スティーブ・ザック選手がシーズンが始まってしまったが、10月11日(火)に入団会見が行われ、思いの丈を口にした。すでに試合ではビッグマンとして秋田に求められている自分の役割を知っているようだし、Bリーグにも適応しつつある。

他のチームの外国籍選手の分析もしていて、これからますます、パフォーマンスが上がっていくだろう。以下は公式サイトからの引用です。

【#00 スティーブ・ザック選手 会見でのコメント】

まずは、秋田ノーザンハピネッツの一員になれたことにすごく感謝しています。
Bリーグは前から気になっていました。レギュレーション上、外国籍選手が3人しか登録できない中で、ほとんどが経験を積んだベテランのビッグマンたちがプレーしている印象です。その中で自分もB1のチーム・秋田でプレー出来ることが嬉しいです。
私はキャリアの中で3回優勝を経験していますが、その中で平均20得点以上を取ったわけではなく、リバウンド、スクリーン、コミュニケーション、パス回しなどスタッツには残らないところで泥臭くプレーすることが長所だと思っています。
チャンピオンシップ出場は最低限の目標ですので、最終的には優勝を目指していきたいと思います。

【Q&A】

Q1:ファンの皆さんにはどんなところを注目してほしいか?

まずはアグレッシブさ。泥臭くプレーするところやリバウンド・ルーズボールなど40分間気を抜かずに集中してプレーするところです。
あとはピックアンドロ―ルやポストアップもしっかりでき、バスケットIQも高いと思います。

Q2:秋田での暮らしは?

自分が育った場所がペンシルべニア州の田舎のところなので、人も少ないし、みんなの顔を知っているような小さな町だったので、どちらかというと秋田のような静かな町が好きです。
バスケの選手としても、いろんなことに誘惑されずに集中でき、秋田ノーザンゲートスクエアもすごくいい練習施設で環境が素晴らしいと思います。

Q3:チームの雰囲気は?

素晴らしいと思う。特にアウェー戦が続く最初の4試合を3勝1敗で乗り越えたというのはチームとしての強さや結束力を見せられたと思います。
チームに合流して数週間しか経っていませんが、初日から温かく迎えてくれました。
全員が仲良く、笑顔が絶えないチームというところが強みだと思います。

Q4:秋田もしくは日本で楽しみにしていることは?

秋田ではいろんな自然を体験してみたいです。特に冬になったら温泉もすごくいいと聞いています。
秋田はどこに行っても美味しいものばかりなのですごくいい生活ができています。
日本については歴史を学びたいので歴史ある色んな所にも行きたいです。

Q5:背番号の由来は?

自分はプロバスケットボール選手ですが、生まれつき運動能力が高かったわけではなく、どちらかというとどんくさい子供でした。
そこから努力をして頑張ったからこそ今の自分がいるので、生まれつき能力を持って選手になれたわけではないよという自分への戒めも込めて、「ゼロからのスタート」という意味で0番にしています。

何度も見ていたいアリウープダンク

確かにゴール下の競り合いや、ブロックショットでは審判の判断でファールになり、ある程度慣れは必要だ。しかしそれだけではなく視野が広く、アシストにも貢献できるのは強みだ。ゴール下からのキックアウトで相手の意表を突いたパスが何度かあった。

いずれにしろ今週末は島根との対戦が楽しみだし、強豪との試合も見ごたえがある。秋田の歴史をチーム一丸で帰るシーズンにしてほしい。