千葉ジェッツの快進撃が止まらない!初めて栃木に連勝した攻守の破壊力は凄まじいとしか言いようがない。今が黄金期の始まりなのかもしれませんね。
先発組とベンチメンバー共に遜色なく、プレーに安定感がある。日替わりでヒーローが誕生し、選手一人一人の気合いも途切れない。
とりわけポイントとなる選手は富樫勇樹選手だ。彼のピックアンドロールから繰り出す仕掛けは、相手のディフェンスを置き去りにする。
自分で活路を見出すかと思えば、ノールックパスで翻弄するし、手に負えないスピードを持っている。
チームに勢いを与える、ジャンプして3Pをどれだけ決めただろうか?
マイケル・パーカーや、ギャビン・にとれだけアシストしたろうか?
また今季ハピネッツから移籍した田口成浩選手。セカンドユニットからの出番ですが、持ち前の明るさとガッツで、プレータイムを確実に増やしました。
彼はペップHCから学んだディフェンスの成果を、千葉でもいかんなく発揮しています。
加えて3Pのシュートの思い切りの良さ、迷いのなさはまた一段とクオリティーが増しています。彼のパスを受けてからの、いわゆるキャッチ&リリースが物凄いスピーディーになっているのを確認しました。
彼は千葉に来てから、相当に努力を重ね、同時にメンタルを鍛え、チームにアジャストしたい一心で過ごしてきたのだろうと思います。そしてそれは秋田県民へのメッセージを発信しているのです。
不慣れな環境で、腐ることなく、自分のやってきたことを信じ、努力を信じ、メンタルを作る作業を淡々と。
ならば秋田ノーザンハピネッツのミッションは、その二人がいる千葉ジェッツを来季初対決において、徹底的にたたくのみ!なーんて強いことを言ってしまいましたが、今季終盤の試合で4クオーターまでリードしていた試合がありましたが、そのレベルを来季数段上がるチームに仕上げることで、そんなに困難な問題でもなくなると思います。
⇒ほらね8連敗も実はペップもハピネッツにほくそ笑む!千葉にも有効!残7試合から目が離せなくなった事実とは?
まずはニカ・ウイリアムス選手がルールが変わらなければ、千葉のマイケル・パーカー選手(帰化選手)と同じ扱いになりますので、バリエーションが増えます。そして、両外国人選手も契約継続なれば、ある程度計算が出来ます。
そうなると、後は日本人選手の層の厚さが最大のテーマです。もう、今季の失敗はありえませんので。千葉や栃木、A東京と互角以上戦うには何が何でも、改善しなければならないところですね。不安よりも楽しみマックスです。