新潟アルビレックスBBには前回アウエーで2連敗。インサイドでは現在得点王のガードナー選手を止められるのか?がポイントです。そしてインサイドに気を取られていると外の3Pの池田雄一選手が躍動します。ハピネッツはファールのやりすぎに注意しながら、ディフェンスで躍動できるか?同じ相手に連敗はもうできません。今週は水曜日開催がなかったので、十分な練習と対策を練ってきたはず。ここらで反転攻勢といこうぜ!池田選手は「2つ勝ちたい」と言っていました。逆に2連勝する気持ちで迎え撃て!
反転攻勢の決め手はこれしかない!
ペップHCは「一つのクオーターが良くても他のクオーターで隙を見せてしまうなど、プレーの出来に波がある。安定したプレーを40分間続けられない点は絶対に修正しなければならない。」と指摘しました。確かにハピネッツは最初ディフェンスが機能したかに見えても、オフェンスのミスやターンオーバーで波に乗れず、相手チームに速攻を許してしまいます。そうなると今度はチームファールが増えて自滅のパターンが多くありました。これを一人一人が意識して修正し、体に染み込ませてなんとか改善してほしいと思います。やれば必ず結果はついてきます。
当日のイベント情報
年に一度の能代開催では前座にウインターカップ出場の能代工業とインカレ出場を決めている東北学院大との試合もあります。これはもう見ごたえ十分です。また、能代山本地域のシニア世代の女性で作るチアダンスグループ「NSD101]が前座出演します。全メンバー38人と地域の子供ら30人で4分弱のパフォーマンスを披露します。
18-19 B1第10節11月18日ハピネッツvs新潟アルビレックスBB試合結果
本日の会場には日本代表のラマスHCが視察に来ていました。驚きです。そのせいか、点数が入らない重い展開になりました。インサイド責めるハピネッツに対して、新潟は外のシュートでジリジリと得点を重ね、抜け出します。秋田は新潟の3pのシュートにはタフショットで終わらせたい。そしてガードナーのインサイドに対するディフェンスを成功させました。オフェンスリバウンドも頑張り、前半はガードナーを6得点に抑え、31対33の2点差で折り返しました。後半に入ってからは不用意なファールが増え、ターンオーバーからの失点。4クオーターは得点源のキーナンが5ファールで退場。オンザコート1でくらいついたが肝心なところで、フリースローが入らない。ミスを重ねて流れを最後まで引き寄せられなかった。
秋田|12|19|14|13|=58
新潟|22|11|21|11|=65
中山拓哉選手のコメント
「相手に流れを持っていかれてしまった。2戦目はチームのためにしっかりプレーしたい」
ペップHCの注目発言
相手の外国人選手はゴール下で手をあげているだけで守らない。キーナンは守っているが不用意なファールがあった」「ミスを少なくしようとしたが、ミスから痛い失点を重ねてしまった。B1のステージではありえないようなターンオーバーもある。」「ただディフェンスは良く機能していましたので、明日はオフェンスでもっといい形、もっと楽な状況でシュートを打てるような展開にできるように修正し、勝ちに結び付けたいです。また今日は第1クォーターで集中を欠いたようなミスもありましたので、明日は試合の入り方をもっと良いものにしなければならないと思っていますし、出だしから流れを作りたいです。今一度気持ちを切り替えて臨みます。」
新潟の庄司和宏HCのコメント
「得点は取れると思っていた。フリーの選手が必ずできる」
日本代表監督ラマスのコメント
「第2クオーターのハピネッツはオフェンスリバウンドとディフェンスが良かった。」「高校の全国大会(能代カップ)が開かれるなど、伝統が感じられ雰囲気がいい。能代がバスケの街ということは聞いていた。代表を率いる立場としてこうした場所に来られたのは光栄。」「両チームから代表の次戦に招集する選手はいない」
最後に籠球(ろうきゅう)侍から
不用意な反則、攻め手の少なさ。うーんどうしたんでしょうね?下山選手の3Pやミドルシュート等、良いプレーもあったのですが、「らしさ」が影を潜めているような気がします。好不調の波が激しいのは気持ちの問題かと。