「この下手糞!」田口選手の発言に残り9試合でハピネッツ日本人選手よ奮起せよ!このままじゃ終わらいね!


元ハピネッツの田口成浩選手が3月30日の栃木戦で言う。
「ディフェンスがダメだったら出れない、それは自分の中で学んできました。自分は下手糞なんだ、ディフェンスが悪いんだと初心に戻って。同じポジションの選手のディフェンスをよく見て、失敗して学びながら成長できた」ーと。「後半の出だしで遠藤選手が当たり始めたので、自分が何とかしてリズムを変えられればと、強い気持ちを持って守りました。少しは変えられたのかなと思います」
引用:https://basket-count.com/article/detail/19750 

千葉という環境を、昨年8月から決意をもって挑戦しています。プレータイムはハピネッツ時代の半分以下であります。でも腐らずに緊張感をもって毎日過ごしています。優勝に近いチームにいるといった慢心はないのですよ。あるのは向上心!「もっとうまくなりたい」という純粋な思いのみであります。

その思いで、3Pシューターとしてまず、自分が決めなければという自我を消してチームのためのディフェンスから1から作り直した。ハピネッツで染みついたものを捨てて、千葉ジェッツのチームメイトをつぶさに見、どんな動きをしているのかを学び、その結果プレータイムを伸ばすことに成功しました。

さすれば、ハピネッツの今いる日本人選手よ!今B1での環境にワクワクしているのか?びくびくしているのか?疲れ切っているのか?うーん、しょうがないとか思っていて練習しているのか?日頃の態度が選手の未来を決定します。

なぜ、出れないのか?B1レベルに達していないから。だったらどうするのか?漠然と練習しても目に留まりません。がむしゃらしてもダメです。そんな練習は嘘つきますから、本番の実践で。自分の足りない所と、求められる所。

⇒ダルビッシュ有の名言!頭を使わない努力は普通に嘘つくよ

現在、東地区の強豪チームとやれていること。密度の濃い時間を過ごせていること。あり難くないですか?
同じポジションの選手の一挙手一投足を自分と比べて「ガン見」して吸収しているはずではないでしょうか?ですよね?

成田正弘選手よ、いつもありがとう!

名古屋でのキレの良さに磨きかけていますか?激しいディフェンスをかいくぐり、ガードとして、オフェンスの組み立てや、自分としてはどうリングに向かう姿勢をアピールするのですか?千葉の富樫選手みたいにスピードをもって切り込み3Pを打つ姿にあこがれませんか?努力すれば出来そうではないですか?

下山大地選手よ、いつもありがとう!

3Pの名手ですが、田口選手の後釜になれとはいいませんが、ディフェンスやインサイドで切り込む術を体得しようとしていますか?視野を広げて泥臭く、張り付くようなディフェンスをファールにならないように実践してみませんか?

ハピネッツは中山拓哉選手を筆頭に30分以上プレーしている選手が4人。これじゃあ、後半ガス欠になるのは目に見えています。強豪チームはそこを見逃しません。

ここぞという時にガツンとプレッシャーをかけ、ガード陣に襲い掛かり、ボールを奪いに来ます。連動したオフェンスが秋田のディフェンスを上回ってくるのです。だから前半リードしても後半に逆転されたら、追いかける気力も体力も限界であります。

疲れているかもしれませんが、東地区上位チームの選手はどんな努力をしているか?今一度将来を見据えて確認してほしいと思います。

ハピネッツで、タレント集団になれとはいいませんが、選手として後悔しないで頂きたいです。せっかくB1に来ていろいろ景色を見、学び、一緒にチームとして戦い、やれることは今しかないし、時間も限られています。

ハピネッツの日本人選手が激しいディフェンスを実践しながら二ケタ得点という確実な目標のために心と体を鍛え上げる必要があります。ましてハピネッツは選手が短い時間をタイムシェアしながら戦うチーム。短い持ち時間を100%のパフォーマンスを求められるわかりやすい特徴です。

チャンピオンシップに進むチームは、激しいディフェンスでパスミス、トラベリング、ターンオーバー。ちょっと待ってと言っても40分間密度が違います。流れは一気にかわります。相手のミスを期待できません。そもそも体力、気力が数段違います。ここぞというスピードと精度がないと、いる場所はありません。そんな人たちの集まりです。

ある意味バケモノですよね?でもそれこそが地元に感動を与え、勇気を与えています!選手たちの頑張りは秋田県民に直で素直に届いています。来シーズン他からもオファーがくるような選手にならないともったいないですよ!!!

イチロー選手みたいな努力は蚊帳の外でしょうか?同じ人間ですけどね?元ジャイアンツの松井秀喜氏は言っています「努力出来るも才能かな」と。努力も才能、センスなんですね!

そしてそのセンスを磨くのが、日々コツコツと鍛錬を重ねていき、化学変化を起こすことを信じるのみです。

⇒田口成浩選手がハピネッツを去らなければならなかった衝撃の理由とは?

18-19 B1第31節3月31日ハピネッツvsアルバルク東京試合結果

ハピネッツは白濱選手のドライブで先制し、コールビー選手も連続で続いた。アルバルク東京の24秒バイオレーションを誘発し、出だしから激しいディフェンスは昨日から継続している。

先発した野本健吾選手も、アグレッシブにプレーをしているしているものの、じりじりとまたパス回しが遅くなって、オフェンスの終わり方が悪くなって、逆にアルバルク東京はしっかりと決めてくる。

キーナン、中山拓哉選手が早々にファール2で不安を残した。

2クオーターも白濱選手のドライブでゲームの入りで1点差、コールビー選手のドライブで逆転するも、アルバルク東京はリバウンドからの速攻で、引き離しにかかってくる。

同時にハピネッツはファールが重ねだし、悪い癖。フリースローを与えだす。中山拓哉選手が我慢できず、4つのファール。

後半はキーナン選手がゴール下へ飛び込んで決めると、激しいディフェンスでアルバルク東京の24秒バイオレーションを誘発。
ここにきてリングへ向かう姿勢が出てきた。白濱選手のアシストでキーナン選手が走り込んでバスケットカウント、ワンスロー。これで7点差に詰める。

アルバルク東京のディフェンスで仕掛ける前に、中山拓哉選手がオフェンスを早くしている。テンポが良く、流れるように選手が躍動してきた。

キーナン選手のレイアップで5点差
コールビー選手のミドルで3点差
白濱選手のドライブでファールをもらい1点差
キーナン選手のタフショットで1点リード!

むう!これでアルバルク東京が目を覚ました感が。田中大貴選手の状況判断が光る。こんなときにどんなプレーをするべきか?レイアップ、ミドルと連続得点で流れを引き寄せる。

勝負の4クオーターは、気迫あふれるドライブでリングに切れ込んだ中山拓哉選手がオフェンスファールで5つ目で退場!
それでもコールビー選手のゴール下で4点差まで詰め寄った。

長谷川暢選手もファールアウト。無駄なファールという感じではなくて、精神的強さで向かった結果のファールに見えた。今後増々強くなる予感が。

それでも、ここ度という時のシュート精度で引き離される。ハピネッツは日本人選手が波に乗れない、得点が伸びない。外国人選手のキーナン選手が30得点もしている。

最後はアルバルク東京が試合巧者ぶりを見せた。個々の選手層の厚さそのままを出しきった。

秋田|14|12|20|17|=63
東京|17|19|17|26|=79

ペップの試合後のコメント

どちらのチームにとってもタフな試合になったと思います。点数としては大きな差がついてしまいましたが、競ることはできていたと思います。ファウルトラブルがかさみ、特にポイントガード2人がファウルアウトしてしまってからの後半の多くの時間帯は、勝つには非常に苦しい展開になりましたが、チームは最後までよく戦ってくれたと思います。
私たちのような若く成長中の選手が中心のチームが、日本代表レベルの選手たちにバランスキー選手や質の高い外国籍選手も加わったアルバルクさんのようなチームを打ち破るためには、少しのミスも許されないということを改めて感じています。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=14202

最後に

今日の戦いは、ハピネッツはよく戦ったと思います。今いる選手で、最大限の努力を発揮したと思います。確かにターンオーバーや、ミスもありましたが戦う姿勢は見て取れました。

強豪との連戦がもたらす意味もあったように思います。この強い気持ちは、必ず報われる時が来ると思いますので、選手間で色々意見交換をして、信頼を深め、気持ちを切らさずに練習をしてほしい。

⇒残留プレーオフでハピネッツが勝利する理由

⇒強豪に勝つハピネッツの戦い方、見つけた!