古さんお帰り美技復活!チームは全員狂ったような戦術がえぐい!ロング選手をトラブルに!

ついに最終節、ホームの秋田は北海道2連戦を迎える。秋田はケンゾーHCが復帰後、失点がかさんでいる状態。守備を修正できるか?北海道は茨城に連勝している。秋田の外国籍選手のカンター選手は7試合連続の二桁得点と安定してきたし、古川選手が復帰した。

試合結果・速報

2022-23 B1第36節5月6日秋田ノーザンハピネッツVSレバンガ北海道ゲーム1

秋田|24|25|22|18|=89
北海道|20|19|17|12|=68

ホームの秋田は動きが良く、インサイド中心に得点を重ねた、北海道はロング選手がインサイドの強みを生かし、モータム選手も3Pでオフェンスを組み立てた。秋田のザック選手はマッチアップ対決も互角。ロング選手がダンクをやれば、ザック選手もお返しした。

リバウンド対決も互角だったが器用さでわずかにロング選手が良かった。

古川選手が3月22日以来コートに復帰すると、オフェンスのバリエーションが増えた、自らペイント内でジャンパーを決めると、ザック選手との連携でバックカットを決めた。ブランクを感じさせない動きだった。

キッド選手、大浦選手が連続でアタック、28-22と前に出た。ファストブレイクでカンター選手もエンドワン、ロング選手がベンチにいる間に秋田は、じわじわと引き離した。

ディフェンスからオフェンスの切り替えが早く、主導権を握った。しかし保岡選手がパスミスのターンオーバー。流れが北海道に行くような不本意なパスはいけない。責任からかファールで止めた。

秋田はカンター選手はスチール、長谷川選手が速攻。カンター選手がインサイドアタック、ロング選手の2ファールを誘い、良い仕事をした。ザック選手がお馴染み古川選手へバックカットパス、シュートが外れたが自身でフォローして49-39で前半を終えた。

後半も、秋田は早い仕掛けで、ペイントアタックを信じて繰り出し続けた。長谷川選手が速攻でたまらずモータム選手がファールで止めるもアンスポに。中山選手へのファールでロング選手が3つ目を犯してコートを去った。

それでも秋田はキッド選手までもが、ペイントアタックで得点を重ねる。大浦選手もペイント内からのジャンパーの精度が良かったし、ジャンパーと見せかけてザックへのパスが通り、ゴール下を何度も決めた。

カンター選手もレイアップや3Pを決めて躍動した。カンター選手は最近本当に切れの良い動きが戻ってきた。

秋田は危なげなく二桁得点を守り、最後多田選手が3Pを決めて連敗をストップした。

ハイライト動画

秋田ビッグプレー動画

ケンゾーHCコメント

前半は点の入れあいのような展開にはなったのですが、後半しっかりディフェンスを締めてできて40分間を戦えたのでよかったと思います。
今日はオフェンスからのアタックができたのでショーン・ロング選手やラモス選手をファウルトラブルにさせられてオフェンスからリズムを作れたと思います。第2クォーターはターンオーバーが多くなったので、後半はそれを減らそうと意識しました。ターンオーバーからの失点がなくなり、オフェンス能力の高いチームである北海道さんの失点を抑えられたのは評価できると思います。ずっと失点が多い試合が続いていたのでその点はよかったです。
ただ今日北海道さんは3シュートが決まっていなかったので明日はまた違う展開になると思いますし、ロング選手はもっと止めたかったので反省点となります。
明日はシーズン最後の試合になるので、感謝の想いを持ちながら、しっかり気持ちを出してみんなと一緒に戦いたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17576

最後に

今日は秋田は3Pにこだわることなく、インサイド中心に攻め続けた。意識が統一されて、愚直に遂行した。後半その目を奪うべく、少し3Pを打ったが、基本はインサイドへのバリエーションを恐らく練習通りにできたことが素晴らしかった。

精神的支柱の古川選手がコートに戻ってきたことも大きかった。もう残り2試合しかないので、無理しないで今季は出ない決断もあっただろう。秋田ブースターのため、チームに捧げた心意気に感謝したい。

カンター選手が本領発揮している。が、実に悩ましい。現在は計算ができる存在感だが、上位チームとの対戦で、プレータイムを伸ばし、活躍したかといえば、、あいまいだからだ。

ペイント内での合わせ、ゴール下での強さ、3Pの精度を千葉、琉球相手に見たかったのだ。今来シーズンへ向けて外国籍選手の構想中であろうし、そこにカンター選手が入り込む余地があるとすれば、上位チームとの印象しかないと思うから。

さあ、ラストワンゲーム、日ごろの成果を出して終えてほしい。んでねー?