第94回天皇杯で三河と三度激突!コールビーうっぷんダンクシュートが今日のハピネッツを物語る


ハピネッツは昨日の天皇杯で滋賀と対戦しましたが序盤攻守が噛み合わず、結局は相手チームのファールアウトに助けられた感があります。今日の三河戦は激戦必至、相手は同じチームに3連敗は出来ない強い気持ちで向かってきます。今回はハピネッツはアウエーの立場、よりチームの結束が試されます。

中山拓哉選手のコメント

「試合の入り方をしっかりしないと、すぐにリードを広げられる強い相手。これまでの結果は関係なく、ディフェンスから頑張りたい。」

ペップHCの助言

滋賀戦では前半からなかなか攻守が噛み合わず終盤まで苦しんだ。すべてにおいて修正すべき点がある。

第94回天皇杯12月2日vsシーホース三河試合結果

うーん、ハピネッツは1クオーターで、動きが固く、最近にないゲームの入りが悪すぎた。逆に三河は外のシュートが高確率で決まり早々突き放しにかかる。立て直したいハピネッツでしたが、パスミスや簡単なシュートを何回も外した。「ゴール下のシュートは難しい」とはよく言ったもので、小気味よくジャンプシュートを繰り返しても決まらないときは本当に決まらないのですね。時折激しいディフェンスで、ターンオーバーからの速攻を見せるのだが、シュートを外す。そんなもどかしい展開が最後まで続いてしまった。よくぞ、三河は100点ゲームまで追求してもおかしくない勢いがあったのですが、20点差をキープしたまま、明らかに最後は流した感じがする。そんな空気の中、パスカットからコールビー選手のダンクシュートは、さぞかし悔しい想いのうっぷんを晴らそうとする豪快さが感じられた。それにしても、今日は気迫と決定力の差があまりにもありすぎた。金丸選手に42得点って。
負けるときは、悪い流れの一方的なゲーム展開になってしまうところが、少し心配であるけれど、シーズン中のゲームの方が大事。でももう少し内容的に競った試合の方が後々、イメージ的にもいいと思う。

秋田|10|13|19|14|=56
三河|25|14|26|11|=79

小野寺選手のコメント

「気持ちよく打たせてしまった。守備で自分達からしかけないといけない。」「次はチームでしっかり守りまずディフェンスのプレッシャー、アグレッシブさを出したい。」

ペップHCの注目発言

「相手の強度が我々よりもはるかに上だった。リーグ戦を含めて4連勝中で心の緩みがあった。

最後に

確かに続けて三河と対戦するのも、モチベーション的も難しいです。だからゲームの入りが固くて、快勝した時の動きは見られませんでした。こうも違うものなのか?不安になったし、恐らく選手自身ももどかしい気持ちでプレーしていたと思います。逆に相手は何が何でも勝たないと面目が立ちません。本当に強いチーム、例えば栃木さんは悪いなりにもゲーム内で修正し、勝ち切る。負けたとしても同じチームに連敗しない。ハピネッツは若いチームで、まだムラがあるかもしれませんが、これを一つの良い経験として、また明日から練習を開始してほしいいと思います。