恍惚感!滋賀戦で見せた多田選手の切れ味に酔いしれて新潟戦を忘れさせてくれた

さあ、秋田は下位チームからまさかの2連敗を喫し、新潟戦では20得点差の完敗を喫した。チームを立て直すゲームになる。チームの約束事であるディフェンスの強度を思い出し、それをまず継続しながら課題のオフェンスの引き出しを増やすことでもある。

2020-21 B1第26節3月6日秋田ノーザンハピネッツVS滋賀レイクスターズゲーム1

秋田|22|26|19|18|=86
滋賀|11|17|21|29|=76
1年4カ月ぶりの対戦で3勝3敗の五分五分。滋賀はほとんどが新しい選手を占めている。

今日は秋田は前回とは比べ物にならない守備の集中力でパスをカットし、外角シュートの確率も戻り、ゲームの入りは良かった。中山選手が6試合のスタメン。そのキャプテンがいきなりエナジー全開でチームを引っ張った。

古川選手のキックバックを受けて3P シュートを決めればオフェンスリバウンドに飛び込み、そのままゴール下から決めた。インサイドに切り込みワンスロー、通算1000得点を記録した。

期待の若手選手ワン選手、渡辺選手もドライブを決めた。細谷選手も2試合ぶりの3P シュートを決めた。

秋田のプレッシャーディフェンスは機能し続けた。うまく3P シュートを打てないし、ボール運びに苦労している。元NBA選手のハミルトン選手、いつもなら20点以上の得点を稼ぐが、今日は前半で2得点に抑えている。

それでも滋賀は背の高いブラント選手にボールを集めゴール下からの連続得点で活路を見出すと、秋田は大浦選手の3P シュート、ハミルトン選手のゴール下をデイビス選手がブロックを流れを渡さない。

後半も中山選手はオフェンスリバウンドから、デイビス選手が走りこんでダンク。
カーター選手ゴール下ワンスロー、古川選手のシュートをデイビス選手がフォロー押し込む。中山選手がゴール下の野本選手へパスが通り、59-35の最大24点差がついた。

今日は要所でのシュートが決まった。シュートを決め切る責任というか、気持ちが伝わってきた。

プレイタイムの短い多田選手が輝いた!ミドルシュートでシュートタッチを確認するとそのまま、ワンハンドで柔らかなシュートを決めた。そのままチャンスと思いきや左ウイングから3P シュートを連続でぶち込んだ。

最終クオーターはディフェンスが甘くなり、滋賀の晴山選手も本日5本目となる3P シュートを決めて打ち合いの様相。最後12点差まで詰め寄られたものの、安全に勝ち切った。

まあ、得点を考えてのゆるみかもしれないが、勝ちは勝ち。水曜日の新潟戦のストレスを忘れさせてくれた内容だった。明日はまた違った展開になると思いますが、オフェンスの良い部分は誉めてもいいと思う。これが毎試合のスタンダードになってくれれば、、。

滋賀は今季、A東京や千葉にも勝っている。滋賀の勝ちパターンである3Pシュートの確率や、ハミルトン選手が息を吹き返すと、秋田はそこでやっぱりディフェンスが試される。

ケンゾーHCのコメント


試合ハイライト


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