秋田はアウエー北海道との開幕戦。ケンゾーHCがリクルートした熊谷選手、赤穂選手、藤永選手がいない10人でのやりくりとなった。これは東北カップと同じ戦いになる。あれから2週間でどれだけチーム力、戦力アップしたのか?秋田の本気度がわかる。
試合結果・速報
2023-24 B1第1節10月7日秋田ノーザンハピネッツVSレバンガ北海道ゲーム1
秋田|23|18|8|20|=69
北海道|11|13|15|20|=59
秋田は序盤北海道の目が覚めない間に古川選手の先制パンチがすごかった。3Pの連続シュートが決まり13-0のランに成功する。ディフェンスの強度もさらに凄みを増して北海道はターンオーバーを繰り返し、秋田は早いバスケが出来ていた。
残り4分42秒でベンチメンバーが出て田口選手のカットインで23-4と大きくリード。古川選手は5本の3Pを浴びせた。
2クォータは秋田も所々でパスミス。ターンオーバーがひどくなり秋田はタイムアウト。これだと一気に流れが北海道に傾いてもおなしくはない。島谷選手のシュートタッチが良く26-14と反撃が始まった。
ウィリス ジュニア選手のドライブ、ウェルシュ選手のミドルも決まりだした。秋田はこの時間帯得点が止まった。
秋田のクロケット選手もドライブからのエンドワンを獲得し31-18.決して中への意識がないわけではないということを証明した。そのエナジーで秋田は保岡選手、長谷川選手の3pが決まり主導権を渡さなかった。
後半は北海道の攻撃にエンジンがかかる。
ウィリス ジュニア選手の3pや島谷選手のドライブで連続得点。49-44の5点差にした。ここからは我慢比べの一進一退。
田口選手のアリウープパスをベイカー選手がダンク!田口選手も初めての3Pを決めて57-48。後半だけを見れば28-35で北海道がリードした。秋田は後半の戦い方でややガス欠したが、総合力で上回った。
ハイライト動画
秋田ビッグプレー動画
ケンゾーHCコメント
古川キャプテンコメント
最後に
今日は古川選手の爆発量に尽きる。秋田は波に乗った攻撃を仕掛け、成功した。しかし過去北海道に3Pを効率よく決められて大敗したゲームのある。あくまで3Pは水物だ。しかし放たないと決まらないので、たとえ外れても自信をもって打つことだ。
まだまだ秋田は荒げ刷りだが、外国籍選手に頼らない戦い方は見ていて楽しい。チーム一丸となっている。
ゲーム2はまた違う展開になると思うが秋田のオフェンスの仕掛けもまだまだ出てくるはず。熊谷選手、赤穂選手、藤永選手がそろうまで勝利することができれば、確実にステップアップしたといえよう。