首位宇都宮を追い詰めたゲームプランは次節の千葉に通用するのか?

首位宇都宮を追い詰めた秋田は、最後の最後まで勝敗の行方がわからないゲームを展開した。選手がそろわない中、チームディフェンスは機能した。

2020-21 B1第8節11月11日秋田ノーザンハピネッツVS宇都宮ブレックス

秋田|15|14|24|16|=69
宇都宮|15|21|16|20|=72

前半から両者は激しいディフェンスの欧州で得点が伸びない時間帯が続いた。宇都宮のバックバイオレーションを誘い、大浦選手、コールビー戦手の合わせ、中山選手、デイビス選手の合わせ、大浦選手の3Pシュートで7-0のランに成功した。

じわじわと宇都宮が詰め寄るが細谷、コールビー選手のピック&ロールがはまり秋田も離されない。

秋田はたびたびゾーンディフェンスを敷くが、宇都宮は3Pシュートを効果的に決めて、点差を広げにかかる。秋田は粘りのオフェンスリバウンドでコールビー選手、デイビス選手が存在感を示した。

その2次攻撃で秋田のミドルシュートやペイントエリア内の得点は、宇都宮を上回った。

相手のロシター選手を最後までディフェンスで苦しめた。シュートの精度を弱めたしギブス選手のゴール下をも防いで見せた。

チームファールは秋田より宇都宮が多かった。

後半は秋田は躍動感を見せた。積極的に早い仕掛けで翻弄した。

中山選手ミドル、長谷川選手ドライブ、ワンスロー。デイビス選手シュートブロックから野本選手が一気にドライブ、ワンスロー、伊藤選手レイアップで45-44の逆転に成功。

5点リードで最終クオーターを迎えた秋田は勝利の予感があった。伊藤選手のミドルシュートの精度は素晴らしかったし、ノーマークの3Pシュートを長谷川選手も決め切って62-58。

しかし要所でのフリースローを外したり、3Pシュートの精度が勝負の分かれ目になった。あと一歩届かない敗戦は悔しい念が残った。

デイビス選手は相当悔しさをにじませていた。最後整列した際に、きているユニフォームを破りそうな気配だった。彼も試合を重ねるごとにアジャストしてきている。コールビー選手とのゴール下の存在感は相手にとっては脅威だろう。

コールビー選手も円熟期だ。オフェンスにも一皮むけた感がありあり。そしてリバウンドは初めて来日した時の鮮烈なイメージが戻ってきた。

そして次節は千葉2連戦。11月はこれにて終了だ。千葉には長い間勝利していない。勝利目前まで行くが、富樫選手に逆転の3Pシュートを決められたシーンを思い出す。

移籍した秋田出身の田口選手にも昨シーズンよく決められた。さあ、今度は秋田はやり返すことができるのか?今のシステムは千葉の破壊力抜群のオフェンスに通用するのか?

シューター陣は奮起できるのか?デイビス選手は躍動できるか?見ごたえ十分なアウエーでの2連戦になる。悪くても1勝1敗。

まさかの連敗、内容がコテンパンだと、新戦力獲得に動くかもしれない。

伊藤駿選手のコメント

「昨シーズンや開幕当初に比べたら、チームとして一人ひとりが少しずつではありますけどゲームを分かって来たと感じます」「外国籍選手も含めて、全員が勝負どころ理解して挑まないとこういう競った試合は落としてしまうし、宇都宮はみんなが締める部分を分かっていると感じました」
引用https://news.yahoo.co.jp/articles/d2972b5a9bcb1ad984bbd2f60221321c31db2cd4?page=2


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