秋田は前の試合で東京に勝っている流れを宇都宮にぶつけたかったが、前半で勝負あった。プレシーズンマッチでは勝利しているものの、宇都宮の強さを改めて思い知らされた。
2019-20 B1第11節12月11日秋田ノーザンハピネッツVS宇都宮ブレックスゲーム1
秋田|8|10|20|25|=63
宇都宮|19|19|21|22|=81
勝敗は前半で早々に決まってしまった。20点差から打開するのは至難の業。選手は必死に喰らい付き打開しようと試みたが、シュート精度がどうしても、あがらない。逆にホームの宇都宮は内、外と効率よく決めるし、ホームアドバンテージを差し引いても、宇都宮は秋田戦の準備をきちんとしてきたと見て取れた。
秋田は早い時間に「こんなはずでは」感であせり飲み込まれていったように感じた。このおもいオフェンスになってしまう原因はどこにあるのでしょうか?
そうさせない宇都宮のディフェンスが凄い!ということなのですが、試合の解説者は「ボール回しが出来ていない、遅い。」と盛んに話していました。
対する宇都宮のそれは早いパス回しがてきているので、秋田のディフェンスをかいくぐりフリーのコーナースリー。
秋田の時間も時々はある。ターンオーバーからの細谷選手のレイアップ。保岡選手のロングレンジ3pシュート。しかしそこから詰めれない。
ストレスがたまり、ニカ選手、なにか暴言吐いたのかテクニカルをもらう。中山選手は指から出血。流れはもう秋田に来ない。
まあ、当然と言えば当然か。王者は手堅く点差を考えたゲーム運びを淡々とするだけ。
秋田は出来れば東京に勝った流れで、もう少し宇都宮を慌てさせて欲しかったですね。準備不足の感のまま、着の身着のまま試合に入ってしまった。
まっとうな試合ができたのは後半になってから、、、。
しかしバスケットの試合は恐ろしいものですよね?改めて感じました。あれよあれよと点差が開いていく時間。でも20点差を逆転するチームも存在します。
やはり常日頃から戦う集団としてのツメを研いでいかないといけないですね。この敗戦の意味を忘れないで、かみしめて欲しいし、年末に宇都宮とホームで連戦ありますが、結果を出すことが最重要な課題です。
そうしないといつまでたっても出入りの激しい試合になるし、チャンピオンシップ出場は夢で終わるかもしれません。まあけれど、昨シーズンより成績が良ければロウキュウ侍てきにはいいと思っています。1段1段、登っていけば。
不遇の時にこそ実力は試される
ただ、チャンスは自分達でつかむもの。そして努力すれば与えられるもの。現状ではまだまだ足りていないことを、王者宇都宮は教えてくれています。
一度心をリフレッシュして、今週末名古屋とは、秋田のやりたいバスケをやり切って欲しいと思います。