渋谷初対決で古川選手が24得点1クオーターで35得点のオフェンスは合格点なのか?

開幕から2連勝同士の秋田と渋谷!ケリー選手がヘルニアのケガで出られないが、お互いプレッシャーディフェンスには定評がある。なので、前節の茨城戦とは全く違う展開になるだろう。

2021-22 B1第2節10月9日秋田ノーザンハピネッツVSサンロッカーズ渋谷ゲーム1

秋田|35|8|15|25|=94
渋谷|28|23|21|22|=83

序盤は古川選手の3pシュート、ミドルシュートと入りまくった。いつもとは違う古川選手がそこにいた。連携も出てくる選手もあっていたように見えた。83得点しているので、オフェンスの部分はまずまずだろう。

しかし、いつも感じる選手層の厚さが、まるで余裕のない雰囲気に見えた。

それだけ渋谷のディフェンスが素晴らしかったわけだ。ケリー選手がいない分、西野選手をはじめタイムシェアもうまくいった。彼はキャリアハイの16点を記録した。

秋田もディフェンスのチームのはずだったが、2クォーターで渋谷の逆襲を受けてからはすべて後手に回った。これがバスケットの恐ろしい部分だ。

16-0のランを許し、秋田はインサイドアタックすら忘れてしまった。点の取り合い化に見えたが、渋谷がディフェンスのギアを上げたのだ。

秋田の攻撃は単調になり、セットオフェンスが窮屈になる。一体どうしたのだろう?インサイドの守りは薄く、リバウンドでも優位に立てない。

選手に「こんなはずでは、、、」と気持ちの弱さも感じられた。

渋谷は外国籍選手で劣る分、ディフェンスで終始ダブルチームを仕掛け、秋田のターンオーバーを誘った。目に見えてオフェンス回数が増える。本来秋田が得意とするシーンではあるが、最後まで流れをつかむことはできなかった。

渋谷のゲームプラン、術中に最後まではまった感じだ。二けた得点差がどうしても縮まらない。

なので、長谷川選手、保岡選手が時々シュートを決めても、印象がないし、田口選手もうーん、川嶋選手はファールがかさんで消化不良。

もちろんこんな日もあるとは思う。

秋田はオフェンスにとらわれ、今日はディフェンスの強度とうことの重要さを、思い出したのではないだろうか?ケリー選手がいないことで慢心をしてはなかったろうか?

もう一度原点に帰り、明日はディフェンスから修正をしないといけない。本当は3クオーターあたりで修正力を発揮しないといけなかったと思う。

ずるずる引きずるようだと、チャンピオンシップなんて言っていられない。茨城戦とは明らかに次元の違う相手。ディフェンスと、ケリー選手のいない強みを確認して雪辱を期さないといけない場面だ。

ケンゾーHCコメント

試合の出だしから失点が非常に多く、試合を通してSR渋谷さんの方がアグレッシブに、タフにやってきました。
自分たちがそこを受け身になってしまって、ターンオーバー、オフェンスリバウンドにおいて、タフネスやエナジーを持って戦えなかったのが今日の試合なのかなと思います。
チームとしてはタフさが無ければ戦えないですし、自分たちはまずディフェンスしないといけないチームなので、そこが今日出せなかったのは僕の責任なのかなとも思います。
明日、今日悪かった分を修正して、しっかりファイトしたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=16226