ペップHC

出典:http://picbear.online/tag/%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83…


ハピネッツは東地区上位との連戦で、猛スピードでチームの仕上がりが上がってきていることを見逃していませんか?確かに7連敗いう不名誉な記録を作ってしまったのかもしれません。

しかし、ゲームを見る限り、明らかに化学変化が見えます。少しずつではありますが、選手を見ればわかります。

それは、忘れもしない、当時最下位だった滋賀レイクスターズに2連敗してしてしまったときのこと。もちろん勝つつもりでアウエーに乗り込んだのですが、流れが悪いまま、修正できないで散ってしまった。

⇒ワースト勝率滋賀になんてこった3連敗!どうしてハピネッツはこんなにも弱くなった理由とは?

その連敗がいまにたたっていると、思われるのですが、まあ、偶然はないし、何かしら意味はあるというもの。

( ̄▽ ̄)ペップのコメント

⇒点差はついたように見えるが、内容的にはいい勝負ができたと思うとある意味手ごたえを感じていたのだ。

ましてキーナン選手も「自分たちは今日もハードにプレーできたので、最後まで全力を出してやっていくしかない。」とチームの状況は決して悪くないと感じているようだ。

では、何がどう変化したのか?

これはハピネッツの戦い方はまずは、後にも先にも激しいディフェンスがベースとなります。40分間全てにおいてです。しかし下位チームに負けるとき、継続できないクオーターがあります。

ボールのないところでのファールやターンオーバーが原因であり、まして追い付けるとの慢心もあったのかもしれませんね。ジワジワ引き離されるスピードも鈍かったので、かえって術中にはまって行きました。「こんなはずでは、、、」との思いの空回りで、最後まで修正できずに連敗しました。

そんな一抹の心の甘さを、強豪チームとの連戦で、自覚を促された感があります。

40分間集中をして戦う姿勢を保つこと。それをタレント軍団にぶつけないといけなくなりました。

ある意味過酷で、言い訳も立つのかもしれません。選手の質も違うしね。負けたときは疲労感で、がっくりと肩をおとし、うなだれていましたからね。今はある意味善戦し、少しは追い詰めた高揚感もあると思います。

でも、試合を重ねるうちに、リードをするようにもなったし、逆転したクオーターもありました。強豪チームの選手に学んだのです。

それはまず第一にリングに向かう強い気持ち。今までとは明らかに違います。ためらわずリングへ!それは白濱選手や保岡選手、野本健吾選手といった日本人選手はもとより、両外国人選手までもが意識して向かうようになりました。向かうことで何かが生まれ作りだされます。

すんなり、すり抜けてシュートを決めることもあれば、ファールをもらえることもある。後ろから走ってきてリバウンドを獲得し、フォローする選手もいるかもしれない。5人全員がそんなエナジーを持つようになると、ハピネッツの時間がやってきます。

そしてペイントエリア外でのボール回しを早くして、相手のディフェンスが整う前に攻撃を早くした。中山拓哉選手や長谷川暢選手の好アシストが出てきました。

そうした一つの連携が、強豪との連戦で体に叩き込まれつつある状況を作り出された感があります。

後は細かい部分、ファールの回数がやっぱり多い。ここぞという時のシュート精度や、ゴール下へ侵入する駆け引きや状況判断。これは選手同士の信頼を深めて、よく声をかけて改善していくほかはないと思います。

以上のことから、一皮むけつつあると思います。

だとしたら、4月3日ホーム開催の千葉ジェッツ戦がある意味楽しみでもあります。勝つに越したことはないのですが、どれだけ迫れる戦いをするのか?ニカ・ウイリアムス選手が帰化して日本人選手としてデビューする日も近いと思います。正直、一泡ふかせたいですな。

長谷川暢選手の千葉ジェッツ戦試合前のコメント

前回は予想以上にリバウンドから持っていかれた。自分達のターンオーバーの質も悪かった。選手一人一人が我慢して、ディフェンスで決めさせないようにしたい。

水町亮介選手の引退セレモニー

2010年の旧BJりーぐから8季に渡ってハピネッツに所属して昨シーズン限りで引退した水町亮介氏の引退記念セレモニーが同時に行われます。今日の千葉にはかつて一緒にプレーした、富樫選手、田口選手、現役時代のチームメイト、ゆかりの人たちからのビデオレターも上映されます。

18-19 B1第32節4月3日ハピネッツvs千葉ジェッツ試合結果

今日は中山拓哉選手は休養日。ハピネッツの外国人はキーナン選手とドワイト・コールビー選手の先発で始まった。
いきなりドワイト・コールビー選手のゴール下へのパスが通りシュートが決まりだした。お互いトラジションの早い展開。

キーナン選手は今日通算1000得点突破。

今日のは入りは千葉が外の精度が悪く、ハピネッツには助かっている。そんな中今日は白濱選手が果敢にリングに向かって結果を出している。

富樫には成田正弘選手がマッチアップ、いいディフェンスをしている。白濱選手が3P,リバウンドからの速攻をキーナン選手が決める。ハピネッツは最近では見られなかった、1クオーターからアグレッシブに展開している。

ましてハピネッツはリバウンドも取れているし、千葉は受け身に回っている。

2クオーターもいきなり千葉の24秒バイオレーションを誘発、粘り勝ち。キーナン選手の3P,&スチールからのレイアップで28-18の10点差。

千葉も外のシュートを捨ててインサイドへパスを入れてきた。それでも今日のキーナン選手は止まらない。3Pを決めて31-24。千葉も流れるようなゴール下へのパスでシュートを決めて流れを引き寄せようとするも、キーナン選手があっさり3Pで37-26。千葉はキーナン選手を止めれない。

明らかにハピネッツはこれまでとは違うオフェンスをしているし、戸惑っている。時々富樫選手の個人技でレイアップ。千葉も慌てないで対応しようとしている。畳かける時間を待っている。ハピネッツは二ケタ得点差を維持したい。

前半のハピネッツは日本人選手のゴールへ向かう姿勢とキーナン選手の爆発が見られた。

3クオーターはキーナンのゴール下、ドワイト・コールビー選手の鬼ブロックショット46-34。野本健吾選手も1対1で決める。日本人選手のドライブから外国人のリバウンドといった図式が出来ている。50-36の14点差。これまでファールも少なく我慢している。

ハピネッツはキーナン選手がフェイクを入れてシュートをして、エドワーズをファウルトラブルに追い込む。後半もハピネッツの激しいディフェンスは維持されている。

野本健吾選手がリバウンドから一気にドライブで53-39。連続でリバウンドからレイアップ。こんなオフェンスはまだ見せていなかった。

富樫選手もキレのある個人技でレイアップ。秋田は、オンザコート0になった途端、千葉が待ってましたとばかり、点差を縮めだした。勝負所と見た。64-60の4点差。

4クオーターは富樫選手の個人技で64-62。白濱選手の3Pでお返し。田口成浩選手が3Pでやり返す。大事なところの3Pを決めるのはさすが。

ハピネッツは2点差までも詰め寄れれるも、ドワイト・コールビー選手のゴール下で72-65。しかし、そのドワイト・コールビー選手がファールアウト。これでハピネッツは一気に不利になってしまう。

残り30秒で富樫選手の3Pで83-84。千葉が最後の最後で勝利をもぎ取った。
秋田|23|21|20|19|=83
千葉|18|16|26|25|=85

試合後のペップのコメント

今日はシーズンの一番初めに千葉さんと対戦した時(2点差で敗れた試合)と同じような試合だったと感じています。第4クォーターでドワイト・コールビー選手がファウルアウトするまでは、自分たちがゲームをコントロールできていたと思います。

今日はターンオーバーを抑えることができ、その分相手のチャンスを減らすことができたと思いますし、負けてはしまいましたが、特に長谷川選手、白濱選手、成田選手、保岡選手、野本選手など日本人選手たちのプレーが非常に良かったことがとてもうれしいです。

これまでプレータイムが短かった選手にとってはこのような戦いは簡単ではないと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=14206
強い精神力で戦えたことは高く評価できる。次も同じ気持ちで向かってほしい。

キーナン選手の試合後のコメント

自分を含め、選手全員が集中して戦えた。100点満点中、110点の出来。素晴らしい。

野本健吾選手の試合後のコメント

今日はやるべきことは実践出来たと思う。

最後に

うーんハピネッツは本当に良かった。これってもしかして一皮むけました?そうかな?
今日、中山拓哉選手が出ていたら、勝利していたのかもしれませんが、いや、今日はこれでいいのだろうね。

確かに今のハピネッツは悠長なことは言っていられないけれど、強豪との連戦で、確実に戦い方を身に付けつつある。これまで出なかった選手が、伸びだしたのは対戦チームに与える影響は大きいと思う。

のこり7試合。バスケットボールの神様はどんな神仕組みを、見せてくれるのか?この8連敗でも順位が変わらないのは奇跡ですよね?

でもそれを味方につけるのは選手の努力しかない!春の嵐を見せてくれ!

⇒【動画】2019/4/3のハピネッツ戦で田口選手が終了間際のまさかの行為についてブースターは呆れて怒り心頭?

⇒強豪に勝つハピネッツの戦い方みーつけた!