現在秋田は東地区では14勝14敗で4位につけている。勝率5割の、これ自体はギリギリの所だと思う。最近ではチームディフェンスの遂行力が備わってきつつあるものの、ターンオーバーやフリースローを落とす、もったいない試合もある。
またモラン、メコウルの外国籍も安定しつつあるし、ガディアガも試合慣れしてきて、ペイントアタックに磨きをかけている。
前節広島の試合後にケンゾーHC、田口選手が語ってくれたのを要約してみた。
後半戦に向けてケンゾーHCのコメント
ムラをなくしていくっていうのがまず一つですね。毎試合自分たちのディフェンスっていう部分を、表現しながら弱い部分を出さない。(後半戦のカギは)得点力です。
「どんな状況でも勝ち切る」っていうことが大事だと思っています。
僕たちの自分たちの色を出せている試合、「ディフェンスから」という部分は僕たちにしかできない部分だと思っているので、そこをしっかりやりながら、秋田らしい粘り強い、いいバスケットを表現していくのが大事かなと思います。
CSカムバックへ向けて田口選手のコメント
ディフェンスをして、ディフェンスリバウンドを取る。(ディフェンスリバウンドを)取るには、相手を入ってくるものに対して、入らせないようにボックスアウトする。まず、ここまでがディフェンス。大事。
みんなが同じことを思いながらオフェンスするっていうことが接戦のときが一番大事ですね。
バスケットは流れのスポーツですので、いかにこのだめな時間を作らないかということが一番鍵になる。
連勝したいチームが、「絶対に負けられない」という気持ちで来るチームには、それをさらに(気持ちで)上回らないと勝ち切ることができない。フィジカルの差が出てくると思います。
オフェンスの面だったりとか、もったいないことがすごくありすぎるので、そこはやっぱり次節30試合を終わった後に「もったいなかったな」って言わないように、今できることをしっかりするということを心がけたい。
引用https://news.yahoo.co.jp/articles/d5c0c464e1f79124f04e6eca000e9271c5302603?page=2
最後に
後半戦に向けて、秋田のやるべきことは明確になったと思います。それらをチーム一人、一人共有することで、チーム力が熟成していくと思う。そうしながらアグレッシブにプレーもできるし、チームによってフリーになった場合はどんどん仕掛けてほしい。
他のチームみたいに、個での打開、1オン1での仕掛けも正直、うらやましいと感じた。(今も多少ある(笑))でも秋田はいわゆるスコアラーは必要としないチームだなって、逆に唯一無二の存在なのかなと思う。
今週末はいよいよ東地区1位の宇都宮との戦いだ。改めて示された秋田のチームプレイを存分に見たくなった。