ザック宇都宮戦で怒り心頭!それでもチームを勝たせるための献身アシストに心奪われた

同率の渋谷2連敗の後のアウエー宇都宮戦。秋田はCSカムバックから一歩後退にある。渋谷戦を総括したケンゾーHCは「ミスをなくさないと勝てない」ときっぱり!もう経験は尽くしたし、チャレンジする機会はどんどん減っていく。選手一丸の奮起を求めたい。

試合結果・速報

2023-24 B1第30節4月6日秋田ノーザンハピネッツVS宇都宮ブレックスゲーム1

秋田|10|26|9|6|=51
宇都宮|20|23|20|23|=86

秋田はカーター選手の3Pでスタートした。彼はアグレッシブにリングのフォローも献身的だった。

しかし秋田は序盤、選手のやりくりに苦労した。久ぶりの保岡選手、小栗選手にも出番が出るも、オフェンスがかみ合わない。ディフェンスもファールがかさんだ。宇都宮は10-0のランでリズムよく加点した。

それでも秋田はザック選手のパスから、連続得点、カーター選手のアリウープ、長谷川選手のコーナー3Pで宇都宮はタイムアウト!今日の戦力で当たり前に戦えばよい宇都宮は秋田の気迫に押された。

秋田は食らいつく姿勢を見せた。中山選手も3pを決めたが前半の最後、比江島選手へ痛恨のファールで2スローを献上、天を仰いだ。

後半は秋田は体力、気力の限界を露呈した。残念だが宇都宮の攻撃が一方的になり、凌ぐことはできなかった。

ガベージタイムに突入し、お互い外国籍選手が引き上げ、普段出番の少ない選手になったが、それでも保岡、ワン、小栗選手は精彩を欠いて、忍びなかった。元田選手はレイアップ3Pを決めた。

ハイライト動画

秋田ビッグプレー動画

ケンゾーHCコメント


やはりそもそものチーム構成の無理がたたり、シーズン後半で体調不良者が出てしまう。それでも環境のせいにしないで我慢をして頑張っていても、プロとしての努力は報われません。球団も変革しないといつも5位、6位が定位置です。なぜブースターに同じ景色を見せるのですか?竿灯なんて出なくていいからワクワクを常時届けるチーム構成をお願いします。

最後に

熊谷、ライスナー選手が体調不良で不在。スタメンの二人がいない状態の試合。他の選手がステップアップできるかが勝負の肝だった。いわゆる満身創痍だ!しかし予想通り、厳しい結果になった。

それでもセンター大黒柱のザック選手はチームを勝たせようと、アシストで効果的なパスを供給!解説者をうならせた。カーター選手も日本人選手のゴールへのフォローに体を張った。リバウンドからタップシュートで献身さを発揮した。

赤穂選手はディフェンスでしつこく食らいついた。長谷川選手はプレータイムの少なさを3Pやアタックで爆発させたし、中山選手は3Pや、スチールで魅せた。(これ、いつも安定してやってほしい)

しかし秋田は大事な試合で、力を発揮できず、何をつかんだシーズンだったろうか?

前節の渋谷戦で燃え尽きた感があるのかもしれない。シーズン序盤から盤石なチーム構成に恵まれず、だからと言って環境のせいにしない努力は、その通りなのだが、きれいごとでは達成できないのも、プロの世界だ。あと何回こうした場面を見るのだろう?そろそろ球団の英断を期待してもいい時期だとは思う。


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