宇都宮の地力の差をまざまざと見せつけられたゲーム1。大事な局面で、遂行できるチーム、出来ないチームの明暗が分かれたが、上位チームへの鬼門がそこにある。

試合結果・速報

2024-25 B1第33節4月20日秋田ノーザンハピネッツVS宇都宮ブレックスゲーム2

秋田|19|20|14|19|=72
宇都宮|23|21|22|23|=89

ガディアガの先制3Pでスタート!比江島も3Pを返すが、中山フローター、赤穂のコーナー3Pで昨日の敗戦を引きずるそぶりはなかった。しかしモラン、田口のアウトサイドシュートがリングに嫌われ、ディフェンスが緩くなると、すかさず宇都宮は攻撃を活性化させた。

しかし秋田は栗原がパスカットから一気にドライブ、2スローを決めると、田口の3P、メコウルのフリースローで7-0のラン。それから連続で栗原がドライブを決めてエナジーを与えた。

まさか来ないだろう!の心理を逆に取る積極性に会場が沸いた。

秋田はリバウンドが取れないと、高島、ジェレットの3P、比江島のドライブ、ニュービルの3Pで37-42と昨日の爆発力が垣間見えた。

鬼門の3クォーター、最初の3分は激しい守り合いから、モランはイージーなシュートが入らず、宇都宮は遠藤がれんぞく3Pでタイムアウト。栗原が3Pを返すも、ライスナー、ガディアガがドライブを決めきれない。

悪い流れで秋田はシュートまで行けず、ならばと熊谷が3P、ミドル、3Pと決めたが比江島、フォーマットの3Pで火力に圧倒され始めた。

僅かな時間でオープンショットを決められ、18点差に広がった。ディフェンスの足が止まり、お互い3Pの打ち合いになったが、宇都宮は余裕で逃げ切った。

ハイライト動画


ケンゾーHCコメント


秋田が強豪になれない訳はその通りだと思います。点の取り合いはチームコンセプト違反、それよりもリバウンド対策と、ペイント内やイージーなシュートを確実にお願いしたい。そこはプロですから。シゲのプレータイムの制限もあり、いろんな事情があるのですが、下位にはどんな形にせよ勝ってもらいたいですね。そして来季のチーム構成はフィジカルな選手とシューターを願います。

栗原選手のコメント


後半は足が止まっているように見えました。栗原選手は視野が広くガディアガ選手へのアシストをお願いし、彼の良いところをどんどん引き出してもらいたいです。自身のドライブの積極性も自我ではなく緻密な道が見えたのだろうと思います。

最後に

首位宇都宮へ、金星を勝ち取ろうとする意志は感じ取れたが、個の力、チームの力にやはり、及ばなかった。いい時間は確かにあるが、ターンオーバーからの失点は多いし、イージーなシュートが決まらず、停滞する時間もある。

やはり東地区順位相当な、力負け感がある。10回やっても勝てそうな気配がない。いずれ「何年かぶりの勝利」という見出しにならないように、ゼロからのチーム作りが必要と感じた。

勝率5割付近をうろうろするだけでも、本当は凄いことなのかもしれないが、得られる感動に飽きられれば、球団としての存続も危うい環境になるのがプロスポーツの怖さだ。B1昇格から順調に成績をアップしてきた感があるが、ここから先へ進むには何が足りないかは明白だろうか?

限られた予算ではあるが、それにしても鳴り物入りで、入団したガディアガは、ここ最近のパフォーマンスは、信じられないほど悪くなっている気がするが、気のせいだろうか?

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