=88

京都は秋田に対して強い気持ちで向かった来た。まず昨日とはディフェンスの強度を上げた。秋田のチャンスをリバウンドで有利に立った。ライト選手がいない京都は攻撃のリズムがいい。秋田は受け身に立ってターンオーバーを連発。頼みの3Pも精度を欠いた。

ペイントアタックでファールをもらうのが精いっぱい。点差を縮められない。そしてまずりバウンドでジャクソン選手のゴール下で翻弄される。昨シーズン新潟の澁田選手の正確なシュート、アタックフローターは秋田を苦しめた。

ベイカー選手のアタック、3Pもまだ来ない。シュートブロックも相手のボールになり、秋田は我慢の時間が続いていた。長谷川選手がブザービーター3Pでやっとの状態。前半は京都のいいところばかり目についた。

リバウンド18-27、オフェンスリバウンドは6-11 。ターンオーバーも7-4。

後半は京都はジョーンズ選手、岡田選手の3P攻勢が決まりだして突き放しにかかる。36-57。21リード。特にジョーンズ選手は30得点で止められなかった。

秋田も赤穂選手、長谷川選手のフローター、3Pを決めるがいずれも流れを変えるには至らず単発。秋田のディフェンスに完全にアジャストされた京都に対して外国籍のザック、クロケット選手がファールアウト。

ファールで止めるしかなくなった。いわゆる準備不足を露呈した。

しびれを切らしたように長谷川選手のインサイドアタック、ベイカー選手がスローインのパスをカットしてそのまま走りこんでのダンクが精いっぱいの見せ場だった。

京都のプレッシャーにやりたいバスケが出来ないストレスは相当だったに違いない。

ハイライト動画

秋田ビッグプレー動画

ケンゾーHCコメント

ブザービーター3Pを決めた長谷川選手のコメント

最後に

ホームで連勝できない秋田は、今日は内容も悪く、観客の途中退場も見られたようだ。ディフェンスもオフェンスも修正できないまま、ゲームを終える後味の悪さは、もしかしたらそのままシーズンを終えてしまう可能性もある。

メンバーチェンジを繰り返しても流れは変わらず、秋田のやりたいバスケの形が見えないのは、ケンゾーHCの責任問題に発展しそうだ。課題のリバウンドは特にひどい。今シーズンこれまでの戦いで仕上がりが順調なチームと、もがいているチームの二極化があるように見える。

京都はよく見ればチーム編成はバランスがいいと思うし、今日のような試合をすれば、勝ち星を拾えるチームとなるだろう。ジャクソン選手のゴール下、リバウンド。もと渋谷のジョーンズ選手のシュートセレクションの多さ。岡田選手しかり、。いわゆる流れが悪くなっても、個で打開できるチームだ。

一方秋田は、1クォータで爆発しても、そのあとがよろしくない。チームとして体を成していない。これは前々から言われてきたことなのだが、今その通りになりつつある。とても残念だ。

答えは意外と明白で外国籍選手のアグレッシブさ、存在感、助っ人としての役割が、見えにくい点だろう。このままで良いはずもなく、球団の決断もあると思う。

秋田は次節水曜日、アウエー東京と戦う。結果によってはいよいよ苦境に立たされる。