秋田は東北カップ以来の仙台戦、東北ダービーをアウエーで戦う。仙台はケガ人が続出しており、最近では広島から青木保憲選手 、外国籍では横浜エクセレンスで在籍していた、213センチのビッグマン、ベイリー・スティール選手を獲得した。もちろんチームとの連携には時間がかかると思うが、B1の舞台でどれだけジャストできるか?仙台にしてみれば期待は大きいだろう。
ベイリー・スティール選手ハイライト動画
秋田は先の試合で保岡選手が足首のねん挫ということで出場は微妙。
2021東北カップ1回戦が行われているのだが、充当に勝つと思われたチームがまさかの展開に苦戦している。仙台はロスターがそろわない青森に前半は大差をつけられる展開。ミスが多くシュート精度が悪い。これ一度は負けを覚悟したに違 …
試合結果・速報
2022-23 B1第18節1月18日秋田ノーザンハピネッツVS仙台89ers
秋田|19|28|21|25|=93
仙台|19|16|10|20|=65
仙台はビッグラインナップ、対する秋田はスピード勝負のスタメンだ。仙台はブース選手のフローターで先制するも、秋田は古川選手のコーナー3Pで入った。お互い様子を見ながらソフトな入りだった。
しかし秋田がじわじわと本領を発揮してくる。キッド選手のスチールからイージバスケット、ディフェンスの圧を強めた。仙台はたまらず、アウトサイドシュートに活路を見出すと、ブース選手、岡田選手がディープ3Pシュートで応戦、イーブンに戻した。
秋田のボール回しが多彩で、オフェンスの引き出しで仙台を上回る時間が増えていく。寒竹、小林の3Pシュートで食らいつく仙台だが、秋田もカンター、川嶋、長谷川選手の3Pで突き放す。
ボール回しが早く、エクストラパスなどで、ドフリーの選手が精度よく決めた。仙台は外でしかパスを回せない。秋田のディフェンスが効いているのだろうか?
そうかと思えば、秋田はバックカットで相手の裏を何度もついて得点した。内、外とバランスよく加点していき、みるみる点差が開いていく。47-35で折り返した。
後半バーレル選手がインサイドアタックで10点差に戻すが、秋田もザック選手へハイロープレイですかさずミスマッチをつく。川島選手はバックカットパスで中山選手がゴールを決める。かとおもえば、中山選手からザック選手へワンハンドダンク。
秋田はボールプッシュが早く、仙台はなかなか走れずに早いバスケができない。保岡選手がいない間、多田選手も存在感を示した。3Pシュート2本を決めて勢いを与えた。
4クォーターで仙台の新外国籍選手、スティール選手があわせのゴールを決め、インサイド攻撃の形を示し、今後に期待を持たせた。
しかし秋田は気持ちよくボールが回っている。仙台はインサイドアタックがが、ときおりバーレル選手が飛びこむも単発だった。またチームファールも普段より少なくディフェンスの圧に欠けた。
秋田のオフェンス力が、仙台のディフェンスをぶち破り、士気を奪ったのか?定かではないが、ケガ人等でチームの再構築は急務の状態だったのは、気の毒だ。
ハイライト動画
ケビンHC代行コメント
今日の試合はタフな試合になると思っていましたが、試合後に仙台の藤田HCにも伝えましたが本来の仙台さんの力ではなかったと思います。もっと素晴らしいチームですし、本当にディフェンスが素晴らしく、統率の取れたチームです。
仙台さんは外国籍選手を含めケガ人がいる中で、新しい選手を入れて初めての試合でしたし、すごく難しい試合だったと思います。自分たちもカンター選手がケガをして外国籍選手が少ない中でかなり苦労したところがありました。田口選手がケガで離脱して、保岡選手も今日は欠場となりましたが、アジャストするのが難しいチームだったと思います。
点差はつきましたが、本来の仙台さんの力ではなかったと思います。そういう中で自分たちが練習をしてきた成果をこの試合で見せられてうれしく思います。前節、長い間勝てていなかった千葉Jさんにもう少しというところで敗れて悔しい気持ちがあり、それを糧にしていい練習ができていたので、それがこの試合で出せました。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17333
最後に
秋田は6シーズンぶりの対仙台戦、11連勝を飾った。もう少し競った試合も想像したが、仙台のチーム事情は悪化していた。緊急で広島から青木保憲選手、横浜エクセレンスからベイリー・スティール選手を招いたが、いきなりアジャストできるはずもないし、秋田にしてみれば仙台の飛車角なして戦ったとみてもいいだろう。
せっかく覚醒してきた保岡選手がねん挫ということで最低1か月は離脱するし、田口選手は今季絶望のなか、秋田とで決して安泰ではない。その中でチーム力を上げていかないといけないし、今日仙台で通用したことが、上位チームに通用するとは限らない。
これ以上ケガ人を出さないで、各人がステップアップをするしかないのだ。その中でカンター選手が復調してきたし、大浦選手は勢いを取り戻しつつあるし、多田選手ももう一息まで来ているのはうれしいニュース。
残り1月は大阪、富山とできれば4連勝を成し遂げたい。んでねー?