デイビス受難!秋田はスタイルを見直す時期!どうして災難ばかり襲うのか?

2021-22 B1第4節10月24日秋田ノーザンハピネッツVS群馬クレイサンダーズゲーム2

秋田|16|16|21|32|=83
群馬|26|24|33|17|=100

秋田はゲームの入り、いきなり分間に3Pシュートを連続で決められた。今日の試合に賭ける群馬の強い心を感じる試合の入りだった。

キーナン選手やジョーンズ選手を起点にして、インサイド、アウトサイドシュートを精度よく決めていく。

秋田のチームディフェンスは全体的に「ソフト」な印象を感じた。トップの位置からプレッシャーをかけてはいるものの、ペイントエリア内で穴か開く。なので簡単に侵入を許し得点を重ねられる。そんなシーンが続いた。

キーナン選手への対応も甘くなり、リングに迫る危機を封じようとデイビス選手がとび上がり、グリン選手も続いたが、それがアンスポーツマンライクファールになった。

デイビス選手のハッスルプレーかもしれないが、今のは「危険と、隣り合わせ」との判断ができれば、やり過ごし、次のオフェンスで取り返せばいいだけのこと。大人の判断ができないと、一事が万事、この先も秋田は爆弾を抱えることになる。

彼の昨シーズン、B1にアジャストし、安定感をもたらしたシュートブロックなどの守備はどこへ行ったのだろう?

それこそがチームディフェンスが機能していない証拠だったかもしれない。以前の秋田では考えられない「穴」が何度も空いている気がした。

そんな中で、今日は秋田のシュートが決まらない。アウトサイドシュートの精度は落ちている。インサイドも群馬の網に引っかかり、思うようなオフェンスができない時間が増え、フラストレーションが大きくなっていく。

時々個の選手がインサイドアタックで打開を図るが、秋田だけセットオフェンスに苦しみ、無得点ですぎる時間は、昨シーズンを簡単に思い出させた。

選手同士の接触も増え、外国籍選手の「言葉」のやり取りもあったか?見えた。タイムアウト後、群馬のジョーンズ選手が秋田ベンチに近づき、何かをデイビス選手に話し、それにデイビス選手が言葉を荒げるシーンが少し見えた。

審判らは協議し、二人をテクニカルファール扱いとし、デイビス選手は累積で退場となった。まんまと術中にはまってしまったのか???武士道精神を学んでもらいたい。

その後、秋田の外国籍選手はグリン選手だけになり、勝負が決まった。

普段プレータイムの少ない選手の試合展開ではあるものの、その中で秋田の多田選手が3Pシュートを6本決めて会場を沸かせたのは幸いだった。

この秋田は今シーズン、アウトサイドシュートへの活路を生み出し、実践をし、それなりの効果は上げていると思う。しかしその一方で、生命線のディフェンスが緩んでしまっているかのようだ。

秋田改革の象徴ともいえる、アイバーソン選手がいない中、アウトサイドシュートも決まらない時、これほど苦境に追い込まれるとは、、。相手チームにすれば攻略するのはたやすいはずではないだろうか?

少なくても先の渋谷戦ゲーム2で見せた、アイバーソン選手無しで戦って勝利したチームディフェンスはどこに消えたのだろうか?

開幕してから、「俺たちはできる」とかの選手に「驕り」は、なかったろうか?

秋田はもう一度原点に立ち返り、今季目指すチームのシステムを再点検をしてほしい。その傷口が大きくならないようにしなくてないけない。

次回は水曜日横浜戦ではデイビス選手は出場停止、秋田の精神力が再び問われる。下を向いてはいられない。

ケンゾーHCコメント

試合開始から群馬さんの勢い、トランジション、ペイントエリアを止められずに試合が進んでしまいました。
今日もフィジカルな試合になると思っていましたし、その中でフラストレーションを溜めないようにしようと話していましたが、前半でデイビス選手が退場。
インサイドがグリン選手とワン選手のみでサイズが小さくなり、チームとして厳しい状態になってしまいました。
こういうゲームになると分かっていた中で、自分が選手を守ってあげられなかったというのは申し訳ない気持ちでいっぱいです。
後半、苦しい状態でしたが、最後まで戦ってくれたメンバーはよくやってくれたと思います。
次節10/27(水)横浜戦は、より厳しい状況になるので、自分たちがどうすれば勝ちに向かっていけるかにフォーカスをして、しっかり準備していきたいと思います。
引用https://northern-happinets.com/news/detail/id=16265


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