秋田ノーザンハピネッツは現在行われている天皇杯バスケットゲームには無関係であり、次回の1月15日の千葉戦に向けて休養と戦術理解に向けて準備をしていると思う。(天皇杯は川崎、滋賀、宇都宮、渋谷がベスト4へ)
対する千葉も天皇杯では早々に負けて連覇を逃し、同じ立場でレギュラーシーズンのチャンピオンシップ出場に向けてこちらも準備しているのでしょう。
千葉も調子は上向きで、調子に乗せたら破壊力抜群のオフェンスがある。元秋田の田口選手の3Pシュートも安定感を増してきた。加えてアシストも息が合ってきた。
秋田とて、戦力は負けてはいないが、怪我による白濱選手、中山選手の不在はやはり痛い。その中でのゲームプランをどう立てて戦うのか試練は続く。
立て直し準備期間は今与えられているのだから、なにかしら策はあると期待したい。お互いが手のうちを知っているのだから、如何に相手のやりたいバスケをさせないかが重要です。
千葉は早いバスケを得意とします。ファストブレイクからの攻撃は多彩であります。もちろん秋田もそうです。ディフェンスからのファストブレイクが多ければ多いほど流れを引き寄せ、有利な試合展開に持ち込めます。
心配なのはオフェンスの停滞。
ペイントエリアに侵入できず、パスを外で回しすぎてタフショットを打ち、リバウンドを相手に取られて2次攻撃が遮断される悪循環。ここで一期に走り突き放すのが千葉の得意とするところ。
秋田は離れないで我慢して付いていき、勝負は最終クオーターで勝ち切りたい。もちろんその前に突き放して12、15点差で勝ちたいのは山々です。そのためにはアウトサイドシュートの精度は必須ですよね。保岡選手、細谷選手、古川選手に期待します。
やるべきことは明確ですし、選手の伸びしろは現在ただ今もそうですので、勝つ可能性はあるし、自信を持って戦ってほしいですね。
昨シーズン、ペップ時代残り時間わずかなところで田口選手が上空にボールを上げたり、富樫選手の逆転3Pシュートで惜しくも勝利できす、あとわすかのところでした。
それはフリースローだったのかもしれませんし、3Pシュートの精度かもしれません。ここぞ!という時のオフェンス&ディフェンスであり、決して40分間の継続にこだわらなくてもいいと感じています。
得点の積み重ねではミスしたら後に響きます。だからといってビビる必要はないし恐怖心はいりません。ハピネッツは永遠のチャレンジャー!「一発かましてやるぜ!」でいいですよ!
まずは、いいふりこがねで、これまで無いくらい選手同士で激しく言い合いながら練習してみてけれ!今までのゲームを振り返り、やっぱり、本音でぶつかるいい機会。大人の対応だけでは先に進めないこともあります。
そして納得して歩み寄って本当のチーム力が出来上がる気がします。
世界はなんだかきな臭いですし、そんな悪いニュースを吹き飛ばす、ガッツあふれる試合でぜひ今年初勝利を千葉からもぎ取って欲しいです。