秋田は開幕から北海道、島根に3連敗中。今日はホームに京都を迎え2連戦を行う。なお、ユニフォームは、秋田犬をモチーフにしたFANSユニフォームでプレーをする。登録メンバー不足の影響により、スタートダッシュこそ叶わなかったが、強豪島根とは十分に戦えた時間もあったので、ここからギアを上げてほしいし、CSカムバックのためには勝利にこだわる戦術に期待したい。
試合結果・速報
2023-24 B1第3節10月21日秋田ノーザンハピネッツVS京都ハンナリーズゲーム1
秋田|30|14|16|21|=81
京都|15|19|19|27|=80
秋田は最近、お馴染みのロケットスタートを京都にも浴びせた。
赤穂選手の3Pを皮切りに、古川選手のジャンパー、中山選手のタフショット、ミドルがワンスロー、長谷川選手の3pで17-5とオフェンスは好調。攻めるディフェンスも京都のオフェンスを苦しめ、ターンオーバーを誘った。
クロケット選手は相手パスをジャンプしてカット、マイボールにしてゴール下は決まらなかったが、躍動感たっぷり。長谷川選手の手を伸ばしたパスカットもよく決まり、パスからのイージーバスケットを決めた。
1クォータは完全に秋田の流れで、京都はやりたいバスケットが出来なかった。
2クォータに入るとデイヴィス選手のインサイドアタック、ジャクソン選手のゴール下の合わせが決まり。今度は秋田のオフェンスが停滞した。京都のアジア枠のライト選手も3Pを決めて点差を縮めた。
秋田はノーマークのシュートが決まらず、パス回しが長くなり早い攻撃が機能しなくなった。
それでも秋田はクロケット選手がファール3のザックに代わりリバウンドで粘った。ベイカー選手選手は京都、小西選手のドライブをブロックショットからの田口選手がトラジションで3Pで仕上げた。44-34。
長谷川選手の手わざ、、、随所に手を伸ばし、スチールのきっかけを作った。
ベイカー選手はシュートブロックで貢献した。時々トラベリングでターンオーバーをしたが、3Pで帳消しにした。
古川選手がコートに復帰して早々に3Pを決めた。
京都のケビン選手がダイブを決めて67-59。残り7分で秋田は何度も24秒バイオレーションで守った。残り5分で11点差。京都は5点差からなかなか縮められない。しかしライト選手の3Pから流れは京都に傾いた。
後半足が止まった秋田。ディフェンスのヘルプが遅くなったところを、岡田選手の4本の3Pで激しく追い上げられて、79-78。ジャクソン選手の2スローで79-80で逆転。
残り30秒中山選手がスチール、そのままドライブを決めたらよかったが、外して赤穂選手のフォローも外れ、クロケット選手がねじ込んだ。
ハイライト動画
秋田ビッグプレー動画
ケンゾーHCコメントクロケット選手の出来について
クロケット選手の激白!自分に求められるものは?
最後に
京都の追い上げは恐ろしかった。さすがに一度火が付くと、スコアラーが得点を重ねてくるのは、最後までドキドキした。完全に京都の流れを止められなかったが、最後ホームの力でクロケット選手の神プレーに救われた。さよなら男になっている。クラッチタイムの強さ!!
ただ秋田は反省しなくてはいけない。前半のリードを保てないのは、今回初めてではない。何度も追い上げを許しているのは、前半のハードディフェンスによる「ガス欠」はいかがなものか?
リードしているのに負けているような雰囲気、、、。それが終盤につながって、勝負が決まる時に、引き寄せている気がする。いわゆる気持ちの問題ですね。
「勝ち癖」は試合でしかできないし、秋田はディフェンスに活路を見出しながら、試合を作っていくしかないのだろうか?明日の試合をみて判断しようか。