どうよ!これぞ秋田の真骨頂!川崎のビッグラインナップをハードワークで粉砕!

昨日の試合後、ケンゾーHcはロッカールームで外国籍選手に厳しく詰め寄った。「そんな選手いらない」「未熟だ」「意味が分かっていない、こんな態度なら全敗する」「プロとして、あってはならない試合を、チームを捨てた行為。みんなが一致団結しなと勝てない。4クオータ3点差、全然試合になっていた。40点差で勝つつもりだったのか?あり得ない。あほか!勝つんだったら1,2ポゼッション差。フラストレーションぶつけて勝てるわけがない。お客さんに見せたくない。」

手厳しいのはそれだけ愛情が詰まった内容と察する。選手はプロとして紳士でなければいけないのだろう。ただ、昨日の試合結果を無駄にしたくないし、意味ある敗戦として、今後の成長につなげてほしい。

ほんとチームって家族ですよね。最後は理解しあい、結束するチームが結果を出していく。秋田はその権利があるし、今新たな段階へ進んでいるチームだと確信する。

2020-21 B1第17節1月24日秋田ノーザンハピネッツVS川崎ブレイブサンダース2

秋田|26|24|27|19|=96
川崎|17|16|23|25|=81

秋田が川崎攻略法をお披露目した!
前半から、秋田は出足が鋭く、プレッシャーを強くして主導権を握った。スタメンにはデイビス選手が外れ、カーター選手を起用し、落ち着かせる内容かと思いきや、気合、集中力が素晴らしかった。
チーム全員が「今日は絶対に勝つ!」という強い気持ちがみなぎり、初めて川崎戦に勝利する記念日となった。

川崎は点差が広がっても決して慌てないチーム。40分間でアジャストし、修正力があり侮れない。

その一つはビッグラインアップだ。昨日はまんまとしてやられた感があったが、秋田は攻略した。ゾーンでは3pシュートで対抗し、ボール回しを早くした。

川崎の弱点、トラジョンが弱い点を突いた!ボールと人を早く動かして、効率よく得点できた。

また川崎は前から人数をかけ、ディフェンスを強めたが、チームワームでしのぎ、逆にミドルシュートで返した。

中でも機能に引き続き、細谷選手が爆発した。秋田は3pシュートの確率は28本打って13本決めて46,3%。細谷選手は6本打って5本決めてMVPに輝いた。

加えてアシストも決めて、川崎相手に躍動した。その彼の気持ちに火をつけたのが多分以下の記事。

秋田は富山とは対照的にディフェンスで粘って勝ちを呼び込むチーム。強豪相手にもロースコアの我慢勝負に持ち込むことができているが、得点力はどうにも足りない。接戦に持ち込んでも勝負どころで託せる選手がいないのは厳しいところ。絶対的なエース不在のまま、日本人選手が日替わりで活躍して今の勝率(66.7%)をキープできれば、その時点で快挙なのだが、それではチャンピオンシップ進出はおぼつかない。第一、チームとして掲げる目標はあくまで日本一だ。

ベースとなるハードワークとディフェンスは上位チーム相手にも通用するレベルで大崩れはしないだろう。ただ、オフェンスは少しの上積みでは足りず、突き抜ける何かが必要だ。現状では見当たらないその要素をチームとして探り出し、確固たる武器とできるだろうか。
引用https://news.yahoo.co.jp/articles/2deb3ab9a5898dfa29e4ec2a8f56d8d4c717eded?page=2

彼の負けん気には改めて敬意を表したい。

今日は他のシューター陣もあたりが戻ってきた。多田選手が4クオーター最後にコーナー3pシュートで花を添えた。

昨日めっちゃ怒られたデイビス選手もファールをコントロールして、持ち味を発揮した。冷静にやればできるし、相手には脅威になるだろう。

やはり「メンタル」というのはとても重要なことが再確認できた記念日だ。これでチームとしても間違いなくステップアップできたし、みんなが目撃者となった。

試合巧者、タレント軍団の川崎に勝利した秋田の方向性は間違っていなかった。

ケンゾーHCのコメント


さあ、次回は今週水曜日ホームの北海道戦!こちらは100点ゲームのリベンジになる。

→しったげ、ごしゃがいだ!川崎戦