秋田は昨日のゲーム2のターンオーバーの反省を生かし、ディフェンスの修正と縦への侵入や、ボール回しで活路を見出せるか?今後の展開にも影響を与えかねない重要な試合になる
2021-22 B1第2節10月10日秋田ノーザンハピネッツVSサンロッカーズ渋谷ゲーム2
秋田|23|26|22|21|=92
渋谷|15|17|11|17|=60
秋田はゲームの入りは中山選手のレイアップ、グリン選手の3pシュートで先手を取ると、持ち前のプレッシャーディフェンスが功を奏し、9-0のランに成功、
渋谷のブースターは最初の得点が入るまで、立ちっぱなしで応援するルーティンがある。なので4分間0点はさすがに気の毒だ。
秋田の気合に押されるが、ハミルトン選手が気を吐き3pシュートを随所に決める。しかし今日は古川選手は不発でも大浦選手、グリン選手がきっちりやり返し点差を広げた。
ディフェンスでもデイビス選手も、マカドウ選手へ背後からド派手なブロック!ファールにはなったが身体能力の高さを鼓舞した。
攻撃も中が空いたと見るや、西野選手めがけてインサイドを攻めた。そのスピードに西野選手は何もできなかった。
2クオータで渋谷は修正能力を示してきたが、今日は秋田のプレッシャーディフェンスに対し、できなかった。オフェンスで鼓舞するシーンもあるが、単発で終わる。
返す刀で秋田は得点を重ねて、49-32で前半終了した。
後半も秋田は7-0のラン。古川選手がするするとレイアップ、川島選手のミドル。うーんさすがにディフェンス弱いかな?グリーン選手が3pシュートで56-32。
秋田はゾーンディフェンスに切り替えた。ここでベンチを見るとアイバーソン選手がふくらはぎにサポーターしている。なので大事をとってプレイは終了。
今日は伊藤選手が登録されていない。
渋谷も選手を切り替えて、あの手この手を試しているが、流れを変えるには至らず。逆にハレルソン選手にダブルチームでボールを奪った。ワン選手もスチールしてレイアップワンスロー!58-32。
渋谷はストレスが溜まって、パスミスが相次いだ。開始4分で外国籍選手をいったん引き上げた。ここまでまさかの18ターンオーバー。
秋田はボールムーブがよく、シューターが余裕をもってシュートを迎えている。スチールも決まり、ファストブレイクも飛び出し今日は90%以上ゲームプラン通り、遂行できている。
長いシーズンを考えれば、珍しい日なのかもしれないが、最後まで秋田の強度に渋谷は飲み込まれた。
昨日も渋谷のペースだったが、それでも秋田は80点以上取れていた。なのでオフェンスの確率は決して悪くなかった。様々なオフェンスを選手が体現した。
3クオーターで渋谷の高橋耕陽選手が大浦選手のボール運びでファールした後、何か言ったそうだが一触即発の場面に。おいさー田口選手がすかさず中に入ったみたいだが、それが物議を醸したようだ。大差でのストレスはわかるが、見ていてとても見苦しいシーンだった。彼の今後が心配になった。
4クオーターの重要な終わらせ方も然り。外国籍選手を一人残し、秋田はエナジー全開で締めくくる。インサイドの切り込みで体を張った保岡選手がワイドオープン3pシュートを決めた。
渋谷の西野選手のレイアップをデイビス選手がブロックショット!極め付きは大浦選手がインサイドを切り込み、保岡選手へフックノールックパスで、3pシュートを決めたて83-53。
最後も西野選手を守り24秒バイオレーションを誘発し、多田選手もコーナー3を決めた。渋谷の西野、秋田の多田、大浦選手は一時期秋田でプレイメイトだったが、袂を分けた秋田に軍配が上がった。
秋田は18スチール、渋谷は26ターンオーバー。秋田の進化は本物かもしれない。そしてついに今週末は千葉と対戦する。秋田の持ち味でどこまで千葉を慌てさせることができるのか?見届けたい。
ケンゾーHCコメント
昨日の試合から選手たちが良く切り替えて、巻き返してくれたと思います。
ターンオーバーが減ったこと、ディフェンスの質が上がったこと、リバウンドをしっかりファイトしてくれたこと、そして何より、40分間しっかり集中して秋田のバスケを表現してくれたことが勝因だと思います。
チームとして非常に大きな勝利だと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=16227
伊佐コーチコメント
「昨日とは真逆のゲームになってしまいました」と肩を落とした。「フィジカルバトルで負けて、ターンオーバーを多く出してしまって、いろいろなメンバーチェンジやタイムアウトをして流れが来るように仕向けたり、選手も一生懸命やっていましたが、あれだけターンオーバーが出るとどうにもならなかったです。稀にこういうゲームがありますが、二度とこういうゲームが起きないようにチームでやっていかないといけません」
「準備してきたものが出せなかった」と振り返った。「ディフェンスを激しくやろうと伝えましたが、秋田さんはほとんどがトランジションだったので、そういう話をする以前の問題でした。悪いオフェンスから全部走られてしまい、準備してきたディフェンスができないまま終わりました」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/cf9becc2913f7aa26b6a867f5684a0690c37e2d5?page=2