連勝を狙う秋田はチームとしてどんなファイトをするのか?滋賀にしてみれば秋田のプレッシャーディフェンスに慣れてどう立て直すのか?意地と意地がぶつかる試合になる。
2020-21 B1第26節3月7日秋田ノーザンハピネッツVS滋賀レイクスターズ2
秋田|17|10|25|22|=74
滋賀|18|26|11|22|=77
秋田はどうなんだろうか?前半「だめだぁー」という空気に支配された感があった。
試合の入りは前日のタガが外れたようにオフェンスのやりあいだった。何が起こっているのか?始まって5分間お互いにノーファールで得点を重ねた。
滋賀のオフェンスは昨日と違いボールの流れがいい。秋田も大浦選手のノールックパスが中山選手に通りゴール下。しかし、滋賀は長身のブラント選手に縦パスが通りゴール下を決める。
これは昨日の4クオーターの滋賀のいい流れのオフェンスパターンそのもの。安岡選手のミドルも決まるがお互いつばぜり合いの様相。
秋田は昨日までの攻めのディフェンスが機能しない。ずれたりソフトに感じた。逆に滋賀はディフェンスの強度が上がり、秋田の3Pシュートの精度が悪い。
それが選手のメンタルに影響してしまい、弱さを随所に見て取れた。昨日の試合の対策を滋賀にされて、後手後手に回っている。
後半秋田はケンゾーHCの魔法の言葉でよみがえる。ハーフタイムでバスケットのうんぬんを言うよりも「タフでやれ!」というとても単純な言葉で火が付いたのだ。
何これ?同じチーム?と言わんばかりに選手は攻守に躍動した。一気に38-44。逆に滋賀のハミルトン選手のワンオンワンの仕掛けがリングに嫌われる。
ここぞというときに晴山選手にダブルチームを仕掛けスチールすると野本選手のアタック、古川選手のバスケットカウントで45-46。
昨日のMIPの多田選手の3Pシュートので48-48の同点。しかし秋田は同点までがやっと。
滋賀も最後ハミルトン選手の3Pシュートで65-71。残り1分53秒で百戦錬磨の古川選手が
ミドル、3Pシュートの追い上げも及ばず74-77で敗戦した。
悔やんでも仕方ないのが2クオータの戦い。滋賀のプレッシャーディフェンスの気迫に押されて、チームの約束事を遂行できなかった。
それが後々、響いてしまった。
しかしそれが勝負の世界。40分間ハードに戦う難しさもあると思う。しかしコロナ禍で終了してしまった昨シーズンから見れば、随所にプレーできるのはありがたいこと。
思い残すことが無いように残り18試合完全燃焼してほしい。んでねー?
ケンゾーHCの魔法の言葉
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