美技ブロックショット、スチールもある、しかし勝てない!今大手術しないと残留プレーオフが現実味に?

今日は久しぶりにケガから復帰した、中山選手が元気な姿を見せてくれた。それだけに勝利への期待があった。キーナン選手のスチール、コールビー選手は何度もシュートブロックで貢献してくれたがチームは7連敗。チームは勝ちを忘れ、打開できない。一体何が足りないというのだろう?

2019-20 B1第17節1月15日秋田ノーザンハピネッツVS千葉ジェッツゲーム1

秋田|17|19|21|18|=75
千葉|21|19|34|22|=96

前半まではほぼ互角の戦いを展開した。
本当にプレッシャーディフェンスが機能し、相手の攻撃のリズムを乱した。中山選手もまだ親指にテーピングが確認できたが、元気にスチールを狙う様子は何とも頼もしい。

しかしゲーム解説者が言うように後半足が止まり、千葉のオフェンスのギアが上がると一気に11点差を付けられた。

秋田も反撃をしようとするのだが、攻撃が重い。伊藤、野本、コールビー、ニカ選手はアウトサイドシュートを打たないのでそれに対しては外のマークは放置して中を固めにかかられる。

するとペイントエリアに侵入できない時間が出来上がる。

勇気を持ってペイントエリアに侵入して、ラストパスを出すも、読まれターンオーバーからの失点を繰り返した。

ある程度ミスはしょうがないにしても、戦術理解はどうなっているのだろうか?

困難を打開するには必要なことは、一体なんだろう?

試合を繰り返して、課題を克服しながら成長を待てばなんとかなるのだろうか?

しかしながら、プレーをしているのは中高生ではなく、プロとしての立場あるB1選手であるのだ。体力も気力も限界点はさすがに無限ではないはずだ。

個人としての技量はあるし、練習も朝から晩までやる必要はないのでしょう。体力とて、1日2日で仕上がるわけでもない。

今「秋田らしさ」がどんなバスケなのか?混迷を極めている状況のような気がしてならない。昨シーズンも悩んだ状況に類似している気がしてならない。

もしかしたら選手も疑問を感じながらプレーしてはいないのか?だとしたらチームで話し合い戦術を試して、方向を見出していくしかない。

それでも叶わないなら最高権力者の決断も必要な時期に差し掛かっている。HCの戦術はこれでいいのか?選手のチームの成長を促し、化学変化を気長に待つのか?

秋田の繰り返される困難は昨シーズン、経験した後で補強をしたはず。それが実るまでには試練があり、見いだせていない現実が続く。次の手を打たないと「残留プレーオフ」ということが近寄ってくるような気がする。

1月の残りの試合の結果次第で、今後の秋田の方向をシフトしないと時間は待ってはくれない。
バスケットの神様が微笑む努力、方向を見出して連敗脱出し、秋田県民に活力を届けて欲しい。

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