昨日の秋田の入りは特に素晴らしかった。しかし、その後は外国籍選手のファールトラブルのせいで急ブレーキ!千葉戦勝利なるか?という期待が大いにあった。なのでゲーム2ではやるべきことが明確になったろうか?

試合結果・速報

2022-23 B1第12節12月4日秋田ノーザンハピネッツVS千葉ジェッツゲーム2

秋田|23|17|17|10|=67
千葉|16|21|20|18|=75

秋田は落ち着いてゲームに入った。千葉もピリッとしたディフェンスから入った。中山選手が3pシュート!千葉はチェックに来なかった。古川選手も3pシュートでポンポンと続いた。千葉の富樫選手が切り裂くレイアップ、スミスからエドワーズへアリウープパスで6-7と一進一退の展開。

昨日と違いアウトサイドシュート一辺倒ではなく、インサイドアタックや、ボール回しからのフリーで3P。ザックへのインサイドパス。そのインサイドザックからアシストで日本人選手がシュートを決めた。

原選手がペイントアタックがザック選手へのオフェンスファール。トラジションから富樫~スミス選手がアタックを、川嶋、田口選手が並んでブロック!オフェンスファールを引き出した。

川嶋選手も状態が良く、いきなりスチールからのレイアップ、3pシュートも決めて28-19とした。その後、秋田はターンオーバーをきっかけに、千葉のペースになりかけたが、秋田は慌てることなくオフェンスの幅を利かせて、かまんしながら追従。

ペイントエリアでザックがゴリゴリ押しながら、飛び込んできた保岡選手へパス。中山選手がスチールでファールをもらい2スローを決めて40-37で折り返した。

ああ、秋田の外国籍選手はまさかの出っ放し。パフォーマンス的には無理をしないで、この二人が起点になって、日本人選手が活躍していく戦術なのか?

長谷川選手からザック選手へパスが通りダンク!44-37.秋田は冷静に今できる最高のオフェンスを展開する。古川選手のユーロステップ。キッド選手も時々ペイントエリア内に侵入をしフローターを決めて50-46。

しかし千葉が秋田の外国籍選手の省エネ運転を見透かし突いてきた。ロー選手の3p、富樫選手からエドワーズのゴール下、50-52。同時に千葉がディフェンスの圧を強めてきて愛かは足が止まってきた。

オフェンスが単調で、タフショットになっている。

秋田は力を振り絞り、伊藤選手のロング2、ザックの2スロー、キッド選手がリバウンドからの3pシュートで57-57の同点にした。キッド選手の意地を見た。そこからシュートブロック、ザック選手へのパス、ダンク!で62-61と前に出た。

さあ、挽回という時に秋田はターンオーバーを繰り返した。5分で4つのターンオーバーを犯した。それには千葉のエドワーズ選手の存在感が光った。リバウンドや、キッド選手への圧力、さらにはタフショット決め切るパフォーマンスがあった。欠場したムーニー選手の代わりとして勝負強さを発揮した。

残り7分43秒から怒涛の10連続得点で71-62と一気に抜け出した。

秋田はいわゆるガス欠状態で勝負あり。千葉のトラジションバスケで体力を削られたが、最後まであきらめないで死力を尽くしたのは事実!67-75で敗れはしたが意味のある敗戦と捉えたい。

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ケビンHC代行コメント

今日の試合も昨日と同じように出だしは悪くなかったと思います。完ぺきではありませんでしたが、すごくいい出だしでした。試合も終盤まで競ってリードを保つことができたのですが、最後の6~7分のところで、正直なところ選手たちがガス欠してしまったと思います。
タフなスケジュールですし、ベテランもいる中でかなり長くやっていたので、最後のところでオフェンスリバウンドを取られて自分たちがディフェンスをする時間が長くなってしまいました。また自分たちがオフェンスに行ってもターンオーバーしてしまうところもありました。
自分たちの課題としては、こういう試合を最後まで勝ち切るというところが重要だと思いますし、次のステップに向けてそこを突き詰めていかないといけません。特に千葉Jさんのような強いチームと戦う際には、最後まで集中力を切らさずにできるかが必要になってくると思います。リバウンドのところだったり、特にディフェンスで最後まで守りきる、ディフェンスリバウンドを取ってそこで終わる、というところまでやらないといけません。
これから試合も続いていくので、チームも成長して、昨日今日の敗戦から学べればと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17230

最後に

秋田はひとつの賭けにでた!今週は水曜日に試合がない。なので外国籍選手を40分間フルに稼働させた。もちろん状況判断でファールトラブルにならないように、最低限の強みを生かした形でだ。

そこか起点になり日本人選手を最大限生かす試みだろう。

されど、その日本人選手のパフォーマンスも、十分には生かしきれない現状があった。そこは千葉のオフェンスでの引き出しが、上回っていた。東地区首位である。一気に畳みかける勝負所はさすがだ。

秋田も今日の戦術は、もしかしたら下位チームには通用したのかもしれない。なのでこの勝負は次回に向けての試金石となったはずだ。

しかしザック選手の疲労も深刻で両ひざをついていた。こんな使われ方はさすがにかわいそうだ。もうこんな起用方法は最後にしてもらいたい!次回週末の川崎戦まで休養を取り、準備をしてほしい。そしてカンター選手の復帰と更なる日本人選手の奮起を期待したい。んでねー?