嘘だろ?ザック無し長崎楽勝ムードをスチール10で粉砕!窮地で取り戻したこれぞ秋田バスケ

ハピネッツは3連敗中で2024年の初勝利を目指す。是非ともホームで秋田らしいアグレッシブさを取り戻してほしい。対する長崎ヴェルカは昇格組で序盤は勢いがあったが現在は調子を落としている。秋田はB1の厳しさを教えるなどの勘違いをしないで、受けにならず、自分たちのバスケットを遂行してほしい。長崎ヴェルカには元秋田の前田健滋郎HC、日本代表の馬場雄大選手がいる。
右下腿三頭筋肉離れで赤穂選手が外れる。全治3週間

試合結果・速報

2023-24 B1第18節1月20日秋田ノーザンハピネッツVS長崎ヴェルカゲーム1

秋田|18|20|19|21|=78
長崎|25|17|10|19|=71

ゲームの序盤秋田は高さのミスマッチで優位だったザックがまさかの左足の負傷!一気に長崎のペースになった。流れが悪い秋田の攻撃はもろに影響!3Pシュートも十分の二と苦しんだ。

チームオフェンスが機能していない秋田を尻目に、ここぞとばかりに内外のシュートを決める長崎。21-36と最大15点差がついた。

ザック選手がいないのでワン選手の投入。しかしマークが甘くなり、長崎の攻撃を止められない。どう動けばいいのか?理解していないようだ。

秋田は長谷川選手の連続アタックに活路を見出すと、ライスナーからカーターへゴール下、古川からカーターへゴール下。古川選手の3Pシュート判定に長崎がヘッドコーチチャレンジするも、馬場選手のファール確定で保岡選手が2スローで34-39の5点差。保岡がライスナーへおしゃれパスも飛び出した。

秋田はペイントアタックからの素晴らしいボールムーブが功を奏し、後半に望みを託した。

後半、おそらく誰もがずるずると引き離される展開を予想しただろう。

しかし秋田の勢いが長崎を飲み込もうとしているのだ。ライスナーの3Pから秋田は速攻、カーターのダンクで47-47の同点。ワン選手のディフェンスから長谷川選手が3pを決めて51-49の逆転に成功。

あれだけ決まらなかったアウトサイドシュートが決まりだした。さらに長谷川選手は相手ルーズボールを取ってから、トラジションで田口選手が3Pを決めると保岡選手がブザービーター3Pで締めた。

長崎のペイントアタックをワン選手加入後、ゾーンでしのぎ、秋田がリバウンドで優位に立った。松本選手のドライブやボンズ選手のアタックと個人技で打開するが、秋田は冷静に処理。熊谷選手、ライスナー選手の3Pで逃げ切った。

ハイライト動画

お待ちください

秋田ビッグプレー動画

昨日1/20(土)開催のGAME1についてはB.LEAGUE公式映像のシステムトラブルにつき、ハイライト映像の作成ができておらず、システムが復旧次第、映像を作成・公開する予定です。大変申し訳ありません。

ケンゾーHCコメント


⇒これ、本来ならば、バイウィーク明けの千葉で発揮すべきではと思っています。広島戦の連敗の教訓がないのが不思議で、千葉も本調子ではなかったはず。なのでHCは選手個人の心にもっと早めにケアをし、迫るべきなのかなと。今日は死中に活を見い出せた選手の想いにリスペクトしますが、いつもマインドセットして、アグレッシブさを継続してください。ワン選手も最初マークがずれてしまい、まだ理解不足ではありますが、良いところもあったので期待しています。

長谷川選手のコメント

最後に

最短でB1に昇格してきた長崎は手ごわい相手。そして勝率も14勝15敗で同じ。戦い方もなんか同じ前田HCらしかった。いきなりザック選手が負傷退場となり秋田はゲームプラン変更に立たされた。

3連敗中の窮地のなか、悪い予感がよぎったが、秋田らしい攻守が蘇ったのは怪我の功名といったら怒られるだろうか?余計なパス回しが消え、ペイントアタックでリズムを出すとゴール下の合わせやリバウンドも取れるようになった。

すると不思議なものでルーズボールも味方に飛んでくる。何度も攻撃回数が増えた。

これはチーム一体の危機感が出て、選手が同じような気持ちでエナジーを出したのだろう。その部分が地元ホームという事で、長崎を上回ったと思う。だからもう、この気持ちを継続してもらい、精進してほしい。

ザック、赤穂、保岡選手が負傷して明日からは厳しい戦いが予想される。しかし今日得た、財産を忘れないでほしい。
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