今シーズン初対決の琉球戦。琉球は現在14勝5敗で西地区2位の強豪。秋田としては上位チームとの対戦で、現在のチーム力が問われる試合になる。最近では攻めるディフェンスの強度に関しては、40分間保てる試合があってもオフェンスでどうしても停滞する時間があり、解消されていない。3Pのシュートはもちろん、フィールドゴールも精度を欠く場面は深刻だ。ロースコア展開に持ち込んでも、勝ち切るスタイルを発揮できるか?注目したい。
試合結果・速報
2024-25 B1第12節12月14日秋田ノーザンハピネッツVS琉球ゴールデンキングスゲーム1
秋田|14|16|21|16|=67
琉球|23|12|13|15|=63
秋田はするすると、ガディアガ選手がフローターを決めモラン選手のアタックワンスローで、まずますの出だしだったが、琉球のリバウンドからの速攻で前へ出る。何といってもクーリー、カーク選手のツインタワーを持つ琉球のリバウンドは脅威だ。
ライスナーがボールムーブからの3Pで17-23とすると、ガディアガ選手がシュートブロック!ドライブからモラン選手がダンクを決めた。
ライスナー選手が3Pを決めると元秋田の小野寺選手もお返しのコーナー3Pシュート22-35の13点差が付いた。
それでも秋田はペイントアタックで2スローを獲得しながら、じわじわ追い上げると中山選手がスチール、ドライブで30-35の5点差まで戻した。
後半は相手の目先を変えるいきなり赤穂選手のドライブワンスローで幕を上げた。琉球は松脇選手の3Pが決まり追い上げ体制と思われたが、モラン選手がカーク選手の上からワンハンドダンクを叩き込む。ライスナー選手が3Pを決めてから連続で、ピック&ロールでまたしてもダンクでチームにエナジーを与え続けた。
琉球はややディフェンスの足が止まりつつあるように感じた。すると中山選手のスチールが飛び出し、モラン、メコウルのアリウープでファール2スロー、中山選手の3Pで49-48の逆転に成功した。
最終クォーター、琉球は3ビックラインナップを敷いて、高さを出すと秋田はスピードで対抗。一進一退の攻防は見ごたえがあった。しかしメコウル選手がリバウンドで勝ち取ったが、何か審判に言葉を発して、テクニカルファールに。
それでも秋田は中山、モランのホットラインでペイントを攻める。琉球はビッグ3継続。小野寺選手のアタックで55-54の1点差に。
モラン選手がリバウンド勝負でクーリー選手から奪うと、クーリー選手がオフェンスファールで3。熊谷選手が球出しの際、カーク選手に当てて、マイボールから3Pを決めて56-54と前に出た。これは神プレーでしょう。
琉球は個人技でロー選手が躍動。3Pや荒川選手がドライブで58-59と再逆転。
さあ、勝負の時間、熊谷選手が3P、モラン選手のリバウンドで63-60。最後は秋田がファールゲームで田口選手の、フリースローの得点を守り切り67-63で逃げ切った。
ハイライト動画
モラン選手の神プレー
ケンゾーHCコメント
中山選手の今のチームについて
最後に
ゲーム序盤の結果を見る限り、琉球の強みで負けてしまうのか?と思いきや、秋田は琉球がやられたことのないディフェンスでロースコア展開に持ち込んだ。これは見る方からすれば「玄人が唸る展開」となるはずで、秋田は琉球の強みを消していく。
過去千葉にもこの戦術はハマった実績がある。
リバウンドだけを比較すると、50-36で圧倒的に琉球が支配したのも、想定内だったということか?
今日はとりわけ、モラン選手が攻撃でエナジーを与えてくれキャリアハイの23得点!私的には中山、田口選手のやり取りが功を奏したと思う。この下支えは秋田のスタイルを熟知した助言がチーム一丸となって遂行した秘策でもある。
他のチームが無しえない、戦術がやっと花開こうとしている。あなたは見逃してはいけない。
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