ペップHC

うーん今日はビックリポンですね。秋田ノーザンハピネッツの元HCのペップ、ジョゼップ・クラロス・カナルス氏がB2福岡のヘッドコーチに就任しました。

むう、秋田を離れた理由としては「家族との時間を大事にしたい」とのことで2年間で秋田を去りその後、バーレーン代表のHCとしてバリバリ指導していたと、、、思っていましたので、全くの寝耳に水でした。

ましてや、報酬の面でも福岡は頑張ったのだと思います。いろんな条件をクリアしてのペップHCの決断があります。秋田のことよりも目の前のミッションに最善を尽くすのもプロであります。

もちろん、日本に来ていただいたことは大変嬉しいですし、ケンゾーHCとしてもどこか心強いところもあろうかと思います。

B2福岡は現在成績も低迷しています。秋田もB2時代ではお互いに高勝率を分け合い、B2優勝は福岡が成し遂げました。B1には同時に昇格しましたが、その時の対戦では秋田は雪辱を果たしています。
超気持ちいい!カディームコールビーが残り11,2秒福岡をダンクで粉砕!B2決勝のリベンジを果たす!

ペップが来た以上は恐らくチームスタイルは秋田や渋谷と同じタイムシェアをしながらプレッシャーディフェンスを優先させたカラーを目指すと思われますが、うーん、実際付いていけるのか?心配要素もあります。レバンガ北海道から移籍したドブラス選手やスタイルの違う城宝匡史選手が果たして対応できるのか?ある意味いばらの道なのかもしれません。

また複数年契約としたら、来季以降の選手の入れ替えも当然視野に入れているでしょう。まさかコールビー選手が移籍?なんてことになきにしもあらず?かもしれませんね。

いずれにしても日本バスケ界にとって、彼が存在しているということはなにかしらいい影響もあると思います。

ペップHCのコメント

福岡に再び戻る事が出来き、非常に光栄です。私には3つの明確なゴールがあります。目の前のゴールはまず勝つ為に必要なチームの姿勢を変える事です。中期的なゴールとしてはBリーグのベストなチームになっていく事。そして最終的なゴールとしては日本の五本の指に入るチームにしていく事です。それを達成するには沢山の方に会場に来て頂き応援して頂く事が必要です。皆さんにお会い出来る事を楽しみにしています!
引用https://r-zephyr.com/news/detail/id=14011

親愛なるみなさまへ
あの忘れられないシーズンを共に経験したみなさんへ、この度秋田ノーザンハピネッツとの契約合意に達し、再び秋田に戻ることをご報告いたします。

まず、昨シーズンあのようなすばらしい経験をさせていただけたこと、選手、スタッフ、水野社長やフロントの方々、そしてファンのみなさん、秋田ノーザンハピネッツに関わるすべてのみなさんに感謝の気持ちを伝えたいです。

昨季ヘッドコーチに就任したとき、私たちが達成する目標はB1昇格だと誓いました。そして、みなさんと共に戦い、その目標を達成することができました。
またそのとき、秋田ノーザンハピネッツが最終的に目指しているのは、日本一のクラブになることだとも言いました。そして今こそ、また新たなチームを構築し、トップレベルのチームに対して私たちの力を試していく時です。

秋田ノーザンハピネッツはBリーグの台風の目になれると思っています。
チームは昨シーズン同様、ひとつひとつ、すべての試合で全力を尽くしていきます。
みなさんもご存じのようにB1での戦いは簡単なものではありません。
でも私たちは恐れません。ですからもう一度みなさんとひとつになって、”出だし”から「秋田らしさ」を”全員”で発揮していきましょう。

近々またお会いできるのを楽しみにしています。
ペップ
引用https://northern-happinets.com/news/45065/

秋田時代とのコメントを並べてみました。

まあ、確かに就任の決意表明はその通りでありますが、未来は不覚的要素がどうしてもありますので。プロはある意味契約期間の結果がすべて。日本人が好きな義理や人情は及ばないところでもあります。なので一喜一憂はしたくないですが、もう少しやって欲しかったと思う時もあれば、ある日突然解雇もあるし。

秋田にして見れば、B1降格しないで済んだ最低限の仕事はした時点で、モチベーション的に難しかったのかもしれないし、一息つきたかった部分もあったろうに感じます。

ペップ氏はスペイン人の熱い血が流れているので、情熱的に語り掛けるのがベストなのかと。このままではB3降格に陥る福岡の現状は危機的であって、大手術が必要な環境に身を投じる今がジャストマッチであり、ジャストタイミングだったのかもしれません。

現状維持を嫌い、あくなき向上を見つめる人。なのでプレーに覇気のない選手には遠慮なく物を申す。そんなペップ劇場からも目が離せませんね。

しかし我らが秋田ノーザンハピネッツは、秋田のスタイルを確立しつつ、前を向いて目先の試合で結果を残すのみ!それしかありません。ペップにいい報告をしつつ、我が道を行くのみで在ります。

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