ワースト勝率滋賀になんてこった3連敗!どうしてハピネッツはこんなにも弱くなった理由とは?


昨日の滋賀戦での悪夢から、再び立ち直ることが出来たのか?もはや万策尽きたのか?ハピネッツの意地を見せろ!

バスケットの神様が見たら今のハピネッツはどう思うのか?チームの強い気持ちと冷静な判断、今までの敗戦から学んだ智慧。この3つを選手一人一人、共有していないと、厳しい結果が待っていると思う。

激しいディフェンスは取り返せた。
オフェンスもリズムは良かった。

しかし、ファールがかさみ、フリースローを与えすぎ!リバウンドもやられ過ぎ!滋賀の外国人2人は合流したばかり。なのでしっかりマークしよう。今日はコールビー兄弟の出番かな?!
滋賀は初連勝を狙うし、ハピネッツは負けられない熱いゲーム2になる。

18-19 B1第26節3月10日ハピネッツvs滋賀レイクスターズ試合結果

滋賀はホーム初デビューの元NBAヘンリーウォーカー選手。どんなパフォーマンスを見せるのか?チェックしたい。まずは滋賀のディフェンスが頑張っている。
秋田はなかなかペイントエリア内に侵入できない。ウォーカーがあいさつ代わりの3P。ハピネッツはお返しにと白濱選手が3P。連続でミドルを沈めた。この流れのまま行きたいが、ターンオーバーを繰り返したり、24秒バイブレーションを連発。ウォーカー選手がファール2、コールビー選手も付き合うように2。

2クオーターでやっとゴール下でキーナン選手へのパスが通りシュート。やりたかった一つの形がでた。変わった谷口選手がいきなりミドルを沈めると、ゴール下へ切り込んでファールをもらった。
この流れを滋賀が嫌いタイムアウト。

中山選手がスチールからの速攻を決めて30-26の4点差。キーナン選手もしっかりとフォローにぴったり走っている。その後は秋田のシュートの精度が悪く、その間にジワジワと滋賀が得点を広げにかかり、28-39で前半終了。まだ秋田の流れが来ていない。
激しいディフェンスは出来ていると思うし、リバウンドもまずます。

ただ滋賀はシュートをガンガン打ってきていて確率がいい。滋賀もディフェンスが良く、ハーフコートディフェンスが思うように出来ていない。どう改善するか?

3クオーターは滋賀が走った。秋田の攻撃は裏目に出てしまった感だ。
ゴール下へのパスがあまりにも素直でパスを読まれ、ターンオーバーを繰り返す。ディフェンスも甘くなり連続で3Pを決められ、点差が増々広がって行く。4クオーターもお互いが点の取り合い。特に秋田にしてみれば、見ごたえはなかった。無念である。

秋田|9|19|25|21|=76
滋賀|17|22|32|23|=92

最後にどうしてハピネッツの時間が来なくなったのか?

ワースト勝率滋賀に対して、慢心はなかったのだろうか?
ハピネッツはとりわけ若いチームだし「はあ、負ける訳ないし」とか思わないと思いますが、、どこかに心の隙がなかったのだろうか?では対戦相手チームの分析は確かだったろうか?突き詰め感は満足したろうか?という部分です。確かにまだ一桁しか勝っていない最下位。戦ってみないと分からないけれど、そのうちボロが出るに違いない。特に前半よくても後半に逆転して突き放すぜ!

そしてここからは私個人的な見解ですので、、。はい。

滋賀は新加入の外国人アレン・ダーラム選手とヘンリー・ウォーカー選手の2人がとんでもない救世主になったということだろうか?
普通は外国人の活躍だけでは、勝てないのがバスケット。恐らくは日本人選手との濃密なコミュニケーションをして、仲良く溶け込んだのだろう。

日本人選手も本当に乗っていた。これ本当に最下位のチームなの?という見事なゲーム運びとなりました。逆にハピネッツはいいところがなく、「ん?もしかして弱くなったか?」という感じです。
これ、、、まさか、選手間が仲悪いんじゃね?試合上の連携が悪いのは、そのせいもあるのではないでしょうか?だって全然調子が上がって来ない!

ほらね!ペップHCのコメントも!

昨日の試合と同じで滋賀さんのほうが勝つべき試合だったと思います。滋賀さんのほうが自分たちよりも良いバスケットをしたと思います。
ただ相手がどうこうというよりも自分たちが努力を見せられなかったということが一番で、そういう点で昨日よりも何もできなかった、やるべきことができなかった試合でした。
勝てていないチームなので毎回戦術的な修正点はもちろんたくさんありますし、そういった修正すべき点についてチームとして取り組んでいます。でもやはり一番の問題はメンタリティの部分だと考えています。今日ハーフタイムに入ったところでも、もう気を落としてしまっているような雰囲気の選手も見受けられました。この一番重要な問題を解決して、次の北海道戦に備えるしかないと思います。

これからはもう心に嘘は付けない

どのチームもシーズン後半はチームが熟成されてきて、強いチームはますます強く、序盤に勝てなかったチームが立て直して今勝っている、SR渋谷がいい例です。新潟から2勝。新潟は初の連敗。
ハピネッツはもう少し、キーナン選手、コールビー選手とのオフェンスの連携を再構築するのが急務です。ターンオーバーが17。
どうして激しいディフェンスを継続しても、秋田の流れが来ないのか?その部分ではないでしょうか?ペイントエリア内のパスも読まれている。パスを回しても外が入らない。流れるような動きが全く出来ていない。むしろ減ったような感じかする。

練習する時間はあったはず。でも埋まらないなら、後は選手付き合いを良くするしかないのではないのかな?阿吽の呼吸で理解するようにならないと、練習重ねてもなにを得れるのか?

結局バスケットはテニスやゴルフと違いチームプレイなのだから。みたらいい、強いチームほど普段から仲がいいです。ハピネッツももしかしたらB2時代の方が仲が良かったのではないでしょうか?「這い上がろう!と気持ちが一つだった。田口選手もいたしね。ムードメーカー的な選手が今、誰なのですか?いや、もしかしたらいないのではないですか?だからバラバラに見えるし、まとまっていないのではないのだろうか?

いいプレーも確かにあるし、リードをしている時間もある。しかしミスで自滅していくのは、誰かが誰かを「何やってんだ!」「リバウンド取れや!」「何どこへパスしてんの?」と心の中で裁いたりしていないのか?そうした不信感の表れではないのか?だからまとまれないで、もどかしい時間だけが過ぎていく。修正できないで、いつしかディフェンスの足が止まる。ペップHCもそうしたところに気付いているのではなかろうか?

チームカラーがピンクだから、仲が良さげにみえるけれど、本当に明るく楽しいキャラが必要です。だから私は前々から徳永林太郎選手の復活を望んでいます。今選手のコート内の顔、元気がないですよね?まあ勝てていないからしょうがないけれど、そんなときこそ必死な悲壮感たっぷりな態度をしないで、元気に声をだしてほしいと思います。

シーズン終盤になってくると本当のチーム力が、問われます。不協和音ないでしょうか?心からチームメイトを信頼しているでしょうか?若い選手は言いたいこと、意見を先輩に対して言えてるだろうか?一度腹を割って相互理解を深めてほしい。ハピネッツに問われているのはもしかしたら、そんなメンタルではないのだろうか?負けて課題が見つかって気持ちを切り替えても、本当の心の修正ができない限り、同じことを繰り返すのが常です。

ハピネッツが円陣を組むとき、手を突き上げて合わせますが、形だけではもうどうすることもできないのだと、気付いてほしいですね。気持ち、心からお互いを理解し、リスペクト(尊敬)し一人一人がゲームプランを遂行し、オフェンスのイメージを常に共有できたのなら結果はついて来ると信じます。

プロバスケットの選手だし技術もプライドもあるしね、でもその足元をおろそかにするとチームとしてはいつまでたっても3流でしょう。将来ハピネッツの黄金時代を作るのは今の選手にかかっています。まだまだ「レジェンド」と呼ばれるのはちょぺっと(ちよっと)早いですぜ!